絶対織らない色

 普段の私なら、絶対自発的には織らない色です、肥後煤竹。これ、このまま教室に持っていったら驚かれるんじゃなかろうか。とりあえず臨場感を(醸し)出すためにスマホを傾けて角度をつけてみたりして。まあ、単色だし、前にも何度も織っているので、普通に最後まで織れると思います。あと19cmくらい。鹿子の方が良かった説は却下。実は私結構ギラギラ好きなんですよ。考えてみたら、同志は退会されたMさんくらいだったかも。皆さん結構シックな感じで織られるから。

 土日でまとめて織ろうと思っていましたが、レセプトの準備があった(´Д`)

継ぎ方をどうするか

 帯の続き。織り終わりで継ぐより、織り始めを合わせて継いだ方が多分綺麗ではないかと算段。図案を反転させるのは、エクセルの場合簡単にできるので、二種準備しておかねば。

 ところで、先ほど糸見本を眺めていて気付いた件。「瑠璃紺」以外に「紺瑠璃」という色がある。名前は似ているくせに色合いが全然違うというトラップに困惑。

吉本興業と佐賀錦振興協議会の密約について

 ないんですけどね、密約とか。あったらいいなの精神で。何をどう密約してほしいのかは内緒。密約だから内緒。

 内緒。

 個人的な話ですが、もう長いことWordpress信者を続けております。昔はダウンロードしたデータをサーバーにアップロードして設定してとちまちまやっておりましたが、今はもうレンタルサーバーの機能でボタンをぽちっとクリックすればすぐ設置できるから、非常に楽。個人でやる分にはそれで事足りるので、Wixのサービスを使ったことは一度もない。

 実はね、佐賀錦振興協議会さんのサイトがWixなんですよ。メンバーサポーターズクラブもWix。

 どやさ。

※くるよ師匠(´;ω;`)

※試みにWho is検索してみたりして。

レッツラ図案と経紙選び

 ただいま絶賛鹿島錦モードです。秋口から春先の編み物モードが嘘みたいに毛糸を放置中。私の人生いつもこんな感じで行き当たりばったり。まあ、織りたいという気持ちがほとばしっている件に関しては、大先生も草葉の陰でキャッキャウフフと応援してくださっていることでしょう。

 とりあえず今立てている本金の残りと肥後煤竹の色糸で、メンバー仕様のテディベアのネクタイと革靴を確保。図案はこれ。

 鹿島錦を始めたばかりの頃に描いたシンプルな図案。これが本当に織りやすくて助かるんよ。なお、靴底と鼻は少しの布で足りるため、同じく今の本金で、鹿子か流水か、さらに織りやすい模様を、黒糸を使って織ります。

 本金を織り終えたら、念願の角帯とメンバー仕様テディベアの本体を同時進行。メインは帯でベアは息抜きに。

 帯用図案はこれ。

 生成りをベースに、花菱の色を変えながら、糸を掛けて(ここ大事)織ります。最初は桝オンリーにしようかと思いましたけど、せっかくなので。経紙は2mの焼金(正式な名前は知らん)なので、帯にするために2枚を継ぐことになります。結構余りそう。

 テディベアのスーツ部分は、ブルー系の色漆か着色銀でこの模様。どちらにするか悩む。糸色は呉須です。この図案は何年か前に描いただけで、実際には織っていないので、この機会に。余ったら今度こそ友達に配るための何かを作るよ。

 テディベアの頭部とワイシャツ部分は、白金砂子か銀に生成りの組み合わせにしたいんですが、どうするかは不明。銀かなあ。図案はこれで。

もう作れるからいいよね

 亀用の銅板を合わせてみました。この配色でこの流水はもう織りたくねえ。1cmほど平織りを入れます。銅板の上端から左に視線を動かすと、一つの目にオレンジと生成り同時に入れている部分にぶち当たります。わかるかな。ここは使えませんからカットする時に気を付けないと。

 流水は、拾うのは簡単ながら、綺麗に織るのは難しい。

※左の岸を毎回拾い直す作業に疲れ果てて、悪さをしていた一本をぶち切りました。おかげで何倍も気が楽に。はやくやっておけば良かった。

ハサミがない

 ティッシュもない。仕方なく繊細な手芸用ハサミで両面テープをカットしたり、いろんなところにボンドを垂らして「あぁぁぁぁああ」とわめきながらも、二つ完成。

 一個目、浮き綾の鹿子なんですけど、まあいいでしょう。検品は合格すると思う。多分。私この配色好きなんだわ。結構前に織ったやつですね。

 二個目は……ほんのりずれているような。織りもちょっと乱れているので、もしかしたら別の布で貼り直すかも。

 今回の提出物、ノルマは4個とのこと。2個をタクシー会社に差し上げて、2個は会で保管して配ったり配ったり配ったり配ったり配ったり配ったりするそうです。明日また別の布で作ります。両面テープのカット用に、テフロン加工されたハサミを買ってこないと。

肥前國誌を注文

 古書検索で久しぶりに肥前國誌を検索したら、諫早の書店に在庫があるとのことでしたので、早速注文。鹿島城の図面が収録されているんですよね。

 デジコレさんで見つけた「九州の城」の鹿島城の項には、赤門を敷地内から撮影した写真があるんですが、真横に駐輪場が設置してあって衝撃を受けた次第。

 一方こちらは人物往来社の本からの引用。大手門と赤門が逆やで。これも敷地内からの撮影ですが、駐輪場は撤去済み。多分武道場の横に移転した後。

『日本の名城』上巻,人物往来社,1968. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2516401 (参照 2024-05-28)

ベストの色が違うやんか

 ただいま感染症対策マニュアルの修正待ち。入力できるようになるまで暇すぎるということで、(多分)年末の木目込みづくりに備えて、メンバーの写真を観察。潮っちと山口っちのベストの色が違うという事実に気づいて愕然としています。そうか。そういうコンセプトか。何ならポケットチーフの色も動画によって違う。ピンブローチも付けたり付けなかったりで、特に決まりはない模様。まあ、完璧を目指すなら糸色からカラーピッカーで選ばないといけなくなるので、今回は「だいたいこんな感じ」というふわふわとしたイメージで作ってみよう。

 革靴とネクタイ&蝶ネクタイは、今織っている本金に肥後煤竹で。シロクマ仕様にしたいから、ボディは銀に生成り。スーツは同じく銀に呉須でよろしかろう。寒色系の糸色を綺麗に出したいなら、反射光の関係で、やはり漆か銀かプラチナを選ぶことになるんですが、プラチナ持っていねえんだわ。時間ももったいないし、今織っている流水が片付いたら、浮き綾の鹿子で、まずネクタイと革靴の分を確保します。20cmくらいで足りるかな。二体分なのでギリギリかも。同じ土台に複数の経紙で木目込みをすると、表情が出て面白そう。

明日はストラップ作り

 いささか織り疲れたので、明日はタクシー会社に寄贈して、観光客に「これが鹿島錦だ!!」と説明していただくためのストラップを作ります。来月が提出の締切りらしいのですが、多分今の布は間に合わない。昔の布で作ります。

 今の流水、岸の部分がやたらと乱れていて、普通に拾えないんですよ。始めたばかりの頃に比べれば、小技を駆使して進めることが出来るようになったとはいえ、無駄に疲れる。まあ、どうせ使わない部分だからと、誤魔化しまくっています。最初の方で経紙が立て続けに切れた時に、面倒で平の目を掛け直していないせいもありますが、今さら掛け直す気力も出ないので今回はそのまま。色糸をもう少しで使いきるので、気分転換に別色を挿して様子見。

木目込みの土台を見ていて思いついた

 超音波カッターと桐塑でネクタイ部分をいじれば、メンバーベアに出来るんじゃああんめえか――と。何個も買っているので二個くらいならいじってもいいでしょう。未作成の和服ベアに関しては雲助一門にする気満々。

 帯の合間の息抜き織りは、変わり経紙がいいかと思ったけど、銀とかでもよさそう。感想した桐塑は結構な硬さとはいえ、超音波カッターなら、多分溝も簡単に刻めるはず。

※本当に織れるかどうか糸の在庫を確認していて、糸番号不明のコーン巻発掘。これ、ベストとネクタイの色にぴったり合うかも。持っててよかった糸見本で確認した限りでは19番の肥後煤竹(ひごすすたけ)の模様。第二候補は72番の梅染(うめぞめ)。まるで小さな奇跡のような。なお、メンバー動画でモニタ越しに判断する限り、スーツは25番の瑠璃紺なんですが、実は前回の糸注文時に前々回でも買った175番の呉須(ごす)を重ね買いしているんですよ。瑠璃紺は瑠璃紺で綺麗だから買いそろえたいけど、今回は呉須でいいかな。