一昨日母から風邪をうつされました。まあ、最初だけ猛烈なのどの痛みはありましたが、家に保管してあった以前のトラネキサム酸と追い龍角散を施したのど飴で乗り切った次第。コロナでなかったのが幸いということで。寝ながらアレクサに頼み込んでアマプラでザック・スナイダー版のジャスティス・リーグ(二度目)や、長靴をはいた猫と9つの命など、脳をさほど使わない放置系映画を観たりしてだらだらと過ごしている次第。今日は体調が許せば午後から買い物に出かける予定。
ところで、何やら東京で「生物学的男性は女子更衣室を使うべきではない」というデモが行われたということで、LGBT団体のアクティビストと悶着があったとか。当事者対当事者という構図(つまり差別というより軋轢)が成立しているため、門外漢の私が口を出すことではないんですけど、一つだけ突っ込ませて。
ストレートのトランスヴェスタイトと、一般的なトランスジェンダーとを混同するのは、佐賀錦の技法を流用して西陣で織られた西陣織の佐賀錦と、西陣織りの材料を借用して佐賀で織られた手織りの本佐賀錦を一緒くたに扱うようなものなんやで。そもそもの欲求も精神構造も行動原理も根っこの部分から違う。もちろん個人差の方が優先するでしょうし、ダブルマイノリティとしてのトランスビアンなんかもいると思うので、一概には書けないながら、誰かを直接的にしろ間接的しろ糾弾する時には、自分が追求する相手をどれだけ正しく理解しているかを、まず徹底的に自問自答すべきでは。もちろんLGBTの側も相手が男性恐怖症である可能性も考慮して対応しないと。
ちなみに私の理想は「全員個室」なんだわ。更衣室とか考えられない耐えられないに一票。
※水面下で先導しているのは多分保守派の皮を被った排斥主義者なんでしょう。しかもその排斥主義者の中には、自分がそうだと世間にバレたくない一心で活動している当事者が複数含まれているという恐ろしい状況。自分とはまったく関係のない事柄なら、もっと客観的な視点に立てるはずだから。たまにあるでしょう、性的な描写はないのに、子どもが出てくるというだけでアニメを糾弾する海外の団体の人が、こっそりそれを観ていたりとか。
※追い龍角散というのは、そのまま服用するにはいささか ゲロマズ 味に難のある龍角散パウダーを、のど飴に乗せて誤魔化しながら口の中に放り込むという荒業です。
※とある大物右翼が「本物の右翼はゼノフォビアには陥らない。なぜなら確固たる自信を土台として、その上に自我が立脚しているからだ」と言ったとか言わなかったとか。風のうわさに聞きました。黄金で作った豪華な器に高濃度の塩酸を入れても問題ないよってことなんでしょう、結局は。一方、フライドチキンの食べかすの骨を貼り合わせて作ったようなスカスカの器しか持ち得ていない人の場合は、「待って!! 耐えられないから水すら入れないで!!」ということになるのではないかと。右翼を名乗りたいなら毎朝切腹とかせんとだめやで。