忘年会終了

 昨日の友人とのプチ忘年会は無事終了。プチと付加する必要性があるかどうかの吟味は必要だと思いましたが、久しぶりに外で食べるうなぎは美味しゅうございました。実は先日も峰松うなぎのものを二尾頂いたんですけどね。こちらも美味しゅうございました。二人ともいい大人なのに、夜中に出歩くことに罪悪感を覚えてしまう、それ行け天国まっしぐらな性格をしておりますので、こんな感じで一生を終えていいんだと思います。

 ここしばらくの手芸熱も収まりつつありますが、どうにも編物をする時間がもったいない気がしますので、動画を観るだけではなく、足裏マッサージもやりながらにしよう週間。昔通販生活で買ってしばらく使っていた足裏マッサージ機を引っ張り出す所存。

 ヂャンティ織りに関しては早々に再放置。なんかね、マクラメの場合は錦の作品作りに活かせるし、編物は実用性がありますが、久々にヂャンティ織りを試してみて痛切に感じたのは「これを織る時間があるなら錦を織らなきゃダメだ」ということ。同じ織物だもんね。そりゃそうなるわな。多分他の織物も同じだと思います。知らず知らずにうちに鹿島錦に囚われちゃったんね、私は。

 編み物も、ビーズクロッシェという、ビーズを入れながら鈎針で糸を編んでいくという手法があり、金糸を使えばきらびやかなペンダントコードも自分で作れるはず――なのですが、ストレッチ編みもまだ満足にできないのにと、ぢっと我慢の子。石のビーズを金糸で編んでいって、「これ以上重くなったら首逝くわ。ほな」となるはるか前にマクラメに切り替えてというのもいいかもしれないしよくないかもしれない。

※金糸とビーズを鎖編みにしたものを三本準備し、連ねてからめるようにして束ねればオシャンゴージャスじゃね? と思った次第。鎖編みならわしでもすぐできる。

※タティングレースは、佐賀錦用の糸が手元に結構あるし、シャトルも探せばどこかにあるし、結び方の基本はマクラメのタッチング結びなのですぐ出来そうな気もしますが、綺麗に仕上げられるようになるまで相当時間がかかりそう。始めようと思って道具を買ってから何年経ってんだって話はすでにセルフ耳タコですので意識的に遮断します。なんせ鹿島錦を始める前ですからね。なんならおりがみ陶芸より前。動画を見た限りでは、佐賀錦の中糸では細すぎるような気が。太糸の方がよさそう。佐賀錦用糸は絹の三子撚りで、同じ撚りの糸はミシン糸とか一部の刺繍糸とか。正絹の刺繍糸のフジックスソワエは三本撚りだそうで、多分、強めに撚るため絡みだすといかんともしがたい佐賀錦糸より撚りが甘いはずだから、かえってやりやすいかも。知らんけど。

※タティングレースのモチーフを土台にして、上に錦の包みボタンを重ねてペンダントとかブローチにしたら白日昇天できそう。呂洞賓みたいになれそう。

いまだに巻結びが出来ない

 ええと、三年くらい前でしたっけ、巻結びの練習をします宣言したの。だいたいいつもこんな感じなので、ミシンの稽古を始めるのは多分還暦過ぎてからではないかな。巻結びに関してはとにかく苦手意識が強すぎて通信教育用の動画も観る気がしねえ。

 なぜ編物モードの今、唐突にマクラメの話をしだしたかというと、実は普段使っている腕時計のベルトがいたんできたから。これまで二回交換しているんですけどね。今回はバネ棒も弱っているようで、知らぬ間に外れて紛失。ひとしきり慌てました。目を閉じていても各機能が使えるくらいお気に入りとなっている機種(ただしチプカシ)なので、新しい物を買おうかと迷い、Amazonのカートに入れたはいいものの、どうもふんぎりがつかず。注文せずにおいて、一通り心当たりのがある場所探したところ、幸い見つけることが出来たので安堵。

 せっかく出てきたので、自分でベルトを結びたいのですけど、薄くて軽いのが売りのチプカシですから、ゴテゴテした装飾を施して重くするのはいささか野暮よのうと思案。小さいビーズ数個が多分限界。次回(こそ)は巻結びでのコード作りにチャレンジすることにして、今回は巻結びと左右結びにしようか。途中で一結びにして三つ編みにして、先にビーズを着けて、調節用の平結びでいけそう。ブレスレット風に。

 新しいことに挑戦せずに手抜きばかりなのは鹿島錦でも同じ(◞‸◟)

※やはり基礎の部分をないがしろにしてあれこれ手を出してもと反省。春の作品展までに包みボタンをフレーム結びにした鹿島錦アクセを作りたいので、週末に時計のベルトを結び終えたら、マクラメを基礎からさらおう。あとストレッチ編みも、わけがわからぬ状態で始めましたが、時々本を読み返すだけでも、ああこれはこういうことかと理解出来るようになってきて、妙に楽しい。

マーシュペイターよ永遠なれ

 和牛のマーシュペイターネタを観るたびに呼子に行きたくなります。透明なマーシュペイターの活き造りは絶品ですよね。ゲソは後で天ぷらにしてもらうもよし。

 和牛、解散するんだってさ。再び紹介高齢者コント。年末にやるオールザッツ漫才の一コーナーらしい。

意外や意外

 昭和39年の「生活のくふう」という本をデジタルコレクションでざっと読んでいて、男らしさ女らしさという項目に遭遇。てっきり旧態依然とした話かと思いきや「きょうだいでもいとこでも、異性のいるところではおぎょうぎよくしましょう。それが男らしいことであり女らしいことです」と書いてあって軽く驚いた次第。別のページには「男も料理のことをしりましょう」と、お米の炊き方から、焼き魚、野菜の煮つけ、天ぷら、おひたし、茶碗蒸し、果てはきんぴらごぼうの作り方まで紹介。私の周りにも料理を一切しない男はおりますが、どうするんでしょうね、せざるを得ない状況に陥った時は。

 もう一つ意外な発見。シェークスピアを漢字表記すると「沙士比阿」になるんだって。予備知識なしに読める人は果たしているのか。沙翁とも書くらしいで。他にも何種類か表記があってわけわからん。

 いや「人肉質入裁判」って何、どんな話――と、焦りながら調べたら、ヴェニスの商人でした。タイトルしか知らねえ。考えてみたらロミジュリくらいしかまともに知らない。小学生の時にシェイクスピアの四大悲劇はハリマオと覚えるのよーと、担任の先生がおっしゃってたっけ。ハムレット・リア王・マクベス・オセロ。私は親から聴いてハリマオのことを知っていたからいいですが、知らない人もいた想い出。

 当時その先生から百人一首も覚えさせられましたが、途中で先生の方が飽きたんだわ。ちなみに最初に教わったのは小野小町。年齢を重ねるほどに共感を覚えるようになる歌ですよね。二番目は柿本人麻呂で、他は持統天皇とか山部赤人とか。崇徳院は落語で覚えた派。

やっとられんわ!!

――となりそうになったので、ベスト→腹巻に変更。極太糸のはずなのに時間がかかって仕方ない。他にやることいっぱいあんだわと自分を正当化しつつ、増し目減らし目なしでサイズを気にせずガシガシ編める、ドデカネックウォーマーを編んで、機械編の練習を数年越しに再開する試み。バラクラバにもなるというやつ。前回機械編に挫折した理由はわかっています。わしは何も知らずにダイソーのアクリル毛糸で練習してたんだわ。機械編ってアクリル糸との愛称はよくないらしい。プラだけかもしれないけど。

 日常的に自分で編むのはもう小物のみでいいや。二日以上かかる物を編むと精神が崩壊しそうになります。そんな自分をいたわる作戦。昨夜久しぶりに時間をかけて織り台と格闘したら、ただでさえ悪い手際がさらに悪化していて自分でもドン引き。やはりコンスタントに続けるべきは編物ではなく錦でなければならないと実感。

 いつも何かしらやらかしがちの母も、若かりし頃編み機を買っていたそうで、上達したら二台体制で行けるかも。まあ、購入したのは私が生まれる前のことだから、おそらく補修は必要でしょう。

※バラクラバという言葉を覚えたのは最近。初めて聞いたのは一昨年くらいかなあ。極北の地に住んでいるわけではないし、編める技術もなかったので思い出すこともなく過ごしてまいりましたが、期せずしてYoutubeで再開。あみもの予備校のこけし先生多分何かクスリやってる説は私の中ではかなり濃厚ですが、作為的に甘ったるい声でおっとりしゃべりながら「編んでいる私ってこんなにすてきぃ」という演出をする女にはイライラが募り、編みかけの毛糸よフエルト化してしまえとお湯をかけたくなるので、このくらいのテンションで続けてもらえると見る側としては助かります。もしかしたらアメリカ式なら私も棒針編みが出来るようになるかもしれない。

廃盤商品があるかも

 お父様の遺品を整理して販売されているそうな。七宝用の材料です。早い者勝ちみたいやで。

 山本写真店

 アンティークっぽいものもあって、興味深い。

 ところで、金糸を鈎針で編んでいったらどうなるんでしょうね。興味津々。私は細編と鎖編みくらいしか記憶にないので出来んのだわ。

 金糸を使ってビーズを入れつつリリアンの手法でコードを作るというのも以前考えたんですが、マクラメも満足に出来ないので保留中。kindle unlimitedにアップルミンツの本が一冊あったので借りてみた。

※先日の「ジーサンズ」の時に触れた似ている構成の映画の名前をようやく思い出しました。ドリームチームだ。しかーし、新たなる問題が。念のために内容を確認したところ、全然似ていないことが判明。どうなっとんの私の記憶。え、マイ記憶。ちなみに共通点はどちらにも出演しているクリストファー・ロイドだけという落ち。引きずられたか、ロイドに。もう一度観たくなって買うてもうたわ、レンタル落ちDVD。注文後に気づいた点。駿河屋の方が安かった。

一番近いの流れてきた

 鹿島錦保存会の鎖結びの方法は、昭和の手芸本に記載されているのと同じ。輪の部分を人差し指に掛けて指編みのような感じで結んでいきます。ちなみに昭和期のマクラメはレース扱いだったので、しばしばレース編みの本で技法が紹介されておりますよ。しかもランプカバーを作ったり、ワイヤーに結んでブックエンドを仕立てたりして、かなり挑戦的。私が読んだ限りでは「のれん」「スリッパ」なども、力業が過ぎて衝撃的でした。

 鎖結びは失敗しても一気に解けるから、覚えておくと便利やでー。この方手際ええで。真似しなはれ。

※ペンダントパーツに何か足したいようということで、シンプルで安いエタニティリングを注文。ぐるっと一周小さい石をちりばめたものをエタニティリングと言うそうな。昔々のことぢゃった。

自分メモ

 無駄にピケ編だけが上達しております。ただいま挑戦中のベストはもちろんまっすぐ編みの長方形二枚合わせやで。複雑怪奇なアラン模様とかモチーフつなぎのプルオーバーとか、実際に着るかどうかはおいておき、編めるまでに上達したいのはやまやまながら、虻蜂取らずに陥らないように、ぢっと我慢の子なわけです。なんせ本丸の鹿島錦ですらいまだ攻略途中なもんでよう。

 なお今夜は錦メインで。メリヤスをひたすらまっすぐ編むだけなら、機械編が最強なので、せめて最低限の操作方法は押さえておきたいところ。ドレスインのいとぼうちえ、買ってから八年くらい。設置してからでも三年くらい経ってんだわ。黒のシンプルなセーターに、雪の結晶のドイリーをつないで作ったプルオーバーを着たいでござる。屋内で。外で着たらまた見知らぬ小学生女児に指をさされて「おかーさんほらやばい人おる」とか言われるかもしれんもんでよう。

 あの時の小学生女児に告げる。次にそんなことしたら指の骨へし折る。

ぶつければいいのに

 今日は湯江のダイソーに行ったのですけど、ついでにコスモスとエレナもはしご。コスモスでは買い物を済ませて車に戻る時に、歩いている私が邪魔だったのか、どこぞの爺がクラクションを鳴らしやがりまして。イラっとしてそちらを目を遣ったところ、助手席のおばあちゃんが申し訳なさそうに何度も頭を下げておいでで、心中舌打ちしつつ、こちらも苛立ちを隠して会釈をして離れた次第。なんかバックするのに邪魔だったらしいですけど、他に車もいなかったし、1メール歩くのに五十分かかるとか、そんなペースで移動しているわけではないんだから、二秒くらい待てばいいのに。何、二秒待ったら死ぬ病気か何かなの? 昨日の落語会の後ろの席の陰口女といい、今日のクラクション爺といい、他人を不快にさせることの意味を知らないと思しき連中がまとめて召されるといいと感じるばかりです。徹子の部屋に。尖った石の上でルールル、ルルルルールルって正座してハミングさせられるがよろしい。それか電柱に車ぶつけろ。

 呪いの言葉もたいがいにということで話を進めますと、もうね、仕事で周りに振り回されることが続いて面倒で。ただでさえ体調がよろしくないというに。

 こういう時は単純作業に限るということで、防寒用のベストを編んでいるところです。落ち着け、我が心。

回復

 心配していた体調は無事回復。終演後車を運転して帰る時にA型インフルの症状が出て、数日苦しんだA型インフルの時の二の舞にはならずに済みました。

 そういえば、一昨日の話。寝る前にペンダント紐を結び直そうとして撃沈しておりまして。どうやってもうまくいかなくて、面倒になって綿の江戸打ちひもを直接結んだりして。落語会と特産品まつりはそれで乗り越え、今日改めて太めのDAISOのワックスコードで試したのに、数段結んだだけで「あ、これダメなやつ」と確信して、ばっさり切って処分。西陣から取り寄せた正絹の唐打ち紐で結んで落ち着きました。画像を小さくしたのは映り込みがあったからだよ(´Д`) 絹だから、この長さを結ぶだけで3,000円分以上はします。大事にせねば。

 わかりづらいですが、二色の唐打ち紐で鎖結び。ロンデル代わりに使っているのはラピスのビーズ。ラピスラズリとして売ってあったものですが、ラピス系は時々ソーダライトだったりする場合があるので正確なところは正直わからん。

 これまでも便利で結びやすいというだけの理由で、平結びや巻結びより鎖結びを優先してきましたけれど、考えてみたら、鎖結びに関しては、大先生から手ほどきを受けた最後の人間なんですよ、私。どうも他の方は興味がなかったみたい。まあ組み紐の方が仕上がりが繊細で綺麗ですし、そういう部分もあるのかな。糸ではなく紐で結んだ方が圧倒的にやりやすい鎖結びは質実剛健。パラコードが最強でしたが、唐打ち紐もいい感じ。道具を一切使わず指だけで結ぶ時って、なんとなくアニミスティックで楽しいんですけどね。なんか降りてそう。まあ、私の場合はマクラメをちょっとやっていたので、その延長気分ということもあります。とどのつまり紐結びが好きなんだわ。

 ペンダントヘッドのメインパーツの勾玉は、二十数年前に友達からもらったアクアオーラと、三十年程前に買ったルチルクオーツ。コードに通した指輪は祖母と大叔母が身に着けていたもので、生まれる前に亡くなった祖父の形見でもあります。先日動画を紹介したビーズで作る簡単な指輪を一緒に飾ろうと思ったのですが、ごちゃごちゃになりそうだっので、ローズクオーツとアメジストのビーズを都合三個加えただけに。

 編物も楽しくて、久しぶりに鈎針編みの動画を漁ったりしましたが、まずは鹿島錦で男帯を織るという目標を達成せねばと反省。鎖結びでペンダントコードを結ぶと、祖母や大叔母と一緒に、大先生が見守ってくださっているような気になれます。多分編物ばかりにかまけているとぷんすかされると思う。

※脊髄反射で保存した。大谷大谷大谷大谷大谷。