怪我の功名

 鹿島のダイソーでビジューを調達。今日初めて知りましたけど、7mmのキュービックジルコニアも3粒入りで110円なんですね。価格破壊も甚だしい。

 写真は、小さいガラスのビジューとラインストーンをSeriaのチャームに接着した凹み包みボタン。傷を誤魔化すという点に関しては及第点ではないでしょうか。明日改めてブローチ金具を接着して完成。

 こちらは合成スピネルの裏側にガンダムマーカーEX(メッキシルバー)で塗装したところ。予想していたよりもメッキっぽい仕上がりですけど、問題は表から見た時に反射があるかどうか。輝きが失せるようならアセトンに浸して拭います。写真は塗りやすいように両面テープで固定して塗布した直後。

 表題の「怪我の功名」ですが、凹みを誤魔化せた件ではなかったりして。実はスワロフスキーのラインストーンを入れていたケースを戻そうとして、道具箱を一つひっくり返したんですよ。ああもうとイライラしながら中身を回収していて、何を入れたかを覚えていないカンケース発見。こりゃいったい何じゃらほいと開けてみたら、封印していた包みボタンのシェルでした。錦を貼った状態なのですが、当時は失敗したと思い込んでおりまして。まあ失敗は失敗なんですけど、「いや、補修すれば充分使える」といった程度で、そこまで深刻なものではない。見るのも厭で隠すようにして片づけたのに。中糸単色ですら包みボタンにするのに失敗していた頃があったんだなあと感慨深い。

誤魔化し作戦

 昨日見つけた包みボタンの凹み。蝶のチャームで何とか誤魔化せそうです。

 こっちの角度の方がいいかな。

 チャームのピンクが目障りなので(おい)、寒色系のラインストーンを貼り、丸カンの部分には小さいビジューをはめ込んで、ブローチ金具を接着する予定。もちろん自分用ですが、そもそもブローチは着けない派。ペンダントの紐をブローチピンで挟んで飾りにするだけ。「イベントなどの時には鹿島錦の作品を何かしら身に付ける」という鹿島錦保存会の不文律対策。今は懐かしのゲーム「リヴリーアイランド」のブラドさん――豚にあらず――を貼り付け、純銀製のリングパーツで囲んだ物を使っていますけど、一個だけだと先行き不安。あと結構重いんですよ。特にリングパーツが。ブラドさんの中央の石は小さい小さい天然ダイアモンドやでー。

 今日はこの誤魔化しブローチを完成させた後、亀ストラップを作らないと。明日までに亀総会を開催しないと。

※ダイソーって店舗によって品ぞろえが違いますよね。ビジューは鹿島のダイソーにしかない。先ほどフルーツバス停の並ぶ通りを走って湯江のダイソーに行ってきたのですけど、これからビジューを買いにまた鹿島まで(´・ω・`)。

※ビジューって何? と思った方、こういうやつです。

錦の合間にハンドウォーマー作り

 市販のハンドウォーマーだと、長い時間着けていると指周りが痛くなってしまうため、ストレッチ編みで親指を出すタイプのハンドウォーマーを編み始めました。作り目は40目。長方形に編んで、綴じるときに親指を出す隙間を開けます。

 写真の通り緑つながり。ブルー系大好き人間ですが、中細の純毛糸がないんよ。

こんにゃく糊には防水効果があるのだとか。しかもニスのように和紙の風合いを台無しにはしないらしい。確かに色があせる感じがするんですよね、ニス。張り子で鹿島錦を貼り付ける土台を作るのであれば、一番下側=内側に化粧紙を使う必要があります。調べてみたら水溶きボンドでは耐水性に難があるらしい。こんにゃく粉は家にあるので試してみよう。あ、でも木工用ボンドだからこそ樹脂やビニールテープに貼り付かずに、すぽっと内型を抜けるというメリットもあるか。化粧用の美麗な和紙は後貼りにして、こんにゃく糊を使うとしたら、どんだけ少量で作ればいいのやら。「和紙の手帖」という本があるそうなので、まずそれを読んでみよう。まあ、和紙の籠の補強にも使えそうだから、ある程度まとめて作っておいた方がいいのかな。

※杉原商店さん。和紙への情熱と情報量がすごい。紙布のことは伝統的な工芸品を網羅した本を読んで知っていましたけど、陣羽織の作り方は知らんかった。

※大量のこんにゃく粉(古いけど多分使える)を消費するためのレシピとしてはこれが一番かもしれない。アーモンドプードルと混ぜて作るこんにゃくクッキー。ホームベーカリーに少量入れてもいいらしいですね。

こう寒くっちゃあよう

 というわけで、古デジ片手に歩きに行く予定を断念。代わりに(ならないけど)Seriaの材料で肩掛けポーチを作ることにしました。

 準備するのはポーチとマジックテープ。「ポーチの写真がぼやけて見えるのはきっとソフトフォーカスだから」と心の中で千回唱えてからご覧ください。

 実際には作るというほどの物ではなかったりして。まずポーチ本体に穴を開けてハトメを装着。金具の前後を間違えたって気にしない。さらに適当な場所にマジックテープを貼り付けて、鹿島錦の包みボタンをあてがいます。後は肩ひもを付けるだけ――ですが、実はハトメが小さくてナスカンが入らなかったため、写真を撮った後、ハトメのところに二重リングをかませています。

 マチがないタイプのポーチなので少ししか入りませんが、財布とメモ帳とipodtouch、スマホを持ち歩ければいいのです。他のは別のバッグに入れるでー。Seriaの商品ということで、くたびれてきたら処分する予定。包みボタンを取り外し式にしたのはそのため。

 メンズ的にはこのくらいシンプルな方がええんやで。

※ボタンは三個くらい並べてもいいかもしれないし、よくないかもしれない。貧乏くさいのは見逃してほしい。今年で五十なので実利重視で行くことにします。原稿用紙はじめ、面白いデザインのポーチもあったので、包みボタンなしバージョンも作っておきたいところ。ボタンなしなら薄いので、パスポートや財布を入れて洋服の内側に装着するトラベルポーチにもなりそう。実はデコパージュをしようかと思ってモネやゴッホ、ウィリアム・モリスのデザインペーパーも買ったんですが、錦の邪魔になるだろうと考えて自粛したのでした。

気持ちの整理をするために

 錦の端切れの整理をしました。記憶の中で、いつどういう時に何を考えて織っていたかは定かではないのに、「この図案を織っている時は大先生からこういうことを言われた」「この織り布を見せた時はこうアドバイスを受けた」というのは覚えているものですね。涙。

 それはそうと、またやらかしました。実は最初に作ったトリコロールの網代の消毒液カバーを犬の散歩中に落っことしてしまい、二週間ほど経ってから、誰ぞに踏まれた状態で見つけまして。しばらくげんなりして、もうこんな思いはしたくないと、折り紙で簡易カバーを作って使っていたわけですけど、やはり何か物足りなくて、いっそ外そうかと思い立ったのが去年のこと。今年に入って「やはり錦で作ろう」と奮起して、滑りづらい合皮シールを裏地にして新しく作り直したはいいものの、今日また犬の散歩の時に以下略。夜、街灯もない場所を歩くので、落ちたことに気づかんのよ、全然。まあ最初のトリコロールの奴は、まだ日が長い明るい時期に気付かず落としたわけですけど、そんなこたぁどうだっていいんだよ。

 今回はくじけずにさっさと端切れで作り直した次第。グリーンの部分、花菱を小さくして織るとどうなるか試してみたんですけど、今は退会された方から笑いながら「花菱に見えんよ」とか言われました。辛い。まあ自分でも失敗したなあと思っていて、何に使えばいいのやらという感じでしたから、思い切ってボトルに直接貼り付けてみました。

未来からのメッセージ

 ケアレスミスに突っ込むのは野暮の極みなわけですけど、「20119年の実験」云々のくだりに魂が萌えた。

米ぬかの効能

 あ、これ無限スクロールする設定にしてありますね。リンクはこれでいいんだろうか。

 米ぬかで検索すると必ず「デトックス」という言葉に遭遇しますが、医学的には立証されていないようですね。何でも毒素を出すのは便ではなく尿の働きなのだとか。毒素という言葉の定義による解釈の差異ではないという気がする。

 なお今装着しているリブレの使用期限は残り三日。生活パターンを固定するために追加で一つ購入しました。やはりチョコレートはやめられないので、フライパンで熱しながら炒りぬかと混ぜてしみこませ、フレーク状にして、一回につき大匙一杯ほど食べています。チョコバー風にするより後の扱いが楽だと気づきました。ノンシュガータイプではない市販のチョコレートを使っていますが、少量なら血糖値に影響はしない模様。間食だけでなく、味気ない玄米フレークと混ぜたり、少量のフレンチトーストにパラパラふりかけてもいいかも。

 入浴前の踏み台昇降=落語一本分は継続中。今日も白鳥師匠の「豊志賀ちゃん」でした。明日からは古典落語に戻るでー。運動強度を上げるため、スワイショウ風に腕を振りながらやっているので、いい運動になります。最終的には腕を振りつつ、お腹や括約筋の動きを連動させ、全身運動にする予定。

※左の手首に痛みを覚えたため、錦を織らずに古デジのストラップ新調。たいがい時代遅れですがまだまだ使う気満々。今回は大先生直伝の鎖結びで首掛けタイプにしました。鎖結びの結び方を検索すると、マクラメボードや机に固定して結ぶ方法しか出てこないのですが、大先生の方法は指に引っかけるだけで結べるので、著しく便利。結び直したくなったら一瞬で解けるし、どれだけ長い紐でも結べる。重宝しています。

 鎖結びに関しては、太さが均一なものの方が綺麗に仕上がります。パラコードとの愛称は抜群。コードの硬さによっては、力が要りますけどね。太い紐で結ぶとわかりますが、平たく折り重なる構造をしています。もし並列的に結ぶ方法があれば、これでセーターが編めるかも。なお画像の巨大ビーズは、青い方が着色ハウライト、白いのは(一応)シンセティックオパールです。単純に鉱物の類が好きなだけで、パワスト云々じゃないよ。コードの中の白い斑点は反射材。果たしてこんな少量で夜道で判別できるんでしょうか。

※とんでもなく雑な撮影で申し訳ない。上のカメラのスーパーマクロモードで撮影。絹糸の光沢が愛おしい。このカメラが発売された頃のOlympusのコンパクトカメラって、3D撮影機能が付いていて楽しいんですよ。今ではすっかりすたれてしまったジャンルですが。ソフトを使えば昔懐かし青赤眼鏡だったり裸眼立体視用の画像ファイルに簡単に変換できます。どちらかというと、奥行きが出る感じかな。ちなみにカメラに関してはド素人。

大変なことになりました

 飽きた。以上。

 糸掛けした上に単色織りなもんでよう。でも今日の教室で、飽きるのは私だけではないということを知りました。ビバ飽き性。

 飽きた飽きたではいささか建設的ではないため、実験強行。失敗しても自身の心理的なダメージの少ない、かつそのもの自体の物理的なダメージの大きいシワシワの経紙の切れ端を水にくぐらせて干してみたところ、綺麗――とまではいかないまでも、織るのに支障がない程度に伸ばすことが出来ました。今回撮影していないため、経過写真はなし。以前メルカリで調達した佐賀錦用の小台を裏地のための平織り専用にしたいので、今立てているシャア専用の着色銀を織り終えたら、そちらで織れるかどうか試してみます。

【実験結果】

・経紙は濡れてもそこそこ強い。水にくぐらせて軽く引っ張るだけでも癖が取れ、千切れることはなかった。
・皺は取れるが、濡らした時点で隣の経紙とくっつきまくって収集が付かなくなるため、あらかじめ織り台に立ててその張力を利用した方が無難。

 それと、「新紛金」「新本銀」「新さび」という経紙を見比べて気付いたのですが、この「新」という表現は、どうも旧来の漆貼りではなく、蒸着で作られたものに共通して付けられているような。詳細は引箔屋さんに確認しないとわかりませんが、おそらくそういうことではないかと。

 今回購入した古い経紙、先に書いた通り変わり経紙が多いんですよ。変わり経紙って平織りでないと活きないですよね、模様が。だからもう開き直ってほとんどすべて裏地用ということにします。一枚一枚癖を直しつつ平織りにして使いきるのが理想。捨てるのは忍びない。ひっぱれー、ひっぱれー、みーんなでえらぶーなのです。

※こちら噂のシャア専用。昔懐かしアニメ版アンドロメダの聖衣にも似て。好みの色ではないのですが、必要に駆られて作ってもらった着色銀のオリジナル経紙です。立てたまま放置中なのは忙し子だから。最近クリップがえらい減ったなと思っておりましたが、こういうのに使ったんだった。完全に失念しておりました。

※今日は午後から何か体調悪くて寝込んだので、夜ほとんど織らなかったのは、それもあるでよ。

開封の儀

 新しい古い経紙が届きましたので、昼休みに運動もせんと早速開封。綺麗な変わり経紙が多くて得した気分。もともと使われていた方は、砂子系がお好きだったのかな。強めに張ればそのまま織れそうなものもあれば、癖が強くついたものもありましたが、切れ端などを使って、水にさらして重りをつけて乾かしたらどれだけ癖が取れるかなど、いろいろ実験できそうです。紛金やソフト金、紛銀などは、何の迷いもなく平織りして裏地に出来るからよかった。

 以下、興味をひかれたものの写真です。白金砂子や黒金砂子、白漆、黒漆など、すでに持っているものは割愛。

①洋向、と書いてありました。そういう名前なんだろうか。ラメが入っていてキラキラしていて綺麗。癖も弱めですぐにでも織れそう。一押し。これだけでも購入代&送料の元が取れそう。

②薄いレインボーに細かい砂子というような感じ。こちらもすぐ織れそう。

③ちょっと癖が強めですが、茶系(銅系)の砂子。

④薬品で焼いたように仕上げた砂子系。

⑤一瞬青貝かと思いましたが、グラデーションを入れてありますね。神秘的。

⑥山本リンダ系。緋毛氈に見立てて何か作りたい。

⑦幅が狭いのと写真が判りづらいのがあれですが、銀(洋銀?)にホログラム風の加工がされています。綺麗ですが使いどころが難しそう。ペンダント向きかも。光の関係で黒っぽく写っていますが、実物ははるかに銀ですよ。

⑧銀にピンクと書いてありました。ほんのりピンクの着色をした後スプレーしたような印象。

⑨あ、これ⑤と一緒だ。黒漆に加工したような感じでした。

⑩そこはかとなく豊臣秀吉系(わかりますかね、言いたいこと)。

⑪これも幅が狭くて癖が強いのが口惜しい。ラベンダー系です。意地でも癖を伸ばして織って、ペンダントか何かを作ってみたい。

⑫からまっていたので解くのに難儀しました。青貝を明るくしたような感じ。

 ざっと整理してみた。癖を綺麗に伸ばす方法が見つかればいいなあ。水道水に浸してから干すと、もしかしたら水垢が付くかもしれませんね。

錦をかぶせたい案件

 ウミガメ型海上都市らしいです。まだコンセプトの段階らしいのですが、何なのでしょう、この錦を貼れと言わんばかりの造型。

https://www.designboom.com/technology/colosseum-pierpaolo-lazzarini-pangeos-terayacht-floating-city-11-11-2022/

 緊急亀会議開催。

 ところで、「何か図案と実際の織りが違う気がするなー」と訝しく感じつつもそのまま進めておりまして。先ほど確認したところ、糸を一本かけ忘れていたことが判明。目が似ている別の段と混同していました。

 もともとの図案はこれ。

 実際の織りはこう。何だこのわかりづらい間違い探し。

 緊急亀対策会議開催。

 よっしゃあ。

十二匹の怒れる亀たち

 陪審制度真っ盛り。今日も今日とて円卓会議。正しくは「特産品まつり」と仮名書きだったりしますが見逃してください。

 やったぁ。

 画像遊びはほどほどにして、鹿島特産品まつりの情報です。各日時間帯が違うようなので、お運びのさいはご注意ください。

■ 12/8……14:00~22:00
■ 12/9……9:00~14:00

 それぞれのブースで、購入金額に応じてくじ引き用のチケットが配布されます。くじの景品の中には鹿島錦製品もありますかって? モチのロンさ。皆のドキがムネムネさ。

※ストラップ(根付かも)だと、淡い色彩が人気なんですよねえ。

※権太楼師匠、年内はお休みされるようです。残念。