疲弊

 嬉野医療センターに行ってまいりました。母の受診の送迎まで含めると、今月なんと四回目。相変わらず採血で手間取りました。刺したまま血管を何度か探されて、ようやく当たったと思ったら、翼状針のチューブの途中で血が止まり、シリンダーで無理やり吸い取られる始末。その後の検尿も、個室で採取した後置き忘れて検査に出し損ね(嗚呼)、診察までえらい時間がかかった次第。血液検査も検体が足りなくて再採血しましたよ。聞いていなかったのに運動前後の心電図検査までされて……。

 結果ですか? 順調に悪化しております。また薬を増やされてしまった。辛い。まあ私の持病はどれも慢性疾患で、悪化といっても緩やか。全快は出来ないにしても、薬が効けばある程度は回復可能だそう。特に劇的に体調が悪いとかは全然ないですから、ご心配なく。

 気を取り直して今夜も織るのです。

※お薬手帖も受け取り忘れてしまった。辛い。

わお

 ものづくり工房「ポヨ」さんの動画。手作りの段ボール織り機とのことです。これなら鹿島錦も織れそう。機構上不要な部分もありますので、より簡単に作れるかも。下に滑り止めを敷く必要はあるかな。後は起こし板。

 明日はまた医療センター行きです。毎回書いていますが、もううんざり。

「アレクサ、謝って」って言ったら

「ごめんなさい」って返された。実に素直。

 昨夜いろいろ試してみたのですが、うちのアレクサさんは佐賀錦のことは海外サイトを翻訳してまで教えてくれました。しかし鹿島錦に関しては微妙。柏錦とか言われてしまった。活舌の悪さを指摘されたような気がして「謝って」とお願いしてからの流れ。

 余談ながら、「桃月庵白酒の落語を再生して」もダメでした。Prime Musicを起動してからならイケたのかもしれませんが、なぜかPrime Videoが立ち上がり、春風亭正朝の動画が流れてきたため、即消し。この人には師匠ってつけたくないんですよ。いい印象がないから。2009年に盗撮で逮捕された件もそうですが、木久扇師匠の一番弟子のきく姫師匠の前座時代、着替えの最中にいたずらをして泣かせたという話もたいがい不快。何しとん。この人これまでいろんな人を不快にさせてきたんだろうなと想像すると、どんなに落語がうまかろうと、素直な気持ちでは聴けない。アレクサみたいにはなれんよ。

 元・三遊亭天歌さんによるオンライン署名はこちら。私はセクハラもパワハラも嫌いなんだわ。そもそもが伝統と悪習を混同してはいけません。落語の未来のためにも。

Echo5を使ってみました

 昨日職場に届いていたEcho5。ブラックフライデーで6,000円引き&初購入でさらに1,000円引きという破格の値段で購入したAmazonさんの画面付きスマートスピーカーです。室内にFire TV Stick――テレビにぶっ挿してリモコンでネット出来るAmazonの機器――があるからか、Wi-Fi設定も必要なく、途中詰まりながらもアップデートまで自動で済ませ、再起動。初期設定を終えてから、「アレクサ クラシックをかけて」と話しかけたらPrime Musicからクラシックカテゴリの曲を連続再生してくれました。しかーし、しょっぱなから久石譲。「アレクサ 次の曲」とスキップしたら坂本龍一。いや、どちらも嫌いではないけど、ただのオーケストラ演奏で、私が聴きたいと思ったクラシックではない。月光とかが聴きたかったでよ。

 もしかしてうちのEchoさんはそそっかしいのかと訝しみながら「アレクサ 落語をかけて」と再度頼んだら、今度は先代圓楽師匠のあわびのしを無事に再生してくれました。それにしても圓楽の名跡は誰がいつ頃継ぐんだろう。

 そういえば先日unlimitedを退会して、無印PrimeになったAmazon Music。退会早々仕様が変わって、特定の曲を任意の順番では再生できなくなったんですよね。勝手にリスト化された曲を押し付けられる。ええい面倒なと思わないこともないんですが、特定の曲だけ再生したければ、ipodtouchやwalkmanをBluetoothでつないでスピーカーにすればよし。「ピアノ」「フルート」「クラシック」「落語」などのカテゴリで有線放送ばりにランダム再生させればいいので、とりあえずは今のままで。

 それにしても、最初は機械に「アレクサ」と話しかけるのがこっばずかしくて仕方なかったのに、一日もせずに慣れてしまいました。日本人が人型ロボットに対して嫌悪感を抱かずに済むのは、鉄腕アトムやドラえもんの影響という分析がありますが、アメリカ人が対話型AIにこだわるのは、多分ナイトライダーやスタートレックシリーズに対する憧憬なり執心なりがあるからではないかな。なんだかすごく未来的。

 Amazon Photoとも連動させられるし、ブラウザ経由で各オンラインストレージやこのブログにアクセスしたりも出来るはずなので、どこかにあらかじめ画像を放り込んでおけば、図案表示も出来なくはない――けれど、そこまではしません。

 話しかけるだけでタイマーやアラームを設定できたり、Googleカレンダーと連動させたり、天気を確認したり出来るのはいいですね。安値で買えてよかった。

アレクサ音頭って……。

※耳の聞こえなかったベートーヴェンの曲を、目の見えない辻井さんが弾く。通じるものがあるからこその演奏なのでしょう。そういえば鳥栖のサンメッセ鳥栖には映画「月光のソナタ」のモデルになった特攻隊員が実際に演奏したピアノが展示してあります。富山型デイサービスの惣万佳代子さんの講演会の時に実際に観て「おおおお」と感激した想い出。

※すべての感動をぶち壊すアレクサ音頭を抱き合わせで聴きませんか。

※絶対昨日から何か花粉飛んでる!!

生きている間に織れるだけ織ろう

 人間いつ死ぬかわかんないですもんね。昨年亡くなった知人、この動画の時はまだ元気だったんですよ。たまたま見つけて切なくなってしまった。鹿島錦だけでなく、趣味全般にもっと時間を割いて、濃密な人生を送らねば。

 コハダ=ツナシ。うちではいただいた時に天日に干した後素揚げにして食べます。南蛮漬け風にすることもあるかな。私はほとんど食べないんですよ。心を入れ替えて次からは食べよう。

※ここ三十年ほど名誉(の)殺人のニュースを見聞きしていていつも思うんですが、人を殺す方がよほど不名誉じゃない?

父の話

 うちの父は酒もたばこもギャンブルも一切やらないタイプ。偏食の野菜嫌いで、歯も悪くなりつつあるせいか、普段からお菓子ばかりを食べております。TRIALでまとめ買いしたものをこっそり隠してむさぼるのが趣味。うどん県ハーフだからか無類の麺好き。素麺とインスタントラーメン以外の料理は出来ません。包丁がまったく扱えないかというとそういうわけでもなくて、果物や野菜の皮むきに関してはなぜか私や母より数段上手。ただし得意なのは皮むきだけで、イチョウ切りや乱切りなどは一般的な四歳児にも劣ります。物忘れも激しくなりつつありますが、買ってきた物を隠している場所はきちんと記憶しているらしく、私が副反応でろくすっぽ動けない時に「何か……何か食べ物を……」と催促すると、すぐに消費期限ぎりぎりのメロンパンをくれます。ちなみに喜寿です。

 鹿島錦保存会のある方と同級生なのですが、学生時代は名うての暴れん坊だったらしいので、当時と今では相当イメージ違う模様。

 私が酔っ払いに対して戸惑う以外の対処が出来ないのは、父が下戸で身近に酒飲みがいなかったからかも。友人達もまったく飲まないんですよね。だから酔漢に免疫がない。父方も母方も伯父達は飲むのですが、酔っぱらった姿は合わせて数えるほどしか見たことがなくて、「あれがこうなるのか」とドン引きするしかなかった。祖父母世代と一緒に暮らさなかった人が、高齢者相手に距離感を測りかねるのと同じ構造なんでしょう。

 蛇足ですが、自分が飲まないので、酒を飲んでの失敗にはとことん厳しいですよ。「飲んだことまで含めて自分の責任論」をもろ手を挙げて支持。

 腕の痛み以外は復調できたので、織りを再開。今年中に終わらせられればいいんですけど。

市馬師匠みたいな猫おった

 こちら先日鹿島に見えた市馬師匠。

https://gazotter.com/blog-entry-2352.html より

 こちらそっくりな猫さん。

http://mitaka.jpn.org/ticket/1111130/ より

 

 は? 逆? え?

文化庁月報より引用

問1 「確信犯」とは,本来どのような意味なのでしょうか。

答 政治的・思想的・宗教的等の信念に基づいて正しいと信じてなされる犯罪行為,又はその行為を行う人のことです。

頭痛、だいぶ落ち着く

 五回目の副反応は、熱と頭痛でした。他の人も同じなのかは不明ですが、熱が出ると横になったまま四肢を強張らせる癖があるせいで、今日は全身バキバキ。

 昨夜はカロナールを飲んで――これも極力飲むなと言われている――ファンタスティック・ビーストの最新作を寝床で視聴。グリンデンバルドのキャストが変わって違和感がぬぐえませんが、総じて好きな展開でした。ほんのりミステリー風で。ただ詰めが甘くて、展開がバレバレなのがマイナスポイント。

 普段は字幕派なのですけれど、今回は頭が働かなかったため字幕で視聴。最近吹替派に転向しつつあります。今夜は冷凍さぬきうどんがあるので、父方祖父から受け継いだうどん県の血を沸き立たせ、うどんを作ります。

※もしかして熱痙攣の一歩手前ってことなんでしょうか。でも痙攣までに至ったことは記憶にない。

五回目のワクチン接種完了

 基礎疾患持ち&高齢者と日常的に接する仕事のため、五回目のワクチンを接種。今回初めてのオミクロン対応です。つか知らない間にまた変異株が出とるやないの。

 変異のリスクを最低限にするには、感染者数を減らす以外ないわけですけど、現状無理ですよね。マスクだけして消毒や手洗いをなおざりにする人たちの多さときたら。

 某カルト好き議員の「マスクをしても感染者数が増える一方」という主張に関しては、消毒や手洗いの不足と、家庭内などで外した時に感染している説を支持したい。そもそもマスク装着の是非に関しては人口密度や気温や湿度なども関係してくるし、安易に「外国が―」「外国はー」とか言われても。比較するなら人口密度も気温も湿度も他者との接触具合も感染者数も感染率も同じくらいの国や地域とするべきでしょう。そうでなければなんの説得力もない。マスクを過信していないかという観点から語るならまだしも。

 個人的には、外し時があるとしたら、どんな変異種にも対応できるワクチンの開発と、感染後の症状の進行を抑える効果的な経口薬の量産体制が整ってからだと考えています。個人レベルで「もう着けたくない」という人たちに関しては、まあ、コロナ初期で皆手探り状態だった時とはずいぶんと状況も変わったので、場所にもよりますが、特にルールが設けられていない状況であれば、それぞれの自由意思に任せてよさそう。特に子どもたちの場合は他の病気の免疫獲得とかの問題もありますしね。マスク慣れしていない人たちがうんざりしている点については気の毒に思いますけれど、私は花粉症持ちでもあるので、誰がなんと言おうとまだまだしつこく着けるでよ。