Echo5を使ってみました

 昨日職場に届いていたEcho5。ブラックフライデーで6,000円引き&初購入でさらに1,000円引きという破格の値段で購入したAmazonさんの画面付きスマートスピーカーです。室内にFire TV Stick――テレビにぶっ挿してリモコンでネット出来るAmazonの機器――があるからか、Wi-Fi設定も必要なく、途中詰まりながらもアップデートまで自動で済ませ、再起動。初期設定を終えてから、「アレクサ クラシックをかけて」と話しかけたらPrime Musicからクラシックカテゴリの曲を連続再生してくれました。しかーし、しょっぱなから久石譲。「アレクサ 次の曲」とスキップしたら坂本龍一。いや、どちらも嫌いではないけど、ただのオーケストラ演奏で、私が聴きたいと思ったクラシックではない。月光とかが聴きたかったでよ。

 もしかしてうちのEchoさんはそそっかしいのかと訝しみながら「アレクサ 落語をかけて」と再度頼んだら、今度は先代圓楽師匠のあわびのしを無事に再生してくれました。それにしても圓楽の名跡は誰がいつ頃継ぐんだろう。

 そういえば先日unlimitedを退会して、無印PrimeになったAmazon Music。退会早々仕様が変わって、特定の曲を任意の順番では再生できなくなったんですよね。勝手にリスト化された曲を押し付けられる。ええい面倒なと思わないこともないんですが、特定の曲だけ再生したければ、ipodtouchやwalkmanをBluetoothでつないでスピーカーにすればよし。「ピアノ」「フルート」「クラシック」「落語」などのカテゴリで有線放送ばりにランダム再生させればいいので、とりあえずは今のままで。

 それにしても、最初は機械に「アレクサ」と話しかけるのがこっばずかしくて仕方なかったのに、一日もせずに慣れてしまいました。日本人が人型ロボットに対して嫌悪感を抱かずに済むのは、鉄腕アトムやドラえもんの影響という分析がありますが、アメリカ人が対話型AIにこだわるのは、多分ナイトライダーやスタートレックシリーズに対する憧憬なり執心なりがあるからではないかな。なんだかすごく未来的。

 Amazon Photoとも連動させられるし、ブラウザ経由で各オンラインストレージやこのブログにアクセスしたりも出来るはずなので、どこかにあらかじめ画像を放り込んでおけば、図案表示も出来なくはない――けれど、そこまではしません。

 話しかけるだけでタイマーやアラームを設定できたり、Googleカレンダーと連動させたり、天気を確認したり出来るのはいいですね。安値で買えてよかった。

アレクサ音頭って……。

※耳の聞こえなかったベートーヴェンの曲を、目の見えない辻井さんが弾く。通じるものがあるからこその演奏なのでしょう。そういえば鳥栖のサンメッセ鳥栖には映画「月光のソナタ」のモデルになった特攻隊員が実際に演奏したピアノが展示してあります。富山型デイサービスの惣万佳代子さんの講演会の時に実際に観て「おおおお」と感激した想い出。

※すべての感動をぶち壊すアレクサ音頭を抱き合わせで聴きませんか。

※絶対昨日から何か花粉飛んでる!!