「布製の痛バッグがどうにも貧乏くさく見えて持て余しているなら、刺繍を施して見た目をゴージャスにすれば、中に入れる予定の錦とバランスが取れるじゃない」と。
言ってないとか言わない。ゴージャス化作戦に関しては生地が白ければデコパージュでも行けそう。今回は時間も技術も布もないのでやりませんけど、合皮より刺繍した布の方が好きかも。
銀の布では足りないということで、メンバー仕様のテディベアを作る時のネクタイ用にと取っておいた本金の布で眼鏡ケースをこさえたのですけど、おージーザス、どうしたことだかこっちも足りねえ。イケる? イケる? と四苦八苦しながらなんとか力業で完成させましたが、柄合わせどころではない上、金属の下地が端の方からわずかながらもこんにちは(‘ω’)ノ
まあ、鹿島市の文化祭と違って、祐徳博物館はガラスケースの中に陳列することになるので、不備の部分はばれないとは思いますけど、辛いよう。作り直す布もないよう。これはなんぼ父とはいえど、あげられないかも。
絶対木目込み用に取っておいた方がよかったよね、これ。もっとも、怪我の功名で作り方の手順が確定したのは良かった。文化祭の時に再度リベンジします。
そんな名前の経紙はない定期。でもそうとしか説明できない見た目なんだわ。とりあえず今夜からちょこちょこ作品展用の小物作りにいそしみますので、写真は後日。裏側にスタンプされた備忘用と思しき番号を確認したところ、NO.495だそうです。何の番号かは不明。作った人が打ったのか、あるいは誰かが買った後に押したのか。中古の割に綺麗な状態なのが嬉しい。多分同じものを再現したいなら、切れ端を手にして柄箔職人さんのところに直にお願いに行かないといけないのではあんめえか。
鹿島錦の小台で織れる幅は最大27.5cm。くだんの経紙の幅は28cmちょっと。いつか特注する時のサンプル用に1cmほど切り取ってから立てることにします。
日付が変わる前に35割の銀を織り終えることが出来ました。台に立てた状態では「そう縮んでないかな」と思っていたのに、外したらそこそこ縮んでいたのが泣ける。わしはもう悲しみのズンドコですよ。まあ、織り間違いのない部分だけでも結構使えるのでいいんですが、最初の鹿子市松が汚すぎてもうね。いいところだけ包みボタンにして遊びます。最後に織った網代万字――卍表記は物議を醸しそうなのでやめた――も、眼鏡ケースを作るには狭すぎるので、スマホケースの方にまわすことに。眼鏡ケースはメンバーベア(のネクタイ)を作る時のためにとっておいた本金/単色の布を使って作ることにします。父用なのでかえって地味でいいかもしれない。決して私の好みの色ではないということは主張しておきたい。作らないという選択肢もあるんですけど、一応紙に書いた分は出さないと恰好つかないしよう。
そういえば、18日の搬入の日、(確か)あけぼの寄席の日でもありました。楽しみ。
※一番お気に入りのところがここ。文化祭の頃に延々織っていました。もっとも、この図案を中糸で織る場合、40割の方がエッジがシャープに見えるんよねえ。同じ織り方をしているはずなのに、35割だと花菱が妙にいびつに見える。ボランティアで出る予定の日までにある程度進めておきたいので、明日は40割の変わり経紙の準備をします。かつ、もう絶対にすべての段を拾って織ることは生涯しないと、ここに宣言いたします。わしはもう疲れた。最初の鹿子市松の途中で糸を外してからが長かった。
終りが近づくにつれ、ヘラは入りづらくなります。今は単色で織っていることもあり、まあ、間違えず拾えています。安堵。あと7cmくらいですから、来週の木曜日までに織りあげて、土日で怒涛の小物作りにいそしみます。
なお、今日は出かける用事があったため、午前中のうちに祐徳博物館の作品展の出品予定一覧を記入した預かり証を教室まで持参。そういえば先日作ったイヤリングをリメイクしたポニーフック、織りは部長の物なのですけど、なぜか私が出品することになりました。とりあえずコラボということで見逃してください。
それと、後で知ったんですが、わし作品展の期間中にボランティアとして立ち会う日を書き間違えとったんやわ。土曜日に出る予定だったのに日曜日のところに名前を書いてしまっていて、Iさんを混乱させてしまった次第。辛い。
今回は例年になく基礎織が多いらしいよ。初々しいことこの上なしなのです。
※今度織る予定の変わり経紙で作って友達数人に配ることにしている小物は、印鑑入れとカード入れのセット。眼鏡ケースは要らん言われたよ(´・ω・`) 長く使って欲しいから、もしかしたらミール皿タイプにするかも。リップケースを流用するのもええよね。