よろしおす

 ストアーズクラブで買ったメタルタッセルを、ストラップパーツを貼り合わせて作ったリバーシブルのペンダントヘッドに早速つないでみました。表は沙綾ですが、裏は糸色の違う流水。案外いいかも。意外に大人っぽくない? パーツがすべて本金メッキなら言うことないんですけどね。ちなみにチェーンはSeriaやで。相も変わらず、文化祭と春の作品展に出し終えたら、まとめて母の日送りにいたします。島流しのノリで。とりあえず今んとこ「こがんと要らん」とは言われていないのでいいのではないかと。

 何年か前に祐徳博物館に出したミニ懐中時計の電池交換に成功――ただし三個あるうち二つは開けることすらかなわない――したので、部品を取ったり貼ったりして、ペンダントに仕立て直して、それも出します。コード用として注文したアクアオーラのビーズも届いたけど、えらい安いんですよ。このご時世に。もしかしたら溶錬水晶かもしれない。まあガラスも石英も同じケイ素の仲間だし、綺麗だからいいんですけどね。念のために高かったアクアオーラのビーズとは別にしておきます。混ぜるな危険。

※今夜はキーホルダーのコードを結びます。明日と明後日でペンダント用のコードをマクラメで結んで、週末にカードケースを作って、今年の文化祭の出品作を完成させてから、平織り、あるいは浮き綾の鹿子を出来るだけ手早く織ってから、本金を立てる準備。不安しかねえ。

織り始めました

 矯正経紙その後。「織る」という点についてはまったく問題なく織れています。ただ、幅24.8cmで立てている中、40本分切れているわけですから、なかなか整わない。わざと(ここ大事)縮めながら織っていますけど、かなり捨て織りしないといけないみたい。多分まだ10cm以上織らないと整わないような気がする。どうせ使えない部分なので木綿糸にするかどうか迷いましたが、ACB諫早店で一枚50円だった古い佐賀錦糸で織っています。捨て織りにするなら染み付で充分だから、淡い色も買っておけばよかった。

 なお40本のうち39本は中表に張り付いたものを剥がす過程で切れました&切りました。一本は矯正中に不注意で。三本切れて一本残ってさらに三本切れた部分が難所。逆に縮めずにわざと経紙の隙間を残しても表情が面白いかもしれない。教室に持っていったら十中八九怒られますけど。

 やはり切れるリスクのある貼付き系は処分することにします。

※織り台から外した経紙にも癖が付いていました。巻き取った部分など

 あんたお母さんに内緒でパーマかけたやろ( ゚Д゚)
 天然やで( *´艸`)

――的な昭和の親子の口論を彷彿とさせるくらいにはくるんとカール。

トルコ地震関係の記事。悲しいことですが、この種の善意を利用して金儲けを企む人間もいるので、寄付先には十分にご注意を。

矯正完了

 もしかしたらヘアアイロンなんかがあればもっと早く出来るんだろうか。でも持っていないし。買うと高いんでしょうね。値段すらわからず。でもまあ、これだけ癖が取れればそのまま綾織も出来そう。今回はしませんが。ただ、時間がかかるのと面倒くさいのがなんとも。新しいのを買った方が早い。これはソフト金なので、包みボタンの裏側なんかの目立たない場所に使う予定&拾ってまでは織りません。

「ここまで癖が付いたらもう織れんもんねー」と大先生がおっしゃっていたもの以上にくしゃくしゃだった経紙を再生できたのは素直にうれしい。ちょっとだけ鹿島錦保存会に貢献出来たかもしれない。「癖の付いた経紙は、一度台に張って、裏側をおしぼりで優しく濡らしながら起こし板で10cm前後を目安にピンと張って乾かす」で整えられます。以上。

 まあ、経紙の癖の強制に関しては及第点ということでいいんですが、作業の途中で気づいたことがありまして。うすうす感づいてはいましたけど、引っ張り紙の右半分の張力が左半分と比べて格段に弱いですね。まったく偉糸を入れていない状態で慎重に巻いていっても、奥の方の引っ張り紙の右側が、2mmから3mmほど斜めに上がってしまう。何度試しても同じ。触っても何かたわんでいるんですよ。これは大変。経紙のくせどころの話ではありません。

 これまで織ってきて確信したのですけど、今の私には小台のサイズ感がしっくりくるんですよ。オカリナでSCをメインに選んだのと多分同じ理由。軽さは正義。重いもん持ちたくねえ。再度中台を棚上げにして、癖を取った経紙でどれだけ織れるか実験した後、小台の引っ張り紙を張り替える作業をしようと計画。小さい台では着色銀のグラデーションを活かせる幅がないのが口惜しいですけど、まあ……今の技術で広く織ってもどうせ縮むし。セルフ痛み分けということで。

 引っ張り紙に関しては、一番最初に巻いたのが、実は東急ハンズで調達した厚手の和紙。アートコーナーにあったから、多分表情を出すために意図的に厚みに差異がつけられていて、それが張力に影響しているのではないかと推察。それプラス私の生来の骨格のゆがみで、かなり織りに影響が出ているみたい。何にせよ引っ張り紙は均質なものの方がよいに決まっていますから、かえって機械漉きの方がいいかも。

 amazonで検索したら、四倍強い障子紙という商品を発見。小台の場合、織れる最大幅が28cm弱のため、美濃判はぴったり。君に決めたぜべいべ。安いし。9.4mですから、かなり長持ちしそう。追記。成分を確認したらポリエステル60%で、木工用ボンドが使えませんでした。そのままでは引っ張り紙には使えません。でんぷん糊で織り台に貼り、経紙を立てる時はポリエチレン対応の強力タイプの両面テープで張り付けて事なきを得た次第。

※中台や佐賀錦台に張った着色銀の経紙もいったん外します。時間が取れるようになってからご降臨願う予定。今はまだ小台一台で精進。

※うっかり心の声が漏れた部分に打消し線を引いております。

※本格的にやるなら、片面だけ通電できる切り替え式のヘアアイロンがいるかもと思って調べてみたところ……高い。

ブチブチ(切れ)祭り――経紙再生実験

 土曜日のオカリナ整理ぷちぷち梱包祭りに続いて、本日はぶちぶち祭りを開催。昼休みに、まず手始めに「これ本当に織れるの?」とドン引きせざるを得ない程度に癖がついて傷みまくったソフト金の経紙をまず手に取ったのがその皮切り。本金などではありえないことなのですが、ソフト金を始め、樹脂でコーティングしてある(らしい)一部の経紙は、保管の仕方によっては互いに貼り付くみたいで、広げる過程でバリバリのベリベリ。とにかく折りたたんだ状態の物を開かないと話にならないということで、バリバリベリベリと音を立てながらはがしていきました。当然裁断された部分もくっついていて、出来る限り慎重にと思ったのですが、なんせ貼り付きながらこんがらがっている状態ですので、私の堪忍袋の方が臨界点を迎えまして、かなりの量を切り取る羽目になりました。それも最初はハサミを使っていたのに、後半は指で勢いよく以下略。画像右上のなんじゃもんじゃみたいなものが、切った分。本金ではないのでこのまま処分しました。

 経紙にもいろいろありますけれど、どうも顔料で着色したものなどはコーティング剤を塗布してあるよう。おそらく剥離予防のためなのでしょうね。木炭デッサンで仕上げにフィクサチーフをかけるみたいな感じかも。中表で保管するときは、間にくっつき防止のためにクッキングシートを挟んだ方が無難かもしれない。そもそもある種の合成樹脂は加水分解する恐れがありますので、湿気のあるところには保管しないのが鉄則。ZinのジニやNobleのプラオカリナのべたべたも処理するのが大変でした(´;ω;`)。

 裁断の際(きわ)の部分もかなり傷ついてしまったため、ボンドを塗ったマステで補強。織り台に張り、平の目を拾ってある程度整えてから、起こし板を入れて10cm程度ずつ癖伸ばしに挑戦中。裏からおしぼりを優しくあてて湿らせた後、起こし板を手前に持ってきてピンと張るという作業の繰り返し。思ったほど時間はかからないのが何より。

 完全に癖が取れるわけではないにしても、平織りをする分には特に問題なく仕上がる模様。最終的な判断はすべての作業を終えた後で。ただ、果たしてソフト金を使って何かを仕立てることが許されるのかどうか。もちろん提出物には使えないながら。大先生的には「本金かプラチナが本筋。銀は……微妙」という感じでしたし。ごめんね先生。明日はホームランだ。

三色団子の流水

 またかと言われそう。フレンチトリコロール色の糸を調達しなければ、三色団子の人として認識されてしまう。

 ピンクはまだ五段しか入れていません。後8cmと少し、今の色で織ります。だいたい七割から八割くらい糸を掛けて同じ模様を織って、その後糸を外して自分で拾ってというペース配分がいいみたい。すべてを自分で拾うのは、ある程度布を溜めてからでいいや。とにかく布が無ければ何も出来ない作れない。

未来からのメッセージ

 ケアレスミスに突っ込むのは野暮の極みなわけですけど、「20119年の実験」云々のくだりに魂が萌えた。

米ぬかの効能

 あ、これ無限スクロールする設定にしてありますね。リンクはこれでいいんだろうか。

 米ぬかで検索すると必ず「デトックス」という言葉に遭遇しますが、医学的には立証されていないようですね。何でも毒素を出すのは便ではなく尿の働きなのだとか。毒素という言葉の定義による解釈の差異ではないという気がする。

 なお今装着しているリブレの使用期限は残り三日。生活パターンを固定するために追加で一つ購入しました。やはりチョコレートはやめられないので、フライパンで熱しながら炒りぬかと混ぜてしみこませ、フレーク状にして、一回につき大匙一杯ほど食べています。チョコバー風にするより後の扱いが楽だと気づきました。ノンシュガータイプではない市販のチョコレートを使っていますが、少量なら血糖値に影響はしない模様。間食だけでなく、味気ない玄米フレークと混ぜたり、少量のフレンチトーストにパラパラふりかけてもいいかも。

 入浴前の踏み台昇降=落語一本分は継続中。今日も白鳥師匠の「豊志賀ちゃん」でした。明日からは古典落語に戻るでー。運動強度を上げるため、スワイショウ風に腕を振りながらやっているので、いい運動になります。最終的には腕を振りつつ、お腹や括約筋の動きを連動させ、全身運動にする予定。

※左の手首に痛みを覚えたため、錦を織らずに古デジのストラップ新調。たいがい時代遅れですがまだまだ使う気満々。今回は大先生直伝の鎖結びで首掛けタイプにしました。鎖結びの結び方を検索すると、マクラメボードや机に固定して結ぶ方法しか出てこないのですが、大先生の方法は指に引っかけるだけで結べるので、著しく便利。結び直したくなったら一瞬で解けるし、どれだけ長い紐でも結べる。重宝しています。

 鎖結びに関しては、太さが均一なものの方が綺麗に仕上がります。パラコードとの愛称は抜群。コードの硬さによっては、力が要りますけどね。太い紐で結ぶとわかりますが、平たく折り重なる構造をしています。もし並列的に結ぶ方法があれば、これでセーターが編めるかも。なお画像の巨大ビーズは、青い方が着色ハウライト、白いのは(一応)シンセティックオパールです。単純に鉱物の類が好きなだけで、パワスト云々じゃないよ。コードの中の白い斑点は反射材。果たしてこんな少量で夜道で判別できるんでしょうか。

※とんでもなく雑な撮影で申し訳ない。上のカメラのスーパーマクロモードで撮影。絹糸の光沢が愛おしい。このカメラが発売された頃のOlympusのコンパクトカメラって、3D撮影機能が付いていて楽しいんですよ。今ではすっかりすたれてしまったジャンルですが。ソフトを使えば昔懐かし青赤眼鏡だったり裸眼立体視用の画像ファイルに簡単に変換できます。どちらかというと、奥行きが出る感じかな。ちなみにカメラに関してはド素人。

木曜日までに織るべし織るべし

 私にとって今年最後の鹿島錦教室になる15日までに、経紙の端が台の表に出るまで織る予定。今回会の規定のものより短い経紙で、単色、しかも糸を掛けていますから、本当なら一月以内に織りあげるのが理想なのですが、いかんせん誘惑が多すぎて……。←詭弁

 途中まで織っての感想ですが、良い点は「経紙の端がたわまなくなってきた」。これまではたわみがひどくなってくると織りづらいため、定期的にピンセットで引っ張り出して折り曲げて貼り付けて調整していましたが、今回はまったく必要なし。以前より押さえ方が巧くなったのかも。

 改善すべき点は、経紙の乱れですね、やはり。縮みに関しては、桝系なので、そこまで目立ちません。縮んでいないわけではないにしても、まあ、十年織って一人前のこの世界、まだまだ初心者教室所属ですから許容範囲。反面、鹿子の部分にうっすら経(たて)の隙間が見えて見苦しい。「織り出しである程度縮めてその後まっすぐ織るのが一番綺麗」って、多分こうならないようにということなんでしょう。

 ネットで調達した年代物の経紙が届いたら、平織りの裏地用と、綾織りの表地用に仕分けをして、練習あるのみ。毎回こんなこと書いていますが気にしない気にしない。織る織る詐欺とかなじらない。

火曜日は本をもらいに行こう

 鹿島図書館で本をゆずる市が開催されています。今日落語会の前に行っておけばよかったかな。毎回(私にとっての)掘り出し物が見つかるのでワクがムネムネ。行くなら五回目のワクチン接種の前がいいよね。

 それにしても、足の短い図案って飽きますね。ずっと同じ色だとことさら。ようやく生成りに入って人心地ついているところですけど、糸を掛けても飽きるってどういうことだ。相変わらずへたくそなのも辛い。心底辛い。でもわがままボディのシロクマ系テディベアの木目込みを完成させたいのでくじけませんよ。古い銀は剥離しやすく、ところどころ地の漆が表出しているので、余裕を持たせつつ織っています。

 落語会の余韻に浸りつつ――

※会場でやたらと気になったのが「新型コロナ感染拡大防止対策」という表現。「新型コロナ感染拡大防止策」か「新型コロナ感染拡大対策」が正解。

※明日は胃カメラ・造影剤を入れての胆嚢撮影など、母が立て続けの検査をする予定なので、嬉野医療センターまで送迎しますよ。終わったらまた茶々焼き買いに行くでー。彼杵茶ソフトも食べるでー。

一段掛け直して織り直し

 目が悪いせいで織れているのか織れていないのかさっぱりわからない。そろそろ老眼鏡が要るかなあ。35割&糸下2目なので、えらく目が詰まっているように見えます。まあ、木目込みには合いそうな印象。遠目だと鹿子っぽいですね。

※雀々師匠の手水廻し。初めて聴きましたけど、やはり枝雀師匠の影響が濃厚ですね。こういう突き抜けた滑稽噺って大好き。

※毎年恒例、ネモフィラの種を蒔きました。大好きな花なので、無事に育ってほしい。ストックは初挑戦。こちらも無事に育て。

いろいろあらあな

 とある少年革命家の「言った」「言わない」の件で、祐徳稲荷神社云々と出てきて、ドキがムネムネしております。願わくば鹿島錦保存会に飛び火しませんように。

 ところで、中国の笛って、歌口に薄い膜が貼られていたりする(らしい)んですけど、これもそうなんですかねえ。電柱みたい。

 好きな映画を10本選べと言われたら、その中に「天使にラブソングを…」を躊躇なく含めます。ついに待ち望んでいた第三弾の製作の話が出てきて、こちらはワクがムネムネ。ハリポタのマクゴナガル先生ことマギー・スミスが存命のうちに是非。お願い。残りの九本は、ベタですが「サウンド・オブ・ミュージック」とか「ショーシャンクの空」にとか。

 ロビー・コルトレーンは、私の中ではハグリットよりも心理探偵フィッツの方が印象深い。主役でしたし。

 昨日から織りを再開。進んだように見えないとしたら、それは目の錯覚。しばらく流水を織って、どれだけ縮むか確認してみます。

 冒頭でステップを間違える一番左端の男性に注目。

 巫女さん暇なの? そうでもないの?