今日は素肌にセーターを

 嘘。わしがそんなことをしたらおぐらさんがゾンビ化する。今朝の時点でも半分ゾンビみたいになっていましたよ。玄関のガラス越しにこんな感じで「おぐらだよう。餌をくれよう」と。

 ゾンビの専売特許のマイケルさんもびっくりなわけですよ。

 今日は五行歌の詠み人ちのっぷすさんが、A先生の同級生の方とご来場くださるということで、抜けられるようなら抜けて、昔から手先が器用子――ちのっぷすさん情報――さんがいらっしゃるはずの器用子の部屋で一緒にお茶をしばいたり、美術展を拝見に行こうかなと。お茶云々に関しては個人情報になるのでお名前を出すのは控えます。配慮が出来るお年頃。

 AIで器用子の部屋を作ってみたけどつまらなかったのでアップしません。ちっ。

文化祭(私的に)初日

 もちろん世間様的には二日目です。今年は文化祭係なのですけど、昨日は行けませんでしたので、今日と明日が当番日。だから初日。

 それにしても、忘れ物がないようにと前日から準備しておいたのに、カメラを忘れ、お弁当を忘れして、現地で困惑。どういう現象なんでしょうね。呪い? これが有名なツタンカーメンの呪い? そんなピンポイントな呪いがあるかいという突っ込みは、先ほど入力しながら自分で済ませましたので、しない方向で。

 今朝はいつもより早起きしてまず洗濯。食後すべて干し終えて玄関から出ようとしたら、どこからともなく「みゃう」と心細げな声。例によって例のごとく「餌をくれよう」と訴えてくるおぐらさんに朝食を提供してから、一路文化祭に。10時から開場なのはわきまえてはおりまたしが、多分当番はもっと早く会場入りしないといけないんだろうなと9時に到着したら、哀しいことに誰もいない。しかも2Fの音楽室には鍵がかかっていたため、持参した織り台も入れられず、途方に暮れつつトイレに行って用を済ませ、しばし待ってから、Aさんと副会長Iさんと合流。そうこうしているうちに私同様文化祭係のIさんも見えたので、昨日の様子を訊ねたところ、来場者は55名で、ストラップ製作体験も、10名様分あっという間に終了したとか。良きかな。今年から音楽サークルや踊りの発表がSAKURASになって関係で、踊りを観た後でついでに鹿島錦も――という方がいらっしゃらなくなった分、絶対数は減ったにしても、もともと鹿島錦をご存じで熱心に見学される方が増えたような印象を受けた次第です。

 今日も早速開場早々、体験したいという方がいらしてくださいまして、係とともに和やかに談笑しながらストラップを製作されていました。マダム連の合間に可愛らしいお子さんも挑戦され、微笑ましいことこの上なし。今日は、どなたか布だけでなくストラップの材料も同封して提出されていた方がいらしたとかで、特別に一個余分に11名の方がご体験。昨年体験された方はバッグに着けて愛用されているとかで、そういう報告をいただけるのも織り手冥利に尽きます。

 会場を留守にするわけにはいかないので、昼食は二グループに分かれて摂りました。前回当番だった時はお弁当が要らなかったなあと、そのまま手ぶらで来てしまって、慌てて1Fの自販機にパンを買いに行ったなんて内緒やで。しかも土足厳禁の調理実習室に靴のまま入っていたなんてさらなる極秘情報。後で気づいて慌てふためいたのも多分呪いのせい。はいはい、呪い呪い。

 午後からはなんと高校時代の恩師で、ネットでひところ話題になったS先生も見学にいらしてくださいました。短歌の出品者の中に国語のM先生(ずーたりまるときどもまるっすよ。五十回言ったら覚えるっすよのフレーズで一部で有名)のお名前もあったし、ベジータというあだ名の数学のS先生もいらしていたし、鹿島市の文化祭って高校時代の先生に遭うリスク高すぎて笑う。

 三十一年ぶりにお会いするので、知らぬ存ぜぬで通してもよかったんですが、何か先生のお顔を拝見した時脊髄反射で「おおおおお」となりましたので、お声掛けいたしましたよ、ネットのオモチ、おっと、S先生には。名乗った瞬間目を見開いて絶句されてしまいましたが、美術教師になってちょくちょく会っているらしい同級生のおかげで、覚えてくださっていたみたいです。「(鹿島錦の会場の)上で(展示を)しよるけん」とのことでしたので、明日は途中で抜けて、3F生活工房での鹿島美術人協会の展示を観に行く予定。

 わずか一日とはいえいろいろありましたが、今日一番の収穫は、意外な方がゲーマーだと判明したこと( *´艸`) さて、誰だ。ヒントは会計。あとね、やっぱり大先生がいらっしゃらないと静か。本当静か。

 とにもかくにも、今日ご来場くださいました皆様、まことにありがたく存じます。良かったら明日もいらしてくんろ。

※うちにあった筮竹を再利用して錦に使っているのは以前書いた通り。今日A先生がそれをご覧になって、「良かったらこれちょーだい」とおっしゃったので、差し上げた次第。何でもボールペンに錦を入れるのに使われるそうですよ。私は手前の段に見つけたミスを修正する時に、すでに拾った後の方の目を確保するのに使いますが、そういう使い方も出来るんやねえ。ちなみに単色織りなら十数段下まで楽に修正出来ますよ。手抜き? ノンノン、合理的。

※明日はカメラを忘れずに持って行って全作品を激写します。基本織り台の前に座り続けて実演担当ですから、朝のうちに撮ってしまわねば。とりあえず今日は43段くらい織りました。背中がガチガチになりながらも頑張ったよわしは。拾い間違えても見学された方に気付かれないように「いえ、順調です」というオーラを全身から発しながら進め、明後日の方を向かれた瞬間に光りの速さで間違えたところまで戻して拾い直すという、この上もなく素晴らしい芸当を身に着けた次第。ワープ速度を目指して、わしはまだまだやれる。

※今日は疲れたので踏み台昇降はお休み。昼寝も出来なかったし、疲れで頭がまったく働いていないから、多分、今書いている文章、相当支離滅裂になっていると思います。帰宅早々「腹を撫でてくれよう、それから餌をくれよう」と催促するおぐらさんの相手をして、犬の散歩等を済ませた後に気付いたんですが、朝の薬を飲み忘れている。すまん、心臓。悪かった、腎臓。

ちょっとだけ進んで

 模様の下の端が織り台の下側に入り込みました。

 これで辛口マダムに何か言われても「いえ、もうずっと織り続けていますけど( ゚Д゚)」と誤魔化せる。ひっくり返されなければどれだけ織ったかなんてわからないはずさこっちのもんさ。

 そんなことより悲しいお知らせが一つ。昨日からやたらと目の焦点が経紙の上で合わなくて、拾いづらいなあ、織りづらいなあと難儀しておりまして、昔眼精疲労で視力がものすごく不安定になってていた時にダイソーで買った度が弱め(ここ大事)の老眼鏡を、今夜物は試しと掛けてみたところ、驚くほどくっきりはっきり……。

 辛い。

※そういえば、確か三十代の頃だったと思うんだけど、わずか二週間ほどとはいえ、抜群に視力が回復し、一切眼鏡要らずの生活が出来た時期がありました。果たしてあれは何だったんだ。「お願いもう直接レンズを皮膚に縫い付けて」って眼鏡屋さんにお願いしたいくらいに眼鏡を置き忘れることが多いうっかり案件製造機としては、あの時の身軽さが忘れられない。最近は置く場所を決めているので、置き忘れは激減したで。

一向に進んでいない問題

 前回織り台を片付けた時の理由を思い出せないんですが、私は何でそんなことしたんですかね?――としばらく思案して、正解を導きだすまでの間数分。記憶力の低迷が如何ともしがたい。こういう時に使うんですよ例の言葉。皆さんいいでしょうか。せーのー、「忸怩たる思い」。想いでも可。

 今日は何段か織っただけで、背中がガチガチになり疲労困憊。最近気づきましたけど、どうも低気圧の日には肩こりが猛烈にひどくなるようです。気圧めー。

 まあ、進んではいないけど無難に織れているのでよしとします。八年目ならすべて45割に細糸で織ってもおかしくない頃合いですけど、私の場合はサボっている時間も長いので、実質三年目から四年目くらいですよ。それに中糸のぷっくり感が結構好きなんだわ。目指すは伝説のアイス宝石箱です。

 Primeビデオで随分前にウォッチリストに入れた「津軽のカマリ」を早く観ましょうそうしましょうの精神で。

掛軸の文字が決まりました

 将来掛軸を作る時に織り込む文字が無事確定しました。「船頭多くして船山に上る」です。なんせマダム達が毎度毎度侃々諤々なもんでよう。展示品、特に下げ額の位置に関して、「頼むから相撲取って優勝した人が決めて」って言いたくなるくらいてんでバラバラの指示が出るもんでよう。まあ鹿島錦保存会内の風物詩みたいなものなのですけど、皆それぞれ相応の説得力があるのでどれがいいのかわしにはわからんのだわ。もっとも今年はKさんがパネルの左半分を担当してくださったので例年よりはかなり楽でした。来年はもう全面的にお任せしようと思います。わしはもう疲れた。疲れ果てた。ちなみに下げ額でなくて掛軸を作りたいのは、重くてかさばるものを持ち運ぶのが心底嫌いだからです。お早うからお休みまで楽して生きたいお年頃。

 それにしても、最近始めた人でも結構大きなものを仕立てられていて、私のが妙にしょぼく見えるのが哀しいやら切ないやら心もとないやら。小物街道まっしぐらで行くと決めたんですけどね。時々くじけそうになります。でもいいんです。メンズが錦を織っているという時点で意図せずとも数割増しの評価をしてもらえるので。

 いいんです(´;ω;`)ブワッ

 そういえば今年はエイブルの方で(多分)すでにパネルを準備してくださっていた模様。おかげで準備中のてんやわんやは三割減。あのパネルを設置するの結構大変なんですよ。落語部長のMさんも裏側から奮闘してくださってありがたい限り。

 展示風景はこんな感じ。

 解像度の高い画像なんてアップしてやんない。実物をガチガン見するためにも、期間中に是非、鹿島市エイブル2F音楽室にお立ち寄りくださいませ。

【参考資料】覚えとくと吉。ぴんと張った時の紐の突端の位置を額の上端から下に2cmとかで統一してもらうと、調整がしやすいので、飾る時に助かる。他にもいろいろありますが、シンプルな方がマダムには良さそう。

文化祭情報 修正

 展示場の遠景写真と、毎度おなじみてんやわんやに関しては、後でアップします。スマホを忘れてあら大変でしたので、代わりにデジカメで撮ったんやで。とりあえず今レセプトの準備のために仕事に戻ったところ。

 取り急ぎ、明日の展示時間に関して変更がありましたので、訂正をしておきます。

 11/2の鹿島市文化祭(鹿島錦を含む展示)は、会場であるエイブルに、大雨対策として鹿島市の緊急避難所が開設されるため、13:00以降の開場となります。天候次第では時間がずれ込むかもしれませんので、あらかじめご承知おきください。

※中学の頃「PAO~N」が流行ったよ。わけありベスト10が好きだったよ。くっすっだー、えりえりこぉーとか懐かしすぎる。ジャンピングチャンスです(・ω・)ノ

「忸怩たる思い」も誤用されていたとは

 忸怩たる思いというのは「嗚呼恥ずかしい。消え入りたい」という時にしか使わなかったはずなんですが、残念の意味で使う人もいるらしくて、それがもう過半数になってしまったそうな。私はこれまでこの言葉を前者の意味でしか使ったことがなく、他の人の文章で見かけた時も同じように解釈していたんだけど、改めないといけませんね

 自分の誤用はそれこそ忸怩たる思いに囚われますけど、他人の誤用は面白いから訂正まではしてやんない。突き進め誤用道。

有平糖だとぅ

 お菓子の世界も奥が深い。そんな名前があったとは。「飴」ですべてをまかなっておりました。負担をかけてしまったねえ、飴さん。もちろん金平糖くらいは知っとったで。

 いろんなお菓子がある地域は、シュガーロードとは無縁の地区民としてはうらやましい限り。いいのさ、うちには竹崎カニがいるから。多良街道があるから。

 ここだけの話、何もないように見える逸口香の内側には、壮大な夢が詰まっているのですよ。

※そういえばうちの町って伝統菓子がないよね。十夜飴くらいか。しかーし、アメガタという呼び方にすると一気に広域圏化。成分は麦芽糖なので、なんか料理にも使えるらしいですよ。コタツの天板の角に布巾を当てて、ガンガン打ち付けて割ってました、私。

早速の静電気……なのか

 明日の搬入の時間を捻出するために今日そこそこ残業したのですけれど、一段落して職場を出て、駐車場に停めていた車に乗った瞬間に、エンジンも掛けていないのにフロントパネルが一瞬光って、ウインカーが作動。何事。静電気による誤作動? エンジンをかけてもウィンカーは動かなかったから、そもそもウインカーのバーは操作していないよね?

 何だかよくわかりませんが、肌に直接当たるようにして純銀製の怪しいメビウスの輪(手作り)をはめて以降は、一度もばちっに悩まされてはおりません。効いているのかもしれないと、装着後初めて思いました。

※勘違いされる前に予防線を張りますが、メビウスの輪だから訊いているんじゃなくて、電導性の高い純銀だから効いているんやで。安全ピンやゼムクリップでも可らしい。金属部を素肌にくっつけるようにしてゴムで固定して、その上から服を着るといいとのことだけど、確証はないから自分で検索して。

 

イヤリング……もしや……

 かしまいろONLINEに次々と鹿島錦(本来の佐賀錦)のイヤリングが掲載されております。これは……これはもしや……先日の障スポで話題になった……。

 イヤリングやピアスは、かなり材料の銅板が小さいため、どうしても単色の織りが多くなります。まあ一段に二色三色と入れると糸の分だけ重くもなりますし、耳たぶがぐでーんとならないためにも、単色織がよろしかろう。

 ゴジラさんも佐賀の観光大使に選ばれたわけだし、是非一度錦を織る体験をしてもらいたいと願います。それにしてもうちの県おそ松さんだのロマサガだのと遊びすぎ。