糸で幾何学模様が作りたいのでした

 新年早々織り台に向かいながら、なんで私は鹿島錦だけに注力せずにあれをやりこれをやりしているのかとつらつら考えてみたら、糸を使って幾何学模様を作るのが殊の外好きだからということに気付きました。鹿島錦は多分綾織の妙に惚れておる。なお現時点で幾何学の極みの糸掛けアートや糸掛け曼荼羅に手を出さないのは、多分身に着けることが出来ないから。まあ無理すれば出来るのでしょうけれど、それが本来の使い方かというとそうでもなくて――

 それと、最近妙にマクラメに食指が動かない理由もはっきり自覚。もうね、ワックスコードを扱うのがしんどい。手持ちの分はもったいないので使いきりたいにしても、今後はもう買いたくない。出来るだけ天然素材の糸で結びたい。麻とか絹とか木綿とか。焼き止めは出来なくてもいいです。接着すれば幸せになれるさ皆ハッピーさ。

 先日までマクラメの一環としてタティングレースの練習をと考えていましたが、逆でした。タティングのシャトルを使って、タティングレースを練習しながら、絹糸で繊細にマクラメを編んでいきたい。長く編まないといけないコードや紐の類はもう伝家の宝刀鎖結びだけでいいや。ちまちまちま細い絹糸でマクラメをしたいすぐしたい。パラコードもたいがい素材的にしんどいので、今後は木綿の江戸打ち紐を買います。おパラさんはサバイバル用具を作るのにはいいんですけどね。今後の人生、何があるかはわからないまでも、生きるか死ぬかの瀬戸際でサバイバルをしなければならない状況に陥る可能性は低いはず。つまり喫緊の課題にはなりえない。ペンダント用はこの間結んだ絹の唐打ち紐が色も素材も心地よいし、結び方を教えてくださった大先生をいつも身近に感じることが出る用で頼もしいので、今後も同じようにして結んでいきます。指だけで結ぶ鎖結び、手順を知っている人は保存会にも何人もいるのですが、私以外誰も実用品を結ぼうとはしないのは悲しい限り、すこぶる便利なのによう。

 マクラメのことも考えて、佐賀錦用糸の太糸や極太糸も、いずれ調達しないといけません。コーンで買いたいよコーンで。

 新年の挨拶などしない。

※「きほんのき」は、いまだSTEP1のところでうろうろ。でもちょっとずつ形になってきたかも。かぎ針編みに関しても、モチーフやドイリーを中心に練習します。レッツラ毛糸やコットン糸で幾何学。

※マクラメに関しても作ったものを売りたいとか毛ほども考えていないので、自分で楽しむ程度のレベルでいいです。オーラ―ウールで初セーターも編み始めたでー。