コンサーティーナとかアコーディオンって、メーカーやタイプによりキーの配列が全然違っていたりする(らしい)ので、自分の楽器でないとうまく弾けないという人が、プロでも大勢いるらしいです。そりゃそうだわなと、昨晩手持ちのStage製中古イングリッシュ・クロマチック・コンサーティーナと格闘していて、身をもって納得。押し引き同音タイプなので、キーの配列はハーピカとかカリンバに近い。本当は伴奏のための低音部とメロディーのための高音部という配列になっているらしいデュエットコンサーティーナが欲しいんですけど、買ったら買ったでどのボタンがどの音かを一から覚え直さないといけないし、何より日本ではなかなか買えない。売りに出されてもすぐはけるということで、ここはぢっと我慢の子。
それにしても私のコンサーティーナはテナー音域で結構重い。しかも親指を通す革のベルトと、小指を添える金属製のパーツで支えながら動かすので、膝の上で蛇腹を開閉したとしても、結構指がしんどい。具体的に書けば痛い。果たして続けられるのかどうか不安でいっぱい胸いっぱいという状況。ドキもムネムネするさ、そりゃあ。
小指を当てるパーツを外したら、いくらか痛みも軽減しそうなので試してみます。実際痛みのせいでほとんど使わないし。親指の方は、テーピングしてみるかな。
なお、48個の音が出るボタンがありますけれど、実際には48音は出ませんよ。派生音の中に同じ音が出るボタンが6組ありますので、実際に出る音は42音。D♯とE♭はボタンは別ですが鳴る音の高さは同じ。G♯とA♭も同様。それが音域ごとに3組ずつ。それでも多いよね、ボタン。もうちょっと軽くてコンパクトなものはないのかえと検索をしたら、30音のイングリッシュクロマチックが楽天にありました。しかーし、そこそこのお値段がする。もうちょっと安い方がと北九州のS君とこ(某大手オンライン楽器ショップ)を検索したけどなかったで(;´Д`)。
※しんどいけど楽しいのでしばらく続けてみます。なんでも一緒。続けないとダメですよね――と書きながら、すぐ飽きてリトルミンストレルに戻りそうな予感。