おージーザス

 夏目友人帳に出てくる依島邸、アニメ版の家屋の部分は、佐賀錦振興協議会さんの本拠地旧福田家をモデルにしているとの情報を得て驚いた次第。踏み台昇降しながら観たはずなのに全然気づかんかったわ。

 なんか踏み台昇降再開しなきゃって思いました。

鹿島駅も建て直しかあ

 正確には「肥前鹿島駅」ですね、はい、わかっています。界隈の駅では唯一肥前のつかない地区民からすれば「まだあの建物でイケるやろ」と思うし、通学に使ったり家出の時に利用したり、ああ人生に涙あり、あんなことこんなことあったでしょう的な様々な想い出がある駅なので、ひとしきり寂しい気持ちが湧いて、悲しみのズンドコ。でも一部鹿島錦をイメージした建築物になるとのことなので、その件に関してはドキがムネムネ。

 名にし負う記念品作りたがりマダムは、一報に触れた時点で「ぜひ記念品を!!!」と算段しておいでなのではないでしょうか。余談ですが私も60周年記念の作品作りには参加するつもりでおります。あくまでも一つの案ですが、60周年の記念品が完成した暁には、鹿島駅の方に差し上げてよくないかなあ。駅舎完成は二年後と、ちょうど時期も被るし、何より構内にある観光協会さんの方で販売に協力してくださっていることだし。まあ駅自体はJRの所有物でしょうから、そのあたりの擦り合わせが難しそうな気はしますけど。

SAGAMADOで佐賀錦振興協議会さんの展示&即売会が開催されるそうだよ。手織り錦のバッグなんて、普通は織り手に頼んで作ってもらうしかないから、貴重な機会どす。

ちょっとくどいかも

 本当は生成りをベースにして少しだけ色を入れたいんですけど、自分の物ではないしようということで、自粛中。淡色の組み合わせでもこんなくどく見えるのかと、悲しみのズンドコ。でも上手くやればここまででもボールペン三本位は取れそう。飽きずに続けられるように、台の交換の合間に編物をしたりマクラメをしたりしようっと。あと36段織ってから小台と交換→しばらく織って再度中台に交換予定。なお、この模様に関しては、勿忘草色の糸がアグリに巻いた分しかないので、それが終わり次第打ち止め。

 明日は仕事のため鹿島錦教室には参れません。「皆頑張りやー」と陰ながらエールを送るだけにしておきます。

clover、それは手芸界の巨人

 kindle散歩をしていて、「リュネビル針」なる手芸道具の存在を知り、我慢できずに検索。何やこの格好良い響き。なんでもビーズやスパンコールを使って刺繍が出来るそうな。総錦のバッグのアクセントに良いかも。

 そうか。リュネビルは地名か。

 すずらん細目打ちだとぅ。

銀河鉄道の夜を聴きながら

 今織っている図案は来年の鹿島市の成人式の記念品用。3-3と3-1-3-5の二種類の目しか出てきません。それぞれ表と裏があるにしても。以前同じ模様を織った時はこんな感じでした。

 この時は木目込みのテディベアのネクタイ用にと考えてこの色で織っていたんですが、諸事情あってメガネケースにいたしました。

 拾うのが簡単=動画を視聴しながらでも大丈夫ということなのですが、出来れば視線は経紙の上に注ぎたいということで、聴覚だけで処理出来る朗読系の動画を漁っているところです。昨日途中まで聴いたのがこちら。

 今日は広島原爆の祈念日なのでおちゃらけた投稿はしたくない。

納得した

 先日ルーターを交換して以降、やたらとインターネット回線の通信速度が遅くなっておりまして、試しに速度チェックをしたら、下りが驚きの1.7MB。ええもう絶対交換作業の影響やんかと業者にクレームを入れる前に、接続先のプロパティを確認したところ、全然別のルーターにつながっておりました。

  1. 業者が機器交換
  2. 作業中電波が途切れてギリギリ電波が入る距離の別のルーター(以前PCを持ち込んで作業した場所)に自動で接続
  3. 交換終了後も設定がそのまま
  4. 知らずにクレームを入れそうになる
  5. 気付いて猛省←今ここ

 なんで交換しないといけなくなったかというと、セキュリティ機器の都合上。面倒でもセキュリティ対策はしないといけないらしいよ。扱う個人情報なんてたかが知れているのになんて書いたら怒られるか。一番大事な情報が介護保険の被保険者番号なんですけど、それ単体ではごく一部の事業所以外は請求上の都合で悪用できないしよう。まあ、この類の情報流出云々は、オンライン化の弊害ですよね。スタンドアロンのソフトならネットにつなげなければいいだけの話なんでしょうけど、あいにくうちは介護保険ソフトに関しては完全オンライン。最近は起動時に接続を求めるソフトも増えているし、年に一回二週間ほどネット絶ちを続けることで精神衛生を保ってきたわしはすでにしおしおのパーですよ。

※接続先を切り替えて速度が安定したおかげで、牛若小太郎視聴も快適。

二台体制の方が進む不思議

「一台に専念した方が絶対進むわいな」ということで予備の台を封印し続けておりましたが、蓋を開けてみればかえって今の方がはかどっている次第。なぜか。それはおそらく私が極めつけに飽きっぽい性格だから。一つの図案を同じ色で織るとてきめんに疲弊→放置→しばらくして再度織り始めるいうことを延々繰り返すせいでなかなか織りが進まないわけですが、二台出して図案も色も違わせておけば、あら不思議(でもない)、それぞれの台で新鮮な気持ちを維持したまま取り組めています。その者青き衣を以下略、旧き言い伝えは真であった。

 だいたい一模様から二模様織ったら、台を交換するようにしよう。

いつも思うんよ

 原爆にしても、災害にしても、自分の体験を明確な言葉にして伝えてる人たちは、それを発するたびに過去の凄惨な経験を何度も脳内で再体験しているんだと。

 したがいまして、まるでそういう話をまるで聞く気がない人間を見ると、脊髄反射でひっぱたきたくなるのでございます。

※ごくごくたまにミュンヒハウゼン系の人が混ざっている件に関しては注意せんといかんね。

はい皆せいれーつ

 貼り直した経紙を整えているところです。一番下のヘラが私にとっての魔法のヘラことスムスムススム君。戦前生まれの彼、滅法拾いやすいんだわ。惜しむらくはその短さよ。本金はヘラを通す時に柔らかい感触がして楽しいですね。

 それにしても小台に27cm、中台に19cmをそれぞれ立てて織るって、我ながらどういうこと。逆やろ普通。

手前はグダグダ、奥はスッキリ

 本金さんその後。最初に貼った手前部分は直視したくないほどグダグダになりましたが、奥側はさすがにそこそこ綺麗に貼れました。学習するってこういうことねと思いつつ。でも織り終えたら即引っ張り紙を張り替えて、強力両面テープ対応にしようっと。

 余談ですが、合成樹脂を混ぜ込んである破れにくい障子紙を引っ張り紙として流用する場合、多用途タイプの超強力両面テープで経紙を貼り付ける前に、あらかじめでんぷん糊を塗りたくって障子紙の凹凸潰しのためのコーティング→乾燥させて強度マシマシにしておいた方が無難。

 超強力両面テープに関しても、合成樹脂対応じゃねえと駄目なんだわ、これが。両面テープで処理する場合のメリットは、乾かす手間なく作業に取り掛かれることかなあ。長さの異なる経紙の切れ端を一度別の紙に並べて貼ってから引っ張り紙に移す作業も、多分木工用ボンドよりやりやすいと思います。

 デメリットは、買った両面テープがなかなか減らないこと。十数メートル使いきるのにどれだけ織ればええんやろ。

 今回は上下対称の図案ばかりにして、細いヘラを差し込んで半分は拾わずに済むようにします。不特定多数に配布するタイプの記念品は、さほど大きい布は要らないし、かえって細かい連続模様の方が映えるので、その手の図案を選んで色にこだわるが吉。

※結局手前側をカットして貼り直した。それにしても、購入以来使っていなかったせいか、巻き取り軸のキュルキュル音がうるさい。心が折れそう。