脱マウスを目指してみようか

 私が最初に買ったPCは、Windows95のインストールされた東芝製のノートタイプ。当時はまだ国内製造で、販売価格もどえらい高かったのを覚えています。メモリは32MB、HDDは2GBなのにン十万。今のスマホよりはるかに低性能でしたが、PCカードスロットなどのワクワク要素もそれなりにありました。初めて買ったPCくらいは、壊れていて所持していれば良かったかなと今更ながら思いますが、とっちらかるので処分時に撮影した写真で我慢。

 初PCの影響か、基本的にはノート派ながら、仕事その他でデスクトップを使うことはあります。今鹿島錦を織っている防音室内にデスクトップを置いているのは、単に織り台の邪魔にならないように段差を設けて置けるのと、処理能力ゆえ。自室ではノートを使用。

 現状どれにも当然のようにマウスをつなげていますけど、始めてから四半世紀以上になるのに、ショートカットキーをろくすっぽ覚えていないというのはいかがなものかと、関連するネット記事を読んで猛省した次第。今のところ実際使っているのは、Ctrlと一緒に押すC(コピー)、X(切り取り)、P(印刷)、W(ファイル閉じる)、S(上書き保存)、V(貼り付け)、N(新規ファイル)と、Windowsキーと押すD(デスクトップ表示)、L(画面ロック)、それからネットでダウンロードしたエクセルとかワードの編集ロックを解除するAlt+Enter→k→Enter。

 手首や肩凝りにも良さそうですよね、脱マウス。もちろんマウスがあった方が便利な場合も多々あるわけですが、頻度が高いキーだけでも覚えようかな。目指せ五十の手習い。

※着物のリフォームの通信教育のテキストが届いたけど、まだ開いていないんだわ。まあ、ぼちぼちやります。

「日本」という国には差別が存在しないそうです 

 そこはとても美しい国だそう。どこにあるんでしょうね、そんな差別の存在しない美しい国日本。私も出来ればそこに引っ越して生涯のんびり穏やかに過ごしたい。美しい国で美しい錦を織り続けたい。ゴダイゴがかつて歌ったガンダーラみたいなところなんでしょう、きっと。

 そういえば、学生運動から共産主義に傾倒した知人のおばちゃんがかつていましたが、その人によると「北朝鮮の強制収容所の話は西側諸国が流したデマで、人権侵害など何一つ存在しない」とのこと。文字通り真顔で断言していましたよ。ネタではなくて。平成十年頃の話。同じ文脈でキューバも中国も人類の理想郷だと熱く語られて辟易。もともとネットで知り合った人だったし、一回友人と三人で一緒に動物園に行っただけ(謎)で絶縁して久しく、おそらくもう生きている間は関わることもないでしょうから、その点はいいんですけどね。

 右も左も曲がり過ぎたら壁にぶつかるんだわ。現実から乖離した妄想という壁に。物事はほどほどが一番。

 冷静かつつぶさに自分の置かれた状況を観察して文字通り過不足なく認識するためには、相応の努力が必要なわけです。柔軟性のない主義主張に陶酔して安易に自身の思考を放棄しないように、私も気を付けなければ。

※愛の国ガンダーラがインドにあるという歌詞は、悲しいことにガセでした。家出するならガンダーラと幼心に決めていたのに。昔は八戒といえば西田敏行派でしたが、大人になった今はとん平八戒も味があっていいなあと思えるようになりました。敏行八戒はいささか前に出すぎ。

※遅咲きのツツジ(アザレア?)も咲きました。毎年この子だけ遅い。染め分けっぽかったり、絞り咲きっぽかったり、個性的な咲き方をする株なので、挿して増やそうかなと思っています。

「鍋島篤子」で検索してみる

 興味本位のレベルですが、デジコレさんで鍋島篤子の名前で検索をしてみました。しかーし、鹿島錦の本丸の柏岡の方に関してはヒットせず。無念。まあ国会図書館内限定資料を除外しているので仕方ないか。

 かいつまんで結果だけ書きますと、鍋島家には篤子の名を持つ女性が数名存在するらしく、鹿島錦を創始した柏岡の方は小城の鍋島直愈の娘。他には蓮池藩主の娘で福山藩主阿部正桓に嫁いだ方や、映画女優になられた方も。

 私が一番興味をそそられたのは、三番目の映画女優山本眞理江。新協劇団を退団後に東宝ニューフェイスとして映画二本(銀座の踊子龍眼島の秘密)に出演され、さらに健康上の理由でモデルに転向。なんとナベツネこと渡辺恒雄氏と結婚されたとか。そんなところにも鍋島家。

京都の佐賀錦手織り体験はどうなったんでしょう

 コロナ禍前に開催されていた、京都の佐賀錦手織り体験会。株式会社幸山商店さんの主催とのことですが、住所の一部を見て今更ながら( ゚Д゚)となりました。

 樋 口 町 。

 大先生(´;ω;`)ブワッ ちなみに堀川松原のバス停が一番近いらしいです。市バスも京都バスももう長いこと乗っていませんけど、すでに電子マネー払いになっているんでしょうね。SUGOCAも使えるかな。最近イベント関連を再開されているようなので、また京都で佐賀錦体験が出来る日も来るかもしれません。

 プリペイド型電子マネーは普段nanacoくらいしか持ち歩いていませんが、SUGOCAも念のために財布に入れておいた方がいいかもしれない。

伸ばしてみましょうそうしましょう

 まずもって膝裏を。無努力のためなんちゃって毛管運動も一応続けていますが、そもそもの毛管運動の目的の一つが膝裏を伸ばすことだと知り、「だったら直接伸ばした方が?」と思い立って実行。この手のことには行動力を発揮するタイプです。とりあえず試しに膝裏をマッサージガンで刺激してから、両手を添えたストレッチリングを足裏でロックしつつ、膝を伸ばして戻してを長めに繰り返してじっくりほぐしてみたら、長座の状態から前屈して、オデコが膝に付きそうなくらいに体が柔らかくなりました。まだ一回目なのにね。よきかな。時間もそんなにかからないので、この手法に寝返ってもいいかも。

 それはそうと、最近お風呂に浸かったり、陽だまりにいるとやたらと心地よいのは、やはり代謝が落ちているからなんでしょうか。ほんのりリバウンドしているのもそのせいかも。食事量は相変わらずなのに。まあ、まだ60kg前後を延々とうろうろしている状態なので、本格的に体重が再増加しないように気を付けます。

※明日からうちの親は高野山に行くそうな。私もそろそろ旅行がしたい。

※富士通( *´艸`)

手ぬぐいだとう

 神が与えたもう手ぬぐいなる恵み。夏場に重宝しそう。メンズが着るには首が丸い方がいいのですが、こればかりはどうもならないのかなあ。

指が……

 一部を切り取ってウエストポーチ仕様にして使っている土屋鞄製造所のベルトポーチ(廃番)。同じものを三つ持っているため、二つをベルトポーチに、一つを肩掛けにしてお気楽に外出できるようにしたいと考えて、以前買って未開封のまま置いておいたUSA製の反射材入りパラコードを引っ張り出したのですが、平結びで結んでみたらごつい。鎖結びにしたら硬い。しかも端がどんどんほつれる。何とか一つ分は結べましたけど、痛いわ、指が。安いから買ったのですけど、結ぶのは大変ですね。もっとも本来の使い方であるテントを張るのにはよさそう。

 やはりメルヘンアートのアウトドアコードの方が結びやすいので、そちらを注文。夜間の安全に配慮して、レフ入りブラックにしました。

※痩せたのと、汚れが目立ってきたのとで、以前二色のコードで結んだ平結びの紐を処分して改めて結んだんですけど、もし試し結びをしていたら、古い物を処分はしなかったはず。ああもう。

※ポーチ1には財布とipodtpuch、A4の裏紙で作った使い捨てのメモ帳とボールペン。ポーチ2には古デジカメとモバイルバッテリー、USBなど。ポーチ3にはスマホと薬(処方薬&常備薬)とポイントカード類を入れるつもり。晴れた日のちょっとした外出なら、この三つとももう一つ小ぶりのバッグを持てば充分ですね。

いーとかーけー、にーしきーはー

 らんらんらんらんらん、いくよー。

 古い歌にやたらと詳しくなるのは介護関係者あるある。

 実は糸を掛ける時に新しく目を拾うのが面倒になって、十数段解いて目を確保したんですよ。そのせいでそれほど進んでいないように見えますが、私基準ではこれでも劇的に進んでおります。反論禁止。

※元歌はこれ。この時代の流行歌って、どなたも歌い方が丁寧。

ようやく人並みに

 10段糸を掛けて、ようやく人並みのスピードで織れるようになりました。上手な人なら、単色・中糸・40割の組み合わせなら、沙綾型でも一日7cmから10cmは織れるといいますが、私の場合は集中力がないせいでそこまでは織れず。かつ、この先どれだけ飽きずに織れるかも未知数。今回はやはり小さい布でもできる印鑑入れを作ろう。もし長めに織れたなら、先日ハーダンガーを塩化ビニルに封入したものが割といい感じに見えたので、素材が安っぽい痛バッグ計画は棚上げにして、防水を兼ねて革のバッグ用のカバーをいくつか作りたい。オイリングした後でも気軽に装着できるように、完全に封入した感じで作れるといいな。

 複数所持している本革バッグのうちの一つは、いわゆる大人のランドセル。廃番になっていると思ったらまだ売っていました。ガロンリュックというそうな。でも買ったときは「大人のランドセル」って書いてあったはず。コロナ禍以降まったく使う機会が無くて、手入れもしておりませんでしたので、梅雨になる前にラナパーを塗らねば。革バッグにはしばらくはまって集めていましたが、手入れが面倒で姪に二つやりました。ちゃんと手入れしているのかなあ。

 土屋鞄製造所のバッグは、大小のショルダー四つとトート一つ、先のガロンリュック一つを持っているので、もう多分追加で買うことはないでしょう。今持っているものを大事に使い続けます。

※全面カバーが出来そうなバッグと、出来なさそうなバッグがあるので、まずは出来なさそうなバッグから。なぜって、面積の関係。広く長く織るのは大変なんよ。

※欲しい。

エセルとアーネスト

 今は使う予定のない長いヘラやあぐりの整理をしてから、「エセルとアーネスト ふたりの物語」の続きを視聴。とにもかくにもエセルのうざさよ(´Д`)。普通のと書くと語弊があるため市井のと書いてしまいますが、一組の男女の出会いから結婚、出産、子育て、一粒胤のレイモンドの独立とそれぞれの死までを、淡々と、それでいてつぶさに描いているため、多分人によっては退屈で眠いと感じるかも。私の場合は、後半の中盤くらいまでは、先に書いたとおり「あーエセルがうざい」と斜に構えて観ていたのですけど、彼女が認知症になるあたりから自分の人生に置き換えて考えてしまい、胸が締め付けられました。私もレイモンド系の適度な親不孝をしておりましたもので。うちの親も、平均寿命まで生きるとしても、後十年くらいしか生きられないんだよなあ。まあ私が今年五十ですからね。致し方ないとはいえ。

 まあ、総じてよい映画でした。途中「エセルうぜー」と感じても、歯を食いしばって最後まで観ましょう。十中八九報われるはず。

※長いヘラとあぐりは先日調達したもの。小台どころか中台にすら長すぎるので、しばし封印。