祐徳博物館のサイトで、今年の春の作品展の日程が公開されていました。
・3/29~5/5
陰の合言葉は「祐徳さんに言うとくよー」。
昔から朝が苦手。今日も今日とて無慈悲にたたき起こしてくるアレクサに対して「アレクサ、スヌーズ」、「アレクサ、スヌーズ」、「アレクサ、スヌーズ」と三回繰り返してようよう起き出し、シューベルトの曲を再生してもらいながら「アレクサ、10分後にタイマー」と頼んでうだうだ。先日植木鉢の整理をした反動か、腰もちょっと痛かったため、サポーターを装着し、朝食を済ませ、さて鹿島錦教室に出かけるかと準備を始めたんですが、いつも織り台を入れていくムーミンのランドリーバッグが見当たらない。目覚めが遅すぎて探す時間などないということで、皆さんお気づきでしたでしょうか、私が今日織り台を兵庫県芦屋市の大丸の紙袋に入れて持参していたことを。どうせ平日だし誰もいないからいいよねーと気楽に出たのに、鹿島市の健診と重なっていたらしく(鹿島市何回健診するん?)、結構な人出。ちょっと恥ずかしかった。大丸の大きな紙袋を持って移動するのは辛かった。
ところで自分の織り台を持っていくのは久しぶり。くわえて、私にとっては今年最後の参加ということもあり、皆さんの錦をじっくり拝見したのですが、やはり刺激になりますね。色にしても、図案にしても。この色をこうさすとこんな感じになるのかとか、この図案で織るとこういう風に見えるんだとか。もっと勉強しないという気になれる。
それと、あにはからんや、今日初めて糸が切れた場合の正式な対処法を知りました。途中で貼ったらいかんかったか。猛省。
久しぶりにお会いできた方が退会されるなど、悲喜こもごもではありましたが、行ってよかったかな。次回は来年総会からの参加になります。多分1月に行けるのは総会だけ。
※健診帰りに織りを覗いて行かれる方がちらほらいらして、ちょっとした実演気分。興味をもってくださってありがとう。
※年末といえば芝浜や掛取り。市馬師匠の掛取りはやはり歌( *´艸`) 16分頃からです。
※今日の気づき
中休みが一日入るというイレギュラーな開催日程となりましたが、2022年度の鹿島市文化祭もつつがなく終了。2F音楽室にして開催された鹿島錦保存会作品展にも大勢の方のお運びを頂戴いたしまして、会員一同喜ばしく存じております。僭越ながらあつく御礼申し上げます。私もお茶をいただいたり、短歌や俳句を覗いたり、普段話す機会がない火曜教室の方にいろいろ質問したり、充実した時間を過ごした次第です。田中さん主催の文芸誌「金木犀」200円だったようで、買っておけばよかったかなあ。
昨日はy-chiさんのご友人で五行歌詠みのちのっぷすさんもご来場(‘ω’)ノ しかもストラップ作りを体験されたとか。先ほど覗いたら写真もアップしていらしたので、是非ご一読くださいませ。実は製作体験は当初の予定では一日五名だったんですが、担当会員の皆さんが勧誘上手でいらした(A先生談)とかで、体験しましょうそうしましょうと、追加追加で結構な数の方が製作に挑戦されたそうです。こちらも有難い限り。どうぞ家宝にしてくださいまし。
高校の同級生、鹿島市議会の現議長の松田君も立ち寄ってくれたようで、感謝です。考えてみたら、卒業した年の夏のクラス会以来、高校の同級生のほとんどと顔を合わせていないのですね。もうあれから三十年ですよ。はやいはやい――てか恐ろしい( ゚Д゚)
鹿島錦保存会の次の行事は12/8と9の鹿島市特産品まつりの展示販売になります。祐徳稲荷神社の参集殿でお火たきに合わせて開催されます。こちらもよろしくお願い申し上げます。
腰に爆弾を抱えつつ、搬入に行ってまいりました。今年は突っ立っている時間の方が長く、ほとんど役には立てませんでしたが、皆さまお疲れさまでした。「重かとば抱えんといかんけんが、痛めたとばいねー」なんてお声掛けもいただきました。言えなかった。「床の上のゴミを拾おうと前かがみになっただけでやりました」なんて、口が裂けても言えなかった。
作品総数は124点前後。当番ではなかったため、また聞きでうろ覚え。127点。下げ額、バッグ、袱紗、名刺入れ、木目込み人形等、会員諸氏の力作ぞろいですので、是非開催期間である3日5日6日のいずれかにご来訪くださればと存じます。最終日の展示は五時までとなっています。去年早じまいしていろいろあった模様です。申し訳ない。
展示品の中で私的にツボだったのは、東京の会員さんが出していらした胴掛。拝見したときに「おおおおお」となりました。佐賀錦と銘打った平織りの胴掛はネットでも買えますが、鹿島錦の綾織の胴掛は始めて見ました。息子さんのために作られたという話なので、錆金(マット調の反射の少ない本金)だったのかな。
長唄の皆さんがご覧になったら、私同様「おおおおおお」となること請け合い。
それと、準備後に知ったんですが、会期中、一日限定五名様に、鹿島錦の根付の製作体験をしていただくのだとか。ほらもうワクがムネムネしてきた。そういえば、大先生が会場にいらしていたときは、必ず文化祭前に十数個仕立てて、「あなたにあげるー」と、来訪された方に渡されていたんですよ。涙。
久しぶりにいろんな錦を見て、刺激になりました。私も今夜からまた織ろう。単色ばかりになずんでもいけないですね。でも今の銀はさっさと終わらせたいので単色オンリーで織るでよ。
※贅沢な名だねえ。