キリ助さん……

 鹿島錦保存会の全会員が毎日トータル八時間しか眠れないほど気になって仕方がない――嘘。私だけ――夕張の鹿島錦町のすぐ近くにぽつねんと佇む巨大オブジェのキリ助さん。動画を探したところ、一件だけ見つかりました。観に行きたいけど、熊が出ることもあるそうな。野生のクマの怖さを知らない九州民が気軽に出かけられる場所ではなさそう。行くなら途中でレンタカーを借りるか。

えらいこっちゃ

「思慮深ければ絶対辞退して嬉々として回答することはおそらくない、結果的に物議を醸しているだけの、得体のしれない調査機関が毎年凝りもせず実施する根拠薄弱意味不明な都道府県別身勝手なイメージ投影による魅力度=その実無自覚な地域差別を暴走させただけの底抜けのアホしか納得しないランキング」で、佐賀県がまた47位になったそうだよ。何か前にも書いたような気がするけど、この手の調査でぐうの音も出ない回答を即座に提出できるのは、日本の歴史上、伊能忠敬くらいですからね。東日本に関してのみ松尾芭蕉でも可。

 いちいち信じて振り回される連中は、竹崎カニに耳たぶをはさまれて呼子のイカ刺の吸盤攻撃を食らって悶絶するがよい。

 そもそも魅力が何一つない都道府県なんてないわけよ。どの地域にもそれぞれの魅力があるの。何もないと断言するのは、何も見る気がない自分を正当化するのと同じ。何度書いたらわかるのかな。

 今日はやたらと過激ですが、期日前投票を無事済ませてきた私にはもう、レセプトの返戻以外に怖いもんなどないんだわ。今回は最高裁判事の過去の判決を確認してから、個人的にこいつは弾劾してもよしと思う人物にきちんとバツを書いてきたで。

そういうわけで今冬の静電気対策まとめ

 安全ピンが効くのなら、なんならゼムクリップとか五円玉にゴムをくくりつけて肌に密着させる&服で隠れるように腕にはめるだけでもいいのでは? あるいは紐でペンダントとして身に着けるか。

 私の場合は

  • アウターはウール100%。インナーは下着までウールと電荷的相性のいい綿で統一。
  • いびつな銀のメビウスの輪(昔ペンダントパーツとしてシルバーアートクレイで作った)を肌に直接触れるようにして服の内側に着ける。
  • 無塗装のウッドモチーフをペンダントパーツにして、金属等に触る前に手で持って触れさせ、放電させる。なんならエレベーターなどのボタンはそれで押す。
  • 指先を保護するためのフェルトニードル用の革指サックを買ってATMからの静電気攻撃に打ち勝つ

 くらいかな。今思いついたんですが、平ゴムを五円玉に結わえて腕のツボに当たるようにして肌に着けたら一石二鳥かも。刺激を強くしたいなら、小さなビーズを穴のところにあてがったりして。

※作っておいてよかった純銀製のいびつなメビウスの輪。左はウッドモチーフが届くまでの一時しのぎ用のウールニードル。すぐ飽きて使わなくなった、ドイツの木製Y字型リリアンキットの付属品。

安全ピンだとぅ

 静電気対策を延々調べていて(切実)、安全ピンを服の内側に留めておくというものを発見。導電性のある金属を肌と服の間に来るようにして身に着けるといいらしい。ただ安全ピンって名前の割にはそこそこ危険ですからね。特に私のようにアデロバシレウスの時代から不注意のDNAを脈々と受け継いできた年季の入ったうっかりさん一族の出であればなおさら。ペンダントは普段から祖母の形見の指輪をマクラメで結んで身に着けていますから、首に何かがかかっている状態には慣れておりますので、金属製チェーンを内側に着けるか。着けるとするか。幸い金属アレルギーではないですしね。でもこれで金属に弱くなったらどうすんべ。

 どのみち静電気対策にある程度目途がついても、マイクロプラスティックの問題が解決しない限りは、アクリルを始め化繊の衣類は編みも着もしないつもり。

 自分の側の静電気をある程度解決できたとしても、対物・対人の静電気はいかんともしがたいので、それへの対策も必要かも。ちなみに普段静電気対策は何もしなくてもバチっとこない看護師の友人でも、病室のベッドのシーツ交換の時にだけ不快な思いをするそうな。

※1円玉をツボに貼ってじっくりやんわりツボ刺激する方法があるそうですが、一部金属が露出するようにツボに貼ればそれで良さそうな気もしてきた。

※本革の指サックとか普段使い出来て便利そう。

レッツら静電気対策

 今日は二回もバチって来た(´;ω;`)

 下着、靴下はおろか、上着類に至るまで、極力化繊のものは着ないというのは鉄則です。四十代の時に独学独習でストレッチ編みを始めた私が、五十代を迎えて、初歩的な編み方しか満足に出来ないにも関わらず、好きな色の純毛のセーターを編みたいと突き動かされた理由の半分は、好みの色の既製品がないから。もう半分は静電気にうんざりしたから。当事者にとっては切実なんだわ。

 蛇足ながら去年さんざん苦しめられことも書いておきます。静電気と五十肩の組み合わせは最悪最凶です。油断した時に激烈な痛みに襲われる。

※今週末は糸を掛けます。やはり全段拾っては織れないお年頃。性格の問題でしょうね。

※調べてみたらウールも帯電するそうな。そりゃ人間の髪の毛も帯電するんだから、条件が整えばするわな。なおウールとアクリルは禁忌の組み合わせらしいよ。私の場合、純毛のセーターを着ると静電気が起きにくくなるのは、どうもインナーとして着ている綿との相性がいいかららしい。

母がやってくれた

 今回はやらかしではなくて。

 昼休みに自宅に戻ってダラダラしていたら、冷凍便で謎の荷物が届いたんですよ。さて何だろうと伝票を確認したところ、宛名は母、送り主は浜の業者になっていて、開封していいのかどうか迷って、一体全体なんじゃらほいと外出していた母に電話を掛けて確認すると

「あー、そりゃこの間の同窓会のクジで当たった肉」

 という返答。

 でかした。珍しくでかした。中身はハンバーグとあらびきウィンナーとロース肉、それから袋入りの宮島醤油のスパイスでした。

 この上なくでかした。なぜならわしは肉派。

※米の買取価格がだいたい例年の1.5倍くらいになっている模様。季節で動く昔ながらの農業って、収入はどかっと一度に来るのですけど、燃料代や肥料代などの経費もとんでもない額になるので、ある程度相殺されるといいな。むろんもろもろのことは政府のこれまでの政策のツケ由来ですので、怨嗟の声は政府に向けてたもれ。とりあえず選挙行け選挙。

県庁の地下に佐賀錦が!!

 高校生には罪はない。罪はないんですが――

 現在鹿児島県の高校生が作成した佐賀錦と大島紬を素材にしたイブニングドレスが、県内各所で展示されている模様。今は県庁の地下にあるらしいよ。あらステキで済ませてもいいんですけれど……その佐賀錦は佐賀錦であって佐賀錦ではない……佐賀錦の技法を流用した機械織の西陣織……とどのつまり大島紬と西陣織……と突っ込みたくて仕方ない。でもいたいけな高校生相手に難癖付けてもようと、自粛する日々です。

 ここだけの話、鹿島錦も佐賀錦も西陣織の材料を使って織るという事実を知れば、ややこしさ倍増。

※作品自体はすこぶる美麗なので、「大島紬と西陣織の材料を使って手織りで紡がれる佐賀錦の技法を流用して機械で織られた西陣織の佐賀錦で作ったイブニングドレス」にしてほしい。これが唯一の正解。

ブクマ整理中

 デジコレさんのブクマがとんでもないことになっているので、ぼちぼち整理開始。ジャンル別にまず分けて、それから細分化する予定。ログインしてデジコレ側でお気に入りに追加してもいいんだけど、何千冊分もオンラインで整理するのは面倒なもんでよう。

 なおダウンロードできる物はダウンロードしていく所存。もうバックアップ用の外付けHDDはパンパンなんですけど。

 整理中にあらたに「ローマ字ひろめ会」発行の機関誌や雑誌「グラヒック」とかが見つかって欣喜雀躍しております。

 グラヒック(*´з`)

『グラヒック』1(8),有楽社,1909-05. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2661397 (参照 2024-10-22)