贅沢は言わないので

 甚兵衛・作務衣・袢纏・羽織くらいは自分で縫えるようになりたいと、デジコレさんでも裁縫関連の本を漁ったりしています。

※ダダーンとピクミン以外は初見。ピクミンは後からネットで視聴。オンタイムで知っているのはとどのつまりダダーンだけか。

※死ぬ前に一度はピクミンやりてえとアプリを調べたところ、ピクミンブルームなるアプリを発見。なんと動画に林家けい木さんが出ていたよ。実は私もSAGATOCOというポイントがたまるアプリをやっているんだけど、13000ポイント以上溜まっているにも関わらず、使うところが近くにねえんだわ。

※それにしても、SAGATOCOで毎日10万歩とか歩いている人がいるんですが、どんな人なんだろう。千日回峰行の途中? それとも足が五百本くらいあるんですか、もしかして。世の中にはものすごい人が実際いるので、どれだけ信じがたいことでも、確認するまでは絶対嘘とか言えんよねえ。もしかしたらリヤカーでお菓子を売っている人たちかも。

明るいソーイング計画

 前途多難とか計画倒れとか言わない。

 冬物はどうしても生地が厚地になるのでしょうけど、いちいち衣替えに時間を割きたくないし、その他の季節と共用にする形で、下から毛糸のインナーを身に着けられるくらいのゆったりサイズで作ったらええやないか幸せやないかということで、ソーイングの関連の入門書をkindleunlimitedでいくつかダウンロード。使おうと思ったらすぐに使えるミシンを放置しまくりなのはあくまでも私が責めを負う必要がない、すべて遺伝のなせる業です。「こりゃよかねー」と買った製品を放置しがちな母のせいです、全部。悪いのは母。

 とりあえず見た目だけでも「防寒具? この程度の気温で要ります? 強く生きましょうよ」な冬でも半そで小学生に見えるように心がけなければ。今編んでいるプルオーバーはマダムを悩殺するために総会までに間に合わせて編むつもりですが、それが終わり次第、ボディウォーマー付きボトム用インナー(昭和語に訳すと「腹巻付きモモヒキ」)を編むのもいいかもしれない。2月の底冷えの時期に向けて。

 寒さには勝てんのだわ。

頼まれているうちが華かなあ

 年々ノルマの数が増える記念品の件でぶーぶー言うたりしておりますが、そのうち鹿島市から「鹿島錦なんざ要らねえ」と三行半を突きつけられでもしたらどうしましょうと恐怖のズンドコでいたりもします。鹿島市から言われなくても保存会の方から「あんたのは要らん」とか通達があるかもしれないし、やはり必要とされている間が華よのう。社会的役割の喪失は介護の重度化に拍車をかけるわけですよ。

 ところで、今から買い物に出るのですけど、ララベル近くのコスモス、毎朝チーズトーストを食べている私には必須の、大きいサイズのとろけるスライスチーズが再び10円値上がりして219円になっておりまして、こちらは悲しみのズンドコ。もしかして行くたびにいくつも買う私のせいか。私自身が「値上げしてもまた誰かが買うやろ」とコスモス側が増長するくらいに甘やかしとんか。きー。

※イス軸法は全然感覚がつかめないのでしばし放置。ヒモトレさんとストレッチさんに戻ります。自律訓練法は、相変わらず第一段階と第二段階の狭間でダラダラ。ある程度進んだら各種音源を利用するのも手かな。

料理動画比較

 してみたいお年頃。まずはAIさん代表。

 続いてホケミさん代表。ちなみにうちの場合は母が勘違いで買った三合炊きをホケミさん専用にしています。普段使いの五合炊きでは玄米が炊けないと思い込んで、新しく買ったんだわ。そうして玄米を炊かずに放置、と。まあ私も面倒くさくて、黄な粉を混ぜた程度のノーマルホケミを焼くだけで終わらせちゃう場合が圧倒的に多いんですよね。でも二年前に冬瓜と鶏の手羽先とを出汁で煮たら、とろとろになって美味しかったで。分量のせいで内蓋を洗うのが大変だったけど。分量大事。お菓子は特に大事。

 レシピという点ではまるで勝負にならんかったけど、AI動画のカオスっぷりは実に私好み。

佐賀錦の故郷やでー

 鹿島錦/佐賀錦の故郷である鹿島城(正しくは鹿島陣屋)があったところが現鹿島高校。紹介動画がありましたが埋め込み無効でしたので代わりにリンク。ちょっと鹿島のイントネーションとは違う? よく私が 授業をサボって ベンチで本を読んでいたのが、動画内の旭ケ丘公園。桜の名所です。

【肥前ことば】鹿島城(肥前国)【佐賀県鹿島市】【県重要文化財の赤門と大手門】【鹿島支藩】

 奇しくも去年の私の誕生日にアップされたらしいこちらの動画では、UP主さんが赤門の詳細を撮影してくださっています。一応正門だけど生徒は誰も通らないんよねえ。だってどの方向から来ても、ここを通ると下足箱までの距離が遠くなるから。

※最近やたらと薦められるAIの考える料理動画。どれもカオス。

いろんな保存会があるもんで

 何これ楽しい。しかも汚れる心配がない。長崎由来なのに長崎には残っていない工芸品といえば、秋田にすっかりお株を奪われることとなった平戸銀線細工もその筆頭ですけど、このステキまりも、最古のものが長崎で作られたと言われている割には、長崎では見たことないかも。佐賀県民にはひた隠しにされているのかもしかして。教えて長崎の人。こちらの瓶に入った手まり、初見殺しではありますが、作り方を読むと納得。そこ極秘じゃないんやね。親切。

 なお、鹿島錦のまりはあくまでも木目込みであって、弾みもしなけりゃ中身も抜き取れないので、同じことをするのは無理なんだわ。

若干の違いがあるんよねえ

 佐賀錦の方の木目込み人形と鹿島錦の木目込み人形の違いですが、鹿島錦の場合は総錦で作るという不文律があります。一部であっても他の布はつこたらいかんでーということらしい。私もついこの間知りましたけど、県展や伝統工芸展に応募する場合も、絶対に総錦の作品でなければいけないんだとか。がま口を使ったバッグはどれだけ綺麗でもダメなんだって。バッグの場合は被せで作り、持ち手まで錦を使わなければ応募しちゃいかんそうな。これに関しては今一つ意味がわかりませんが、どのみち私は応募することなんてないでしょうから、いいや、別に。でも帯が出来たら応募せんばよーとは言われているので 出来るだけ先延ばしにしながら 頑張ります。

 多分、メンズ帯を織り終えたら、義務と約束双方を果たしたということで、退会に向けての準備を始めると思います。他にやることがなかったら続けるかもしれないけど、わし、生きている間に是が非でもやらなければいけない&マイナー過ぎて関係者が少なく、多分私にしか出来ないと思しきことが、他に二つもあって、場合によっては個人で楽しんでいる鹿島錦より、そちらの方を優先させんといかんのだわ。

編んどくもんやね

 去年何着も編んだベストやセーターのおかげで例年にないぬくぬく晩秋ライフを楽しむことが出来ております。セーターに関しては、手法がそこそこ安定した四着目以外は、雑過ぎて着て外に出る勇気など皆無。でも家の中ならべらんめえということで見逃してほしい。技術云々ではなく根気の点で「良く編めるね」と驚かれたりしますけど、なんせ合太から極太の糸のみを使用、かつ、ストレッチ編みの初歩的な編地であるピケ編みだけで編んでいるだけですので、正直鹿島錦を全段自分で拾って織るのに比べれば、どうってことないです。

 鹿島錦に関しては、私よりはるかに手芸関連に造詣が深く、しかも時間にも余裕があると思しき人が巧く織れずに挫折したり、蹉跌に苦しみ立ち直れずに放棄したりするのを見てきたからこそ言えるのですが、好きでなければ続けられないのと同時に、好きなだけでも続かないんよねえ。確か井手美弥子先生が以前何かの媒体で「誰でも織れるものではない」とおっしゃっていたと記憶していますが、素直に賛意を表明します。結構人を選ぶ織物なのは間違いない。だいたい教室が近くにないと学ぶことすらおぼつかない。資料に首っ引きになりながらいろんなことを独習するのが大好きな私ですら、多分鹿島錦に関しては手引書だけでは織れなかったはず。それに加えて、多分ね、誰かのために作りたいとか、何かをとにかく作りたいという具体的な目標、あるいは美麗な錦を自分でも織りたいという心底からの渇望が必要になるみたいなんだわ。そういうのがないとすぐ辞めちゃうんだこれが。

 私を挟んで前後に始めた数人は、同期のOさん以外は皆それぞれの事情で退会済で悲しみのズンドコですが、幸いなことに数年前から急激に定着率が上がっているのが、嬉しい限り。何がきっかけなんだろうと不思議でなりませんが、もう私はその定着組の方たちから、とうの昔に技術面でも作品のレベルでも追い越されておりますので、任せる気満々ですよ。真剣に浮遊霊系幽霊会員になりたいと願う日々が続きます。

 待望のメンズ会員も二人入会してくれたし――ただし一人は休会中&二人とも仕事で忙しいらしい。暇を持て余すよりはよきかな――私も編物ばかりに現を抜かすわけにもいかんですな。

 Oさんと二人で、Aさんから木目込みのひな人形の作り方を教わるFさんを尊敬の眼で見ていた頃が懐かしい。「いつ頃こんな風に織れるようになるとやろー」と嘆息しきりでしたが、八年目に入ってもいまだに織れないって、どんな罠なんだか。

※昨日からとにかく肩と背中が凝ってしおしおのぱー。ごくごく軽いとはいえ吐き気が続いてどうしようもないので、明日は一日イス軸とストレッチと自律訓練法にいそしみます。メインはイス軸法。これまでたまにしかやっていなかったので、続けてやってコツをつかみたい。

※基礎織の時から周りの人がどう織っているのかをつぶさに観察して回る人はたいがい辞めないというのが、経験則から言える鹿島錦あるあるの筆頭。

初期だとぅ

 荒れ狂うネットの海に我から漕ぎ出して拾ってまいりました。波に翻弄されたよわしは。果たしていわゆる「組錦」が産声を上げた家定公の頃を江戸時代の初期と表現していいものか。しかも工夫したのは「佐賀藩家中の武士」ときたもんだ。織之助に謝れ。助太刀いたすと表明して後ろから寝首をかくような真似をされるのは困るでござると愚痴りつつも、資料にするために保存。なお付属の商品に関しては、きちんと手織りの佐賀錦が使われたものでした。どこかで誰かが勘違いして文章を書いたに一票。

 それにしても「佐賀錦こそ日本の最も優れた手芸品」なんて言っている人、私はこれまで見たことも聞いたこともないんですけど、いいんですか、それで。他の手芸をやっている人に失礼じゃあんめえか。

※今日吐き気と格闘しながら確認した限りでは、オークションに出品されている五千点あまりの佐賀錦商品のうち、いわゆる本物の佐賀錦は六点だけでした。本当はもっと出品されているんだけど、確認する気になれないほど大量なのであきらめた次第。もっともごく一部が博多織で、その他は西陣織なので、いずれも品質が悪いわけではないんですけどね。本来の佐賀錦でも鹿島錦でもないというだけの話。

※めくるめく温灸の世界に旅立ちたいお年頃。

おぐらさんの新流儀

 これまでは空腹時に道や駐車場で遭遇した時だけ「カリカリをくれよう」とお腹を撫でさせてくれた手術済み地域猫のおぐらさん。我が家の敷地内で確実に食事を出してもらえるととわかっている時は「そんなことよりまずカリカリ」と食事に熱中なさっていたわけですが、今日はなんと「そうか。ただ飯はあかんかったか」と、食直前にも関わらずゴロンと横になって「体で払いますぅ」とお腹を撫でさせてくださいました。

 お利口。

 急いでいたので画像はなし。

 それにしてもいつまでうちでご飯を食べてくれるんでしょうね。突然いなくなったりしたら悲しみのズンドコ。