やっとられんわ!!

――となりそうになったので、ベスト→腹巻に変更。極太糸のはずなのに時間がかかって仕方ない。他にやることいっぱいあんだわと自分を正当化しつつ、増し目減らし目なしでサイズを気にせずガシガシ編める、ドデカネックウォーマーを編んで、機械編の練習を数年越しに再開する試み。バラクラバにもなるというやつ。前回機械編に挫折した理由はわかっています。わしは何も知らずにダイソーのアクリル毛糸で練習してたんだわ。機械編ってアクリル糸との愛称はよくないらしい。プラだけかもしれないけど。

 日常的に自分で編むのはもう小物のみでいいや。二日以上かかる物を編むと精神が崩壊しそうになります。そんな自分をいたわる作戦。昨夜久しぶりに時間をかけて織り台と格闘したら、ただでさえ悪い手際がさらに悪化していて自分でもドン引き。やはりコンスタントに続けるべきは編物ではなく錦でなければならないと実感。

 いつも何かしらやらかしがちの母も、若かりし頃編み機を買っていたそうで、上達したら二台体制で行けるかも。まあ、購入したのは私が生まれる前のことだから、おそらく補修は必要でしょう。

※バラクラバという言葉を覚えたのは最近。初めて聞いたのは一昨年くらいかなあ。極北の地に住んでいるわけではないし、編める技術もなかったので思い出すこともなく過ごしてまいりましたが、期せずしてYoutubeで再開。あみもの予備校のこけし先生多分何かクスリやってる説は私の中ではかなり濃厚ですが、作為的に甘ったるい声でおっとりしゃべりながら「編んでいる私ってこんなにすてきぃ」という演出をする女にはイライラが募り、編みかけの毛糸よフエルト化してしまえとお湯をかけたくなるので、このくらいのテンションで続けてもらえると見る側としては助かります。もしかしたらアメリカ式なら私も棒針編みが出来るようになるかもしれない。