よくもまあ

 相も変わらずネット上ででたらめ佐賀錦情報を垂れ流す人が多くて、佐賀錦ポリス藤津郡分署の署長としては困惑しきり。ある人によると、佐賀錦は細く切った和紙を撚って緯糸として織り込むことで、通気性と軽さを確保しているとのこと。初めて聞いた今聞いた。そもそも帯として売られている時点で本物の佐賀錦じゃないわな。

「ドラえもんははるか数億年前の古代文明で崇められた精霊で、旧東ドイツのフィレンツェ留学中の徳川家康によって召喚されて、平安時代から群馬の長万部に伝わるアイスクリームであるサーターアンダーギーのレシピを、妹ジャイ子とともに、瀬戸内海のイルカのゾンビから日夜護り続けています」レベルのとんでもないミスですからね。だめ。絶対広めちゃだめ。人口に膾炙禁止。

 署長はもう悲しみのズンドコですよ。どうすればええんや。そもそもが雑にしか知らないことを大仰に書いちゃいけません。予防線を張りまくるのも大事。

※サーターアンダーギーを二個以上食べると体調不良になるお年頃になったので、サーターアンダーギー消費に関しては若者にゆだねようと思います。若者の胃袋に幸あれ。一個だけだと平気なんだけどね。わかっていても何個か食べちゃうんだわ。つまりわかっていないってことなんだわ。

100日分確保

 毎日の踏み台昇降のお供のまんが日本史、無事明日で最終回と相成りました。縄文時代から倒幕まで頑張ったよわしは。終盤は薩摩と長州だけがクローズアップされていて、我が肥前の国は空気扱いでしたが、佐賀藩の先端的な科学技術が無ければ、また歴史は違ったものになっていたことでしょう。知らんけど。

 さて次は何を観ようかと思案して、複数の候補の中から選りすぐり、一話12分のまんが世界昔話に決定。観てたよ、子どもの頃。とにかく話数が稼げるんですよ。なんせ200話あるもんでよう。毎日2話から3話ずつフミフミしていけばよろしかろうて。2話ずつフミフミしたとして100日分ですから、年末までカバーできますね。しばらく「次は何にしよう」と悩まずに済む。

 取り扱った作品はギリシャ神話からドラキュラまで。トム・ソーヤーの冒険もあるそうです。世界名作劇場版と比較してみよう。

何これ気になる

 個人送信で読めるデジコレ内の新興宗教の本をあらかたブクマし、新たに卑弥呼のことを調べていて、気になる本を発見。思い切ったタイトルですね。副題も香ばしい。恋はアクション。アクションは恋。アクションイズラブ。さすがの猿飛のエンディングを思い出してしまった。

 邪馬台国論争に関しては、故人含めて全日本人のDNAをデータベース化して、人の移動の流れを逆算しつつ、金印探しを国家レベルでやらないと、確定は無理でしょう。特に後者。

※鍋島家の収蔵品に古い時代の鹿島錦がないか調べていて、川柳の本に遭遇。鍋島家の家紋の抱き茗荷をもじって「茗荷でも馬鹿にはならぬお家柄」などと詠まれています。同じ本の唐津の項に書かれていましたが、近松門左衛門の墓が唐津にあるとは知らなんだ――って、調べたら全然違う。どういうこと。

※ねじねじの義父=志乃パパこと先代馬生師匠の茗荷宿。

ええと……

 農家の味方の某金融機関から、事業所の振込手続きの際に、紙ではなくてデジタルデータで情報をくれということだったんですが、恐ろしいことに使用媒体がCD-R。とほほ。手入力→データ変換→出力されたファイルをCD-Rに貼り付けという手順らしい。うちの事業所では内臓DVD&CDドライブがないPCを使っているので、わざわざ外付けドライブを引っ張りださないといけないわけよ。面倒な。しかも入力したデータを印刷したものも必要。業種の違う私的にはいささか意味不明ですが、ミスが許されない業務ということで、金融機関的には絶対要るんでしょう、きっと。

 まあ、前回言われた時は「フロッピーディスクで」だったから、いくらかIT時代に対応できているのかな。介護保険のデータも長い間フロッピーを使っていましたよね。懐かしい限り。

 それにしても、わざわざ時間を割いたのに、専用ソフトの操作説明というのが、拍子抜けするほどシンプルで、それ、説明要る? と、もふーんとなった次第。もうPCを使い始めて27年になるわけですよ、私も。三行くらいの説明を書いた文書があれば充分。以上。

※「お前が生まれる前からPC触っとるわ」ってなる瞬間がどうにも増えてきて困りもの。某公的機関のサイトにどうやってもログインできずに関連部署に問い合わせた折に「半角文字と全角文字というのがございましてぇ」とか言われた時には心底イラついた。法と生産業者と親御さんが赦せば、相手の職場に押し掛けて生卵五千個くらいぶつけたい。

※wiki経由で見つけた親御さんの埴輪に興味津々。土偶もいいけど埴輪もねということで。

※何の気なしに「アシモフ」でデジコレを検索したらいっぱい著作が出てきた。嬉しい。

村下孝蔵には間に合っていない

 もちろんご存命でしたけれど、私が子どもの頃って、アイドル全盛期→バンドブームという流れの真っただ中で、ソロの実力派ポップスシンガーはあまり思い浮かばない。村下さんのこと知ったのは大人になってからでした。「陽だまり」も好き。

 ジャンルとしてはニューミュージックでええん?

※勝俣州和のテレビでの発言を不快に感じている人がいるそうな。何を今さら。不快でないことで笑いをとろうとしたことがありますか、あの人。特に私がテレビを観ていた頃は、いつも他人の失敗や不備を指摘してがはははははと笑っているイメージしかなかったので、今でも極力見たくない。一度だけ不覚にも笑わされたことがあるのがトラウマ。

ダメダメのマトリョーシカ

 手が空いた時間に日課となって久しいデジコレの検索。ただ今新興宗教の解説本にはまっております。どこも結局色と金よのうとうんざりしつつ。そんな中たまたま見かけた「日本をダメにした〇〇」シリーズを軽く読んでみたところ、ひどいですね、内容が。視点が一方的すぎて客観性に欠ける。ある本で日本をダメにした政治家と名指しで批判されているハマコーのおじさんが、別の本では著者として日本をダメにした政治家9人を挙げていたり。

 なんぞ。

 まあ、例の戸塚は鬼畜であるという意見には賛成。それにしてもあれ、なんとかならんもんですかね。

ストレッチ編みに至った理由

 なんで編物には全然詳しくないのにストレッチ編みを始めようと思ったんだろうと記憶を掘り起こしてみる試み。最初は無難にかぎ針や棒針で編物に挑戦したんですよ。でもかぎ針は編み方が多すぎてうんざりし、棒針は編んでいる途中で目が詰まってぎちぎちになって、にっちもさっちも行かなくなって放棄したという体たらく。その後練習もせんと「もっと簡単に初心者が編める編物はないもんかよう」ということで魔法の一本針にたどり着き、そこからアフガン編みに飛び、アフガン編みが輪廻転生を果たして生まれたストレッチ編みのことを知ったのでした。とどのつまりGoogle様々。機械編はろくすっぽ使えていないため割愛。

 かつて横断検索をして私が買ったストレッチ編みの本(コピー版ではないハードカバーの方)は相当古くて、現行のストレッチ編みでよく見かける木の葉や孔雀の羽みたいな模様は一切載っていないのですけど、そもそもメンズの私は編みやすくてシンプルなピケ編くらいしかやらないので、何の問題もなし。本要らんのやないか説すら浮上中。

 そういうわけで、今後貴重な資料となりうるであろうちのっぷすさんのところの編み目のアップをいくら眺めても、何をどういう順番で編めばそうなるの? と謎は深まるばかりなり。自由自在に編めるようになったら楽しそう。なんでも行ったり戻ったりするという話。

※ヴォーグ社の「新しい手あみストレッチ編み」は、現状昭和女子大の図書館にしか収蔵されていない様子 ※ありました。どないやねん。国立国会図書館にないとしたら、複写依頼は出来ないのか。著作権が切れていない本の場合は、二回に分けて半分ずつ依頼すればすべてのページをコピーしてもらえるんですけどね。ちなみに「入門編」となっている方は原書を抜粋したものなので注意。

鹿島市文化祭詳報

 生粋の太良町民が何食わぬ顔で鹿島市民を装い紹介してみる。

 鹿島錦保存会展示は毎年エイブル2F音楽室。なぜなら鍵がかかるから。いつもの練習場所である3Fは鹿島美術人協会の展示だよ。人間国宝(鍋島更紗)の鈴田先生だけでなく、絵馬修復事件でネットのおもちゃになったS先生も出品されるよ。

【開催期間】
 11/2~11/4

【展示時間】

 10時~17時(4日のみ搬出作業のため16時終了)。11/2は会場であるエイブルに避難所が緊急開設されることになり、13:00~17:00の開場時間に変更になります。

【体験について】

 体験用の織り台を1台準備してあります。「ふふふ私ならきっと上手に織れる」と積極的に自己暗示をかけながら何段か織ってみてください。拾い間違えると静電気ショックを食らいます(嘘)。製作の体験はストラップ=根付。1日10名様となっておりますが、なにぶん数に限りがございますので、団体・ご家族でお越しくださる場合は、代表の方1名様に作っていただくことになります。双子ちゃんとか三つ子ちゃんとか、エイブル中に響き渡る声で喧嘩したらあかんよ。

急に思いだした

 体調がすぐれないので糸掛けも出来ず、かろうじて編物をしながら、相変わらずの動画三昧。適当にいろんなジャンルの動画を再生していたんですが、突如薦められた動画で流れてきたえんやーとっとで、二十代の頃の記憶が戻りました。諫早のアパートで独り暮らしをしていた時におやつをむさぼりながらダラダラ観ていましたね、宇宙忍者ゴームズ。当時は当然ブラウン管テレビ。29型の。録画機器はVHS。PCは持っていましたけど、家には外付けCD-Rしかなかったなあ。ゴームズというのは、いわゆるファンタスティック4です。

 日本語版スタッフはとにもかくにも遊びすぎ。大泉晃さんが懐かしくなって検索したところ、1940年版の風の又三郎の一郎役もなさっていたとか。Prime特典で観た時にそうじゃないかと思っていたんよ。

 こちら風の又三郎の時の大泉晃さんのご尊顔。ネットの海から拾ってきました。個性派喜劇俳優として活躍されていた頃しか存じ上げませんでしたので、面影はある(使い方逆)にしても「あんた誰」状態。ゆめゆめ画像をクリックしてはなりませぬ。なりませぬよ。絶対に。Youtubeに飛んだりしますので絶対だめ。だめだめだめ。Primeで観られる人はこちらでどうぞ。

 えんやーとっとはてっきり及川ヒロオさんかなあと思っていたら、まさかの由利徹先生でした。言われてみればという感じ。及川さんは世界まるごとHOWマッチの名吹替が印象的。シャーマンの声を当てていらしたんですが「火の粉をかーけてお祓いよっ、あらかけすぎちゃったわねえ」なんてめちゃくちゃなアドリブをなさってて、それがいまだに忘れられません。

 あ、数日前に鹿島錦を始めて丸七年とあいなりました。いよいよ八年目に突入した件に関しては、すっかりこってり忘れていました。内緒。