あれはそう、私がまだ桃谷に住んでいた頃

 だったと思うけど違っていたらごめんよ。

 今は芦屋でこじゃれた雑貨店を経営している友人との会話に出てきた別ババ案件。その友人とは鉱物好きという共通点があったため、よくどこそこの石屋は安いとか品質が良いなんて話をしていたのですが、彼が遭遇した話。

 もう二十年以上前、大阪市内を散策していて、大黒〇という鉱物を扱う店を見つけた友人H氏。ショーウィンドウに素晴らしく綺麗な石があったそうで、気になってお店のババに「表の石、値札が付いていなかったのですけど、いくらくらいでしょうか?」と質問したらしいんですが、その質問になぜか突然激高で返されて「うちは値札を見て買うかどうか決めるような人間には、絶対石は売らへんのや!!」と怒鳴られた挙句、「あんたなんか一生幸せなれへんわっ」と捨て台詞を残され、自転車でしゃーっと去られたとか。

 意味わかんなくない? 普通に悪魔? デーモン閣下の御親戚か何か?

 迷惑ジジもたいがいだけど迷惑ババもたいがいだという話。

※桃谷で思い出した。商店街の本屋のババも悪魔系でした。ずっと立ち読みしていた人間には何も言わないくせに、後から入店してどれを買おうかとしばらく思案していた私に「買わんのやったらはよ出て行き!!」って怒鳴りやがって。今は潰れていることを祈ります。

※gmail、意図しない所で勝手に改行する仕様をなんとかしてほしい。