丸山応挙と伊藤若冲の競作だとぅ――と、目が点になってしまいました。眼鏡をコンタクトレンズサイズになるまで小さくしないとやってらんない。一部に人にだけよくわかる例えをすると、うちの故大先生と故井手久美子先生の競作が見つかったという感じ。伝われ、織り手の心に。
それにしても今までどこおったん、あんたら。
かしまいろオンラインにしおりが三点追加されました。私の中だけで開催されている、ハトメをしてマクラメでバッグチャームにしたい選手権断トツ一位の素材です。今回追加されたのはがっつり和柄タイプですが、他にも猫や蝶やウサギがあるぜよ。
購入に関しては、遠方の方はオンライン推奨。鹿島駅や祐徳博物館や大正屋まで行ける人は、そこから買った方が早いです。
県外在住でどうしても織りたいという人は、各地の佐賀錦教室を探すんやで。
それぞれ三分割して編んでいる前身ごろと後ろ身頃のパーツの作り目は50目。両脇を122段、真ん中のパーツだけ142段編んで巻き綴じにして一体化。とどのつまりハイネック風のセーターを目指しております。
以前限定でストレッチ針の輪針が製作されたそうですけど、独学独習を是とするまつろわぬピケ編み民である私には無縁の話。多分普通のストレッチ針をカットしてヤスリを掛けてから孔を開ければ、後はマクラメの技法で伸縮自在の輪針が作れるはず。あふれる手作り感に寄る辺なさを噛みしめつつ、いずれは自己流輪針でトップダウンのセーターを編んでみたい。まあ大まかな手順は一本針やかぎ針によるトップダウンでの編み方を流用できるので、今の時点でもおそらく編めます。ピケ編みや昇龍のみのシンプルなものなら。でも、ボーダーならともかく、フランス国旗風のトリコロール仕様にしたいなら、今の作り方の方が遥かに簡単なんだわ。
最後のパーツは金曜には完成するかな。身ごろの準備が出来たら、脇から目を拾って袖を編んでから、せっせと最後のとじはぎ。今回同じ太さで違うメーカーの二種類四色の毛糸を組み合わせて編んでいますから、面白いデザインになりそう。面白すぎて着たまま外に出るのがはばかられる時は、「いえ最初からそのつもりですけど?」と言い張って部屋着にするよ(‘ω’)ノ
多分袖を編む前に文化祭に出すものをちょこちょこ作ることになると思います。それまで鹿島錦は保留。気分が乗らねえんだわ。
それにしてもデジコレさんの面白いことよ。目新しさではkindleのunlimitedさんの方に軍配が上がりますが、資料的価値はデジコレさんの独り勝ち状態。
『日本の美』第10 (九州 第1),国際情報社,1968. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2455419 (参照 2024-09-30)の写真の一部を拡大したのがこちら。
卍が使いづらくなったのはバカナチのせい。卍自体に罪はないし、右旋と左旋でまた違うとはいえ、やはり刺激はしないに越したことはないということで、卍部分を花に変えて織ってみたいと思った次第。ラヴ平和。
それにしても、以前ドイツで鹿島錦が紹介されたことがあったんですが、その時は問題にはならなかったんでしょうか。
かしまいろオンラインの鹿島錦の商品、ピアス二点とイヤリング三点が追加されました。掲載商品の実物は鹿島駅構内の観光協会の販売所にありますよ。
※Wordpressのブロック(編集する時に組み合わせるパーツみたいなもの)の中に、テーブルが追加されていることに気づいて愕然としています。今までタグをちまちま編集していた努力を返せ。返してくれ。