それでもプロかと

 あらかたのライターや新聞記者や編集者が、紋切り型の「いじめ」という表記を一切改めようとしないのが不思議でならないのですよ。暴行や虐待という、犯罪性を希釈せずに伝えられ、その時々の状況に適しかつ即した表現を試みればいいものを。あるいは漢字で「虐め」「苛め」と書け。書けったら書け。

 どれだけ言葉に対する感受性が鈍いのか、底が知れない。

 毎度毎度同じことをぼやきつつ、私も自分の技術を磨かねばいけないと、ストレッチ編みをもっと勉強することを決意。当然古い本を使っての独学には限界がありますが、別に究めようとまでは考えてめいないのでとりあえずはこのままで。かぎ針編みは、フェリシモさんのおかげで長々編みまで出来るようになりましたが、まだまだモチーフが綺麗に編めんでよ。憧れの複雑な幾何学模様が遠すぎる。編み機にも再度触ってみましたが、こちらはやはり教室に通わないと私には無理みたい。目が落ちたらその時点でお手上げ。もともと棒針の知識がないのがネック。

 鹿島錦はぼちぼちと。