まくらめ編

 マコー社の伝統美術工芸シリーズ。巻末の解説によると正倉院にも七宝結びの馬具が収蔵されているのだとか。七宝の図案は鹿島錦でも使いますけれど、あれは飲んだら乗るな下手なら織るなの図案なので織りたくねえ。すべてのコマに能面を配置するなど、写真撮影のセンスがないにもほどがあるにしても、内容は興味深い。毛糸+マクラメでストールやポンチョやベストまで作るとは。いや、私も「もしかしたら出来るかな」と漠然と考えてはいましたが、さすがに実行に移すまではせず。七宝結びのマフラーなんて、延々手編みするのに比べたらちょちょいのちょいじゃないですか。

 28ページで紹介されている鎖結びは、今でいう左右結び。鹿島錦保存会で言う鎖結びとはまた違います。発刊当時は鎖結びで通じたんでしょうか。

 強い糸で七宝結びのスケスケバッグを結んで、中に鹿島錦の袋物を入れるのもいいかもしれない。

マイケル・バーナムがうざい件

 浦島太郎美ことスタートレック・ディスカバリーのマイケル・バーナムさんですが、ことのほかうざい。しかも主役だから出ずっぱり。初期設定のヴァルカン育ちゆえの冷静さはどこに影を潜めたのやら。ずっと感情むき出しやないの。サレク泣くで。「わしは育て方を間違えたー」って、ヴァルカン男泣きするで。私の場合はヒューとアディラをダイリチウムの星から助けたいと訴えるスタメッツを失神させて拘束して宇宙に放り出した瞬間に「こいつ( ゚Д゚)」と見切りをつけました。鬼か。その後医療室で何もなかったかのように彼らに微笑みかけて、何を考えとる、お前は。少しは申し訳なそうにせんかい。

 それと、嗚呼、3rd終盤に突然出てくる新キャラ、スカール。フェイザーが使えたらとりあえず麻痺させて転送という手もあったのでしょうが、とにかくイライラさせられます。多分DS9のロムの100倍くらい空気が読めない。私なら麻痺モードでなく最高出力に設定してそのまま蒸発させる。とんだ危険分子だし、何より自身の精神衛生を優先。

 ドラマも映画も推しキャラがいないと楽しみが半減するというのが昨今の風潮ですが、そういう意味では太郎美は推せない。推す気はない。多分次のシーズン4もずっと推せない。ドン引き一辺倒。なお一推しはキュルキュルした動きが愛らしい修理ロボットさん。球体のデータのおかげで自我を持って可愛さ倍増。惜しむらくはたまにしか出てこない点。二番目はもう金輪際回想シーン以外では出ないサイボーグのエアリアム。途中で役者が変わったらしいですね。鼻とか違う? と思いはしたけど、メイク過剰で確信が持てんかったよ。しかも殉職後の後任が初代エアリアム役の人とか。全米に泣いて共感されるであろう修理ロボ推しはともかく、なんでエアリアム推しかと訊かれても答えられないのであしからず。何かが私の深層心理に響くだけ。

 余談ですがオオセクンが大瀬君と脳内変換されるのも辛い。「大瀬君状況報告」に包含される昭和臭に悶絶することしきり。あ、サルーの歩き方は優雅なクラゲみたいで好き。

※もうあきらめて残りも一気に観てすがすがしい気持ちで織り台に向かいます。抵抗は無意味でした。もうしばらくスタトレネタにお付き合いください。ヴァルカン男泣きがどんな泣き方なのかは知りません。

※ダイリチウムも大リチウムに聴こえる今日この頃。

ゆるジャンプを始めて10日ほど

 もうそろそろ飽きちまうようということで、一日三回から毎日一回に変更。いいさね、続けさえすれば。

 当初は百回から初めて、一日につき一回ずつ増やしておりましたが、まどろっこしくなり、一昨日から一度に二百~三百回ほど、毎食前にピョンコピョンコと飛び跳ねていました。ずっと腹八分目生活も続けているし、犬の散歩もしているし、三百回をノルマに飛べば毎日一回でいいかもと考え、今日からそうすることに。代わりに十分前後の踏み台昇降を再開します。相変わらずこの手のことに関しては迷走続き。

 ジャンプを始めて変わった点ですが、骨格のゆがみが矯正されてきたなあという印象。力を抜いて足を延ばして座った時、床に対するつま先の角度が、以前は右足と左足では全然違っていたのですが、最近はほとんど同じ角度になりました。それとふくらはぎが引き締まってきたような。体重は変化なし。これはもうしょうがない。あるいは、おやつ代わりに食べているナッツが多すぎなのかも。

 19日の健診と20日の受診で、果たしてどういう数値が出るか。

※胃カメラの日も、飴玉は食べてもオッケーなんだってさ。ただし口の中で完全に溶かすようにしないといけないんだとか。空腹時血糖も測らないといけないため、さすがに病院に到着してからはダメでしょうけどね。着替えるのが面倒なのと、肺のレントゲン撮影をスムーズに終わらせるために、無地のシャツでまいります。

※十年以上前に健診で行った某O田病院の二十代の男の検査技師がとんでもなく傲慢だった想い出。二度と行かねえ。ちなみに今は健診先が変更になって、S田病院になりました。

※健診の案内書に限ったことではないにしても、「させていただきます」という表現に辟易。「いたします」でいいから、そこは。

唄うスタメッツ

 今でもしょっちゅう聴いている、らぁーびぃーぼぅおーーえぇー。途中「くぅーろぉーさぁーわっ」って唄っているのは、もちろん黒澤明御大のこと。

 貼り付けた後、確認のために再生して気づきました。

 この動画、歌の途中までしかない。

犬が二匹で言うのです

「我々の待遇改善を要求する!!」と吠えるので、いつもより長めに散歩。二匹とも引き癖があるため、一時間半も腕を酷使する羽目になりました。痛い、腕が。なんせ雨続きでろくすっぽ散歩できなくなっていたもんでよう。

 姉妹で捨てられていたのを拾った日が雨だったからでしょうか、雨の日はやたらとおとなしいんだわ。その分のストレスは晴れた日に発散しまくる模様。

 もう老境のはずなんですが、なんであんなに元気なんだろう。謎。やはり雑種だからかなあ。

※ようやく「U.S.Sヒラガゲンナイ」が聴けました。スタトレもいいけど落語もね。

※永遠の管理者役が誰だったか思い出せず検索。CSIのブラス警部でした。納得。

スタトレ観過ぎ問題

 なぜ私が鹿島錦保存会に入会した時に海外ドラマ視聴を封印したかといいますと、それは

 延 々 観 る か ら

 だったりします。そういう性格。案の定今観ているディスカバリーも、すでに3rdシーズンを半分まで観終えてしまいました。おかげで極度の睡眠不足。防音室の整理が終わった以外、他のことが全然はかどらないんだけど、どうすんべ。一時解禁した時に観たピカードは毎週オンタイムで視聴できていたし、シーズンそのものも短かったから一気観という感じではなかったですが、ディスカバリー、お前はダメだ。どう考えてもダメだ。

 なぜ私がこういう観方をしてしまうかというと、母の人生から答えが導き出せるような気がします。仕事一筋に生き、家でゆっくりしている時も、バラエティなどを流し観する程度で、流行りのドラマ視聴などを一切してこなかった母のことを考えると……。

 実は彼女が初めてはまったドラマがNHKの篤姫。受信料として支払った分を取り戻すべくせっせと視聴して、その後友人や親戚に「面白かドラマはなかねー」と質問して時代劇系韓国ドラマを勧められ、一気に韓流ファンになったということが十二年程前にありました。ほどなくしてテレビで放映される分だけでは物足りなくなり、あろうことか人生初のレンタル会員登録としてGEOでびうまで果たし、まとめて七巻とか借りてきて、それを仕事が控えていようがいまいが深夜まで観続けて一日で返却して――

 つまり私のせいではなくて遺伝だったんだわ。ドラマにかこつけて感動系の話をすると思いました? 甘い。もうそういうことで自己解決しちゃってもいいお年頃なんだということにしておきます。

※ピカードのまさかのフライング配信――話の順序を間違って、あるエピソードが本国より先に日本で公開された――に関してもきっちり経験。外出の予定があり、間違って公開された時点でダウンロードして端末をオフラインにしていたので、最初から最後までがっつり観ました。ふふふ。

※アグリー・ベティとか、デスパ妻とか、観なおしたいドラマはたくさんありますが、一番はホミサイドかなあ。これは前から何度か書いていますが、私の人生に多大な影響を与えたと思しき重厚な刑事ドラマです。マンチだけいろんなドラマをそのままの役ではしごしてんの笑う。

※修理ロボットがむっちゃ欲しい。基本的に字幕派ですが、スタトレだけは吹替派。昔のテレビ放映の影響です。

最近のジブリは……

 前作の「風立ちぬ」は一応映画館で観ました。シベリアというお菓子が存在することを知ることが出来て良かったな以上の感想はなし。いっそ二時間シベリアにフォーカスした映画を作ってほしかった。

 プロの声優を使わなくなってから棒読み大根キャラが増えたし、興味はほとんど無くなりましたので、駿はもう観なくていいかな。今となっては高畑勲派。だいたい今の駿は偏屈が過ぎる。VHSで借りたラピュタを返却までに何度も観直した頃が懐かしい。

 社長の鈴木氏に関しても、過去のインタビューで「こんなに美しい日本という国をいったい誰が攻撃するんですか」と言い切っていた件で、この人ってこの程度だったんだと心底呆れた想い出。暴力というのは常に残酷で衝動的。そこに美醜という価値観の存在する余地はない。綺麗だろうがそうでなかろうが、攻撃される時はされる。そういうもの。

 そんなことより今の私の最大の懸案は、きのこの山の値上げの件。食事制限を続けているためいまだがつがつ食べられないとはいえ、いつかは登ろうエベレスト的な意味合いで、いつかは食べようきのこの山と歯を食いしばっているというのに、その決意に水をさすことをしやがって。製造元の明治製菓には、いっそたけのこの里を倍の値段にして、きのこは据え置きにしてはどうかという提案をしたい。

 いかがなものか。え、いかがか。

※海軍将校だった純血系うどん県民の祖父が亡くなってからの祖母たちの苦労を思うと、駿の「海軍はつながりが強いので死んだ仲間の家族を見捨てない。だからほたるの墓のような苦労はありえない」という発言は、許容できない。くわえて親子の確執でル=グウィンの世界観を台無しにしたのもいかがなものかと。

※汗をかきながらたこ焼きを焼く人に「プロのくせに汗をかきながらたこ焼きを作るなんて。プロなら涼しい顔で焼くべき」とクレームを入れた客がいたとか。タコ焼きに汗が落ちなければ別にいいじゃん。あなたこそ客失格と思う一方、背景を一切斟酌出来ない表現に、ASDの片鱗が垣間見えるような。

1/4うどん県民がさらなる本気を出して

 パスタを茹でる七月の夕餉。もう名誉うどん県民の肩書剥奪されそう。まだ伝家の宝刀竹崎カニ町民があるのでいいんですけどね。でも本当は竹崎って、竹崎島の地区名であって町名ではないんだわ。なお島とはいえ地続きですので念のため。

 そんなことより、うかうかしている間にもう一年の半分以上過ぎてしまっているではないですか。どういうこと。おせちを食べたの一昨日くらいではなかったかなあと自問自答。

 まだ防音室内の整理は途中ですが――未整理のものはとりあえず全部外にガチャ置き――今あぐりに巻いている糸を何とかしろと私のハートフルな守護霊がソウルフルに叫ぶので、その分先に織ってから土日に残りの片付け敢行。

※Googleさんに放り込んでいたちょうど五年前の写真。懐かしの基礎織、それも四枚目。30割かな。この頃はとにかく縮んですぐに拾えなくなるので難儀しました。今はさすがに縮んでもそこそこ拾えるで。写真の下の方の桝に卍を入れた図案を織っている時には、大先生から、「あら綺麗に入っとるじゃなかねー」とか言われたっけ。あれ絶対「続けさせるためにここはほめとけ」ってやつだったと確信しております( *´艸`)なお基礎織なのに基礎の図案ではなくてフリーダムなのは、私が本来そういう性分だからです。言うことなんかきいてやんない。今との大きな違いは押さえかなあ。平の目で力任せに押さえつけておりました。中糸なのにいつも「細糸?」と訊かれたり。そりゃいろいろ不都合な目にもあうわ。

AI恐ろしや

 アルプスの少女ハイジをAIが映像化するとこうなるそうです。終わりのない悪夢を全人類で分かち合いましょう。途中からハイジ狩りが始まります。

 AIが考える「かしまいろオンライン」。オンラインゲームという認識か。

 AIが考える「鹿島綿」( *´艸`) 美味しそう。鹿島が赤系のイメージなのは、赤門とか鹿島駅とか祐徳稲荷から来ているんでしょうか。

※AIが考える「流水夢庵」。なるほど。

※とあるブログのタイトルをAIさんが画像化。ヒントは日記。