まーた本金が値上がりしそう。
そういえば、ちょくちょくA先生から「経紙ある? 大丈夫?」と心配されますが、今のところ問題ないです。
なぜって……織るペース遅いの(´;ω;`)
※町内でまたクラスターが発生して戦々恐々。
昔からネクタイが大嫌いで、締め方を覚える前に冠婚葬祭用のワンタッチネクタイなるものに出会ってしまい、結局未だに自力では締められないという体たらくに陥っておりますが、蝶ネクタイなら受け入れられるかも。
作り方はいろいろあるようですけれど、出来るだけ簡単なものがいいな。
大先生のお通夜の時に締めていたネクタイも、当然ワンタッチでしたよ。
辛い。
織物のほとんどは色付けに染料を使います。鹿島錦もしかり。合成染料だったり天然由来(植物系or動物系)だったりさまざまですが、後染めの織物である琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)は鉱物系の顔料を使うのが特徴。染料は読んで字のごとく糸に染みこみやすい反面、紫外線に弱く、とりわけ沖縄の強い日差しの下ではすぐに色あせしてしまうそうで、退色の心配のない顔料が使われるようになったそうな。昔々のことじゃった。ちなみに刷り込むのが相当大変らしいよ。
鹿島錦の場合も、外に持ち出すバッグ類は顔料で糸を染めた方がいいと思うのですが、絹糸の光沢を損なわないようにしないといけないので、そのあたりの匙加減が難しそうですね。一番簡単なのはアクリル絵の具かな。今ちょうど単色織りをしているところなので、久しぶりに遊んでみよう。今織っている沙綾系の図案を織り終えたら、顔料で着色した糸でこの間描いたハナミズキの図案を織れればいいな。
それにしても、他の工芸品の動画を観るたびにつくづく思うのですけど、鹿島錦ってやはりお武家の精神修養という側面が強いですよね。昔は教える側も教わる側も正装で正座だったらしいので、私も先人たちにあやかって、今夜からタキシードで織ろうかと思ったり思わなかったり。
※橋幸夫引退かー。江梨子と物まねの潮来傘と恋のメキシカン・ロック、それから吉永小百合とのデュエットくらいしか知りませんでしたが、こんなメロウな曲も出していらしたんですね。wikipediaを読んでいて、あの「バック転に失敗して骨折しました」で有名な伝説のアイドルセイント・フォーのプロデュースにも一枚かんでいたと知り驚愕。やんなきゃよかったのに、バック転。
そういえば今年の佐賀錦の講習会の予定はどんなもんじゃらほいということで検索をして、手織り体験会が鹿島錦とダダ被りなのを知りました。もう。我々と一戦交える気満々どすな。あちらはおそらく丸ぼうろをフリスビーのように投げてくるでしょうから、竹崎カニの鎧で武装して、ワラスボの剣で迎え撃とう。
問い合わせは佐賀錦振興協議会さんまで。誰かスパイに行きませんか。
※リネットジャパンよりメール。無料回収してもらった中古PCの処理が終わったとのこと。もともとリサイクルマークがなかったんですけど無事に引き取ってもらえました。あと4台処分しないといけないので、残りはメーカーに送ります。
先日紹介した動画で有明海を背景にしたワイヤーワーク風のハートのオブジェが映っていますが、もともとあの敷地内にあったのはさつまラーメンだったんですよね。運営指導に必要な書類を届けに行った時に車で通って気づきました。どうも閉店しちゃったみたいです。もともとラーメンよりちゃんぽんという土地柄ではあるにしても、野良猫でだしを取ったスープを使っているという恐ろしい噂がまことしやかに囁かれていた――もちろんガセですよ――ト伝もはるか以前に閉店しているし、もしかして中学の時に土曜日の昼食として友人と食べに行ったことがある某お店の一軒体制?
「お客さんが来たらまずちゃんぽん」という食文化もほとんど廃れたし、食の地域性も雲散霧消しつつあります。郷土料理で「おとふせいも」というのもあるのですが、ちょっとあれはビジュアル的に食べる気がしない。スライスしたサツマイモの上に有明海の牡蠣を載せて蒸し焼きにする料理です。「カキのうまみがおイモにしみておいしい」と高齢者は熱く語られますが聴き流しております。ワラスボとかウミタケとかビラとかを日常的に食べていた世代は平気なんでしょう、多分。クチゾコレベルでも、骨が多いし、目がどうにもプラナリアっぽいので、自分で煮付けて積極的に食べようとは思わない。食もめっきり細くなりましたしね。ちなみに昨夜の体重は60kgジャスト。都合12.5kg以上痩せたことになります。幸い拒食傾向にはまだ至っていないので、様子見しながら補食する方向で参ります。
体重は減る一方なのに、Prime Videoのウォッチリストはたまる一方。時々消化しなければと、「光の旅人 K-PAX」を、深呼吸しながら視聴完了。呼吸についてはいろんな方法がありますけれど、8秒×8秒で馴らした後、16秒×16秒でしばらく実行、また8秒×8秒に戻すというペースです。私の場合は8秒×8秒が一番やりやすいし、しばらく続けると眠気が出るので、その時点でリラックスできていると捉えて、オーソドックスに吐く長さを倍にしたりはしないことにしています。
感想としてはありがちながら、評判通りのいい映画でした。この手の「静かに進むええ話」って好きなんですよね。途中過去の陰惨な事件の回想が入るにしても。話の筋立て以外にも、精神科医役のジェフ・ブリッジズとスターゲイトシリーズのボー・ブリッジズってやっぱり雰囲気が似ているんだなあとか、主演のケヴィン・スペイシーのセクハラ裁判はどうなったんだろうとか、医師のクラウディアって既視感あるけど他にどんな作品に出ていた人だっけと検索をしてデスパ妻という回答を得て、膝を打ちまくったりした次第。プロートがやたらと被暗示性が強くて催眠にかかりやすいのはご愛敬。あれだけK-PAX人は地球人よりはるかに精神性が高いみたいなことを言っていたのに、なんであんなに単純な誘導で面白いようにかかるんだか。そこだけコントみたいでした。
わしゃ11日は受診やないかい。12日は6回目(´;ω;`)のワクチン接種でおそらく副作用が出るため、13日の手織り鹿島錦体験会の見学も無理ですね。25日はそもそも私用で県内にいない。今月行けるのは撤収日の7日だけか。連絡網グループのQRコードの準備をしておかねば。今のところ私を含めて5名の登録が完了。無事に機能しているようで何より。これでいつでも退ごほごほごほ。
QRコードは、印刷して三人くらいに渡しておけば、おそらくどなたかが教室に参加されることでしょう。連絡網の場合、どうせ回す内容は同じなので、Eグループとも合同にしてさらなる効率化を目指します。初心者教室と研究科では若干回す内容も違ってくるので、とりあえずしばらくは初心者教室参加の方を対象に。
※レンタル期間終了間際ということで、8秒×8秒の深呼吸をしながらマダム・フローレンス視聴。予定調和の展開だったのが若干残念ながら、フローレンス・フォスター・ジェンキンスの映画というだけで楽しめたのも事実。歌うシーンなどは、若い頃なら安易に笑い飛ばして終わったでしょうね。でも大人になったからか、逆にいろいろ心に刺さるわけですよ。彼女の歌に対する姿勢だったり自分の鹿島錦に対する立ち位置だったりがないまぜになって。予告編で「絶世のオンチ」なんて紹介してあったことに関しては、それはちょっと違うと釘をさしておきます。プロとして活躍するレベルには達していないだけ。野球に例えると、プロ野球でホームランは打てないけど、草野球でピッチャーに届くか届かないか程度のゴロなら連打できるよというレベル。パンデミックを恐れて大量の食糧を保管し山中に引きこもって生活する家族を取材したアメリカのテレビ番組を、コロナ前はほとんどの人が笑って観ていたわけですが、実際に危機が起きた今なら、前と同じような受け止め方が出来ない人の割合が絶対に増えているはず。それと同じで、彼女の歌は耳にする人間の人生の有りようをあらわにする試金石たりうる。ただ笑うだけの人を、今の私なら軽蔑するかもしれない。