しょうことなしに自己検査

 註・以下の記事、厳密には「その時点での検査が終わった」だけで、「診断」にはならないので注意。診断はお医者様の仕事なり。

 濃厚接触四日目。かかりつけ医のところで抗原検査をしてもらおうと朝から電話をかけていましたが、なかなかつながらず、ようやくつながったと思ったら、「濃厚接触者でも、基礎疾患があっても、症状が無ければ検査が出来ない」と事務のおばちゃんに言われて、ぐぬぬぬとなりながらぢっと堪える我慢の子。自己診断で出来るのかなあ、でもドラッグストアで研究用キットを買って検査をしても、どのみち陽性なら医療用キットで再検査をしないといけないし――と思案して、いろいろ検索。出てきた結果は

・佐賀県の無料検査は濃厚接触者が対象ではない
・保健所から配布される濃厚接触向け医療用抗原検査キットは、後期高齢者や基礎疾患があると申請できない

 ということで、どん詰まり。仕方なく職場の看護師――てっきり陽性だと勘違いしていたけど、今のところは陰性らしい――にお願いしたら、今は一人しか陰性の看護師がいないので、出来るだけリスクは減らしたいから自分でしてほしいと言われ、( ゚Д゚)となりながらも、渋々了解。玄関に出してもらった検査キットを使って車の中で自己採取で検査しました。一応手順は知っていたけど、自分で鼻の奥にまでスワブを挿入するのが不快でたまらない。でも、検体採取が不十分だと検査できないということで、涙をこぼしながら(比喩ではない)鼻の奥をぐりぐり拭い、液に浸して検査キットに垂らして15分待って……

 今回は陰性に該当するという検査結果が出ました。偽陰性の可能性もありますけどね。ちなみにこれは保健所から頂いた医療用のキット。今は以前と違い、隔離解除に医師の証明は要らないそうですが、一般職ではなく高齢者と接する仕事なので、やはり不安が大きいわけで、検査をしておくにこしたことはないかなと。

 朝から靴を左右間違えて履いたりするくらいには慌てておりましたけど、これで少しは落ち着いたかも。家庭内感染しないように母の隔離を続けつつ、仕事に復帰することにします。数日は誰とも接触せずに済む場所で書類仕事。

※液を垂らしすぎて撮影前にこっそりティッシュで吸い取ったなんて内緒。

※検体の量が検査に充分であることを示すのがCの線。ですからここが表示されない場合、検査そのものが無効。その場で再検査になります。Cのラインが出ていれば、さらにTに線が出ているかどうかで、感染の有無をお医者様が判断されます。線がうっすらとでも出ていれば陽性。既定の検査時間を過ぎても、Cの線だけでTの線が出なければ、検査結果上は陰性だそうです。もちろん偽陰性の可能性もあるので、「遊ぶでー(‘ω’)ノ」とはっちゃけちゃダメ。職場で複数の検査キットを見ましたけど、どれもCとTですね。当たり前か。