二日続けてエイブルへ

 わしはもうエイブルに住んでおるも同然じゃと独り言ちつつ、午後から労務管理の研修会のためにエイブル入りいたします。面倒。もっとも鹿島錦以外で3Fまで上がるのは初めてかもしれない――と一瞬考えましたが、数年前に受けた人権研修会があったよそういえば。そんなことより杵藤地区はもう倍速視聴で時間を節約できるYoutubeでのオンライン研修会は開催してくれない模様です。時代が必要としなくなってきたから。多分私には今後も必要なんですけど。まさに悲喜こもごも。

 昨日は受診前にちょっとだけ鹿島錦教室に寄って、A先生からお小遣い(嘘。記念品制作代)など頂きつつ、届いたばかりと思しき絹糸のお金を払ってきました。鹿島錦って初期費用が会費と入会金以外はかからない反面、基礎織卒業後はランニングコストが結構必要になってくるんですよね。購入額は15,000円ちょっとでした。でもまあこれは佐賀錦も同様なので、そういう織り物なのだということで。

 相変わらず生成りのヘビーユーザーですので、新しい生成り糸と呉須色、薄桜を買ってみました。染め屋さんの都合で、一定数の注文がないと糸が届かない、ただしかなりの割引価格が適用されるというシステムのため、注文数が少なくて今回はスルーされるだろうと早合点していた薄桜が届いて嬉しい。かなりの色数をまとめ買いされた方がいらしたので、そのおかげなのでしょう。感謝。

 帰宅後整理をしていて、前回も呉須を買っていたのに気づいたなんて、内緒やでー。

※相変わらず平静時でも90~100という頻脈傾向にあります。100回越えることはまれだからまだましかな。動悸などの自覚症状はまるでないし、甲状腺の機能も問題なかったのですけど、いずれ心臓に負担がかかりすぎることは想像に難くないとのこと。ずいぶん前から経過観察中ですが、もしかしたら脈を遅くする薬が増えるかも。研修会同様、受診も面倒ー。何より行かなきゃいけないのが面倒ー。

※明後日もエイブルで落語会。わしは鹿島市民か。

苗の移植

 当たり前ですけど、種まき用の土のままだと、発芽しても育ちませんね。薄めた液肥もあげておけばよかったと、先ほどパンジーとネモフィラの小さな苗を植え替えながら反省した次第。幸いネモフィラは去年のこぼれ種から発芽していたようで、そちらはすくすくとプランターの中で育っていました。今日まで気づかんかったよ。

 来年からは、以前のように、ネモフィラに関しては鉢や地面に直播します。スターチスとか千鳥草とか育てていた頃が懐かしい。

※ビオラやった( ゚Д゚)

これこそ美しい国じゃ

 80歳からミシンを始めたおじーちゃんの本をkindleunlimitedで見つけて欣喜雀躍。50で編物なんてまだまだ児戯どすな。今日中に読めるかな。

 音楽理論の本なども借りていますが、そもそもの出自が民俗――この場合民族にあらず――楽器遊び弾き&吹きの雑草育ちゆえ、基本の基本以外わからんちんすぎる。基礎から勉強なのです。

※読み終えました。ええ話や。

明るい毛糸計画

 西原理恵子の友人を自称するアメリカ在住のプログラマーが、とある掲示板でとんでもない暴言を吐いて差別行為を正当化した件があったなあと、四半世紀前のことを思い出しつつ、虐待疑惑の記事を読んでみたり。その一件に限らず、私はインターネット上において、人間の汚い面をこれでもかと見せられてきたので、見ず知らずの人と何らかの関係性を一から築こうなんて、今は毛ほども思わないんだわ。一も二もなく安全第一ということで、明るい毛糸計画。

 先日完成した呪いのロングセーターは、ナイトウェアとして、毎晩入浴後に着ています。どうせ家で使うものだしと、毛玉も付け放題で、寝る時もそのまま。着ていると寒くないというだけの理由以上に、長くて重くて、さしものストレッチ編みでも脱ぎ着が大変なんだわ。まあ糸が太めということもあるので、細めの糸なら楽々着脱出来るのかもしれませんが、個人的には、腕は腕、首は首、顔はやめてボディにしなボディにということで、パーツごとに編んだ方が、洗うのも片付けるのも気温変化に伴う対処もしやすい気がします。

 今編んでいるのは(多分)春まで着られるベスト。市松模様のネックウォーマーと同じ糸です。好きな色だから編んでいるわけではなく、逆に食指をそそられないため、今この時に練習のために編まなかったら、多分一生そのままだなということで消化中。なんで買ったんだとか言わんでくれ。通販の画像だと良さそうに見えたもんでよう。編まないままだと羊さんと加工業者さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになるのですよ。「なぜ編まぬ。なぜわしの毛を編まぬ」と体毛を提供してくださった羊さんに問い詰められて頭突き食らわせられたら困るでよ。

 夜の自由時間の九割を編み物にあてれば、ストレッチ針のE針&太めの糸の組み合わせなら、二週間以内にオーバーサイズのセーターが一着は編める計算になるので、次の冬までの目標として

・胸からお尻まで覆えるチューブトップじみたボディウォーマー
・肘までカバー出来るアームウォーマーと膝まで包めるレッグウォーマー
・真冬用のルームシューズ
・オーバーサイズのセーター
・余り糸でネックウォーマーやかぎ針編みのキャスケット
・ひざ掛けとしても使えるビッグストール

 などをそれぞれいくつか編めれば御の字。マクラメを始めて以来、ペンダントコードやキーケースを買わなくなりましたが、セーターの類ももう買いたくない。自分で編みたい。コイル編みのおざぶも楽しそう。

 長々と編んだ後に、ちょっとだけ鹿島錦を織るのが楽しくて仕方ないので、しばらく今のペースで続けます。

リトルミンストレルさんを引っ張り出す

 金属弦の残響が嫌すぎて弦を外したまま封印していたリトルミンストレルさんを引っ張り出しました。音量が低いとそうでもないんですけど、たまにヴァイオリンやハンマーダルシマーも聴くのが辛くなるんですよ。なんでだろう。平気な時期もあるのに。精神状態というより体内の水分量に起因しているっぽい。耳の中の器官にむくみが出ると聴覚過敏になることがあるらしいのですが、ひどい時期は車のエンジン音やタイヤの擦れる音、皿を洗う時のカチャカチャ音にも耐えられず、悶絶していました。

 編物や鹿島錦と違って、いつまで続けるかわからないので、とりあえずナイロンの釣り糸を張って遊んでみます。11弦しか張れないのが寂しいですけど、弦の下にコマを入れれば、あるいは3音くらいは音域を広げられるのではなかろうか。

※手持ちのお子はサウンドホールがクローバーの形なのも地味に厭。でも他に在庫がなかったもんでよう。しかももう復刻版ですら生産中止で、中古以外は入手できないらしい。錦で隠せればと思って、試しにサウンドホールを手で塞いでみたら、悲しいくらいに音が響かなくなって挫折。一体全体どこに貼ればええんじゃ。

※サリーガーデン結構好き。

美しい国どすなあ

 利権や一部から賞賛を得たいがために似非保守として活動している人もいるとききますが、アイヌや在日外国人コミュニティ、LGBTを人として認識する気のない「美しい国」を標榜する人達が、こぞってせっせと裏金作りするなんて、心底美しい国だなあと感嘆。違った。美しいではなく美味しいだ。

 美しいセーター作りを目指す私も、愛セーター心を大切にして、真摯に臨んでいくのです。はい起立してセーター歌斉唱。

 彼も人なり、我も人なりという意識を持てば、世の中もっと変わるんじゃああんめえか。

 どうでもいいですが、最近祝祭日に国旗を掲げる人、ほぼ絶滅しましたね。これに関しては、国を愛する心が皆無というより、単に出したり片付けたりが面倒になったのではないかな。うちの町内も、私が知る限り一軒しか掲げていないです。通るたびにすごいなあと感心します。少なくともお元気かどうかを知るバロメーター(死語?)にはなりますから、続けていただきたいところ。そういえば正月に車にしめ縄を飾る人たちも絶滅危惧種のような。

※伝統的工芸品の製作をしていると聞いた時点で保守認定すんの、頼むからやめれ。

法改正の研修会流し聴き

 ケアマネ一期生の母がどうしても伊西地区の研修会のZOOM配信を観たいというもので、PCのセッティング。てっきり母のPCにはズームはインストールしてないと思い込んでおりましたが、入っておりました。過去に何かの研修を受けたんだったよそういえば。起動するところまで確認して「これで完璧」とほくそ笑んで図書館に本を返却に行って、帰宅後入室可能時間になったことを確認してログインしようとしたら、バージョンが古いという警告が出て勝手にアップグレード。ひいいいいとなりました。まあ無事入室は出来ましたけれど、ひやひやしました。

 なんでまた杵藤地区の人間が伊西地区のケアマネの研修会にオンライン参加したかというと、 無 料 だから。一も二もなくロハやでロハ。

 自宅からのZOOM参加で、いつマイクのミュートを切って生活音をダダ漏れにするかわからないということで、私が近くでスタンバって編物などしておりましたが、案の定というか、操作方法がわからず音をダダ漏れにしてしまう事業所が複数。事前に設定の変更の仕方くらい調べとけって話ですよ。私が初めてZOOM研修の準備をした時は、前もって検索したからね。それが常識。研修が始まる前なら笑い話で済みますけど、始まった後に声が入ってくるのは邪魔でしかない。オンライン参加の事業所なのでもしかしたら伊西以外の地区なのかもしれないけど、気を付け召され。ちなみに入室してから研修が始まるまでの間、母は画面をそのままにして大根を漬ける準備をしていたなんて内緒やで。

 次年度からの改正の流し聴きしていて興味深いと感じたのは、送迎の件。法人の枠を越えて、地区内の事業所で相互に送迎が出来るようになるとか。まあおそらく減算のおまけつきではあるでしょうけど、便利になる――のかならないのか。

 ところで研修中に市松模様のネックウォーマー仕上がったで。編み終わった時は綺麗な正方形だったのですけど、何時間か着けていたのでこんな感じ。昨日は夕方から冷えこんだもんでよう。

※母の古いPCがそろそろやばいので、ガタピシHDDから使っていないSSDに換装してLinuxをインストールしてみます。Ubuntu Studioが動けばいいけど。作業用にしたいのですが、DVDコレクション(註・映画)のリッピングくらいならPuppyでもいいのかな。両親ともより新しいPCに乗り換えてくれたので一安心。

大正琴もすごかった

 大正琴の師範をされていた元鹿島錦保存会会員のYさん、お元気ですか。錦を織り始めたばかりの頃、悩める子羊としてめーめー鳴いている私を、ずいぶんと励ましてくださいました。今更ながらお礼を申し上げます。

 それはそうと、ろくすっぽ弾けないのに民俗系楽器をはしごしてきたこれまでの人生に、一筋の光明を見いだすきっかけとなった動画がこちら。

 実は以前SUZUKIの自作大正琴キットを買ったことがあって、どうも処理が巧く行かずに途中で放置したままだったりするのですが、途中といっても「わしが大正琴の大正琴たる所以じゃ」のキーの部分を装着していないだけなので、見た感じは四角いマウンテン(アパラチアンとも)ダルシマーなのですね。なおWikipediaによると、大正琴は、八雲琴とも呼ばれ宗教儀式に使われたりする二弦琴に、フレットとタイプライターのキーを加えたものらしいですが、マウンテンダルシマーはそこからキーを外したみたいな感じの楽器。減の数も調律の方法も違うとはいえ、ともに初心者フレンドリーな楽器として、民俗楽器界隈では有名。しかも奥深い。

 何が書きたいかって、「あ、これはもしかして私の需要をほぼ過不足なく満たしてくれる楽器なんじゃないか」ということに気づかされたということ。

・専用ケースがあって軽くて持ち運びカンタン
・弦の数が少なく調律しやすい(時間をかけてン十本の弦を調律とかやってらんねえ)
・音域がそこそこある
・壊れてもすぐ買い替えられる。オークションでもあぶれがち

 何より細長いその形状から、鹿島錦を貼ってリメイクするのも簡単そう。キーを外してフレット奏法一辺倒にし、残響が苦手な金属弦からアコースティックギター用のナイロン弦に張り替え、その上で弦の数を減らして弾きやすくし、かつ調律をダルシマー風にすれば、いろいろ楽しめそうではないですか。

 しかもうちに何個かあんだわ、すでに。使わずじまいのヴィオリラも含め。とどのつまり弦以外買わずに済む。

 ライアー類は、沖縄で作られた見目麗しい「てるる」さんと、キンダーハープの一種であるリトルミンストレルと二つ持っていますが、とにかく調律が面倒でよう。いずれも将来の暇つぶし用にとっておいて、とりあえずなんちゃってダルシマー(あるいは逸脱大正琴)を始めようかな。

知らんかった

 七弦しかない古代ギリシャの竪琴。限られた音域で果たしてどんな曲を演奏したのだろうと、前世で過ごしたクレタ島への想いを馳せておりました(嘘)が、とんでもない偏見だったことが発覚。弦を抑える奏法で、実質数十本の弦を張っているかのような多彩な音が出せるのですね。古代ギリシャ人すごい。

祐徳博物館情報

 今年度の春の作品展の日程は3/27~5/6とのことです。確定なのか未確定なのかは不明なままに。

 今年は祐徳さんには言うとかんよー。