印傳も我らが鹿島錦同様、小物メインの工芸品。ただ、やはり素材の性質ゆえ、そのバリエーションは圧倒的に豊富そう。いろんな工芸品で活躍する伊勢型紙で作るんですよね、確か。黒い革に白い漆で雪の結晶を施したら、絶対映えるに決まっている。
鹿島錦の場合、結晶そのものの美麗な形をたくさん織りに入れ込むのは相当難しいでしょうが、はらはらとはかなげに舞う雪ならある程度は織れるかも。青貝に黒糸ベースで生成りを挿していけば、上品でよろしかろう。
一段編んで面倒くささに挫折。だってピケみたいにそのまま引き抜けないんだもの。いちいち面倒くさくってよう。
他の編み方だと、糸を手前や奥に回したりしないといけないものが多いみたいなので、やはり編むスピードに関しては、何も考えずに編めるピケさんが最強かも。
そういうわけで昇竜から早々に撤退し、家にあった平成(下手したら昭和)のちょっとお高めアクリル中細が10玉で、作り目150でひざ掛けを編んでいるところです。暖まれ、私の膝。
ちなみにベストとかにしないのは、アクリル素材の衣類を着ると、てきめんに静電気攻撃を受けるから。この手のことには防戦一方なんだわ。
※先日借りた本を土曜日に返却。私にとっての図書館はもう、「スキャン用に無料配布の本をもらう」or「スキャン用の古書を購入する前に内容をざっと確認する」だけの場所になってしまいました。なんせ紙の本がまったく読めない体になっちまったもんでよう。
※2024/10/23追記。これを書いた時は純毛だと静電気が起きないと勘違いしておりました。純毛と綿の組み合わせなら帯電しづらいらしいです。天然素材かどうかが問題ではなく、組み合わせにより帯電しやすさが決まるそうな。
幅10cm、長さ3.5mほど編んで、ロングスヌード無事完成。途中相も変わらず引き抜きすぎて目が減っておりましたが、気づいて増し目して誤魔化した次第。面倒くさいし糸も要るので、今後は自分の分に関してはネックウォーマー派を貫きます。ネッウォーマーを二枚重ねでつけた方が、多分邪魔にもならないし、同じくらい暖かい。
次は苦手な昇竜を練習。せめてバルキーや帆波など、基本的な編み方はマスターしたいところ。編物に関しては基礎知識が足りないにも程があるため、何度本を読んでも内容が全然自分の中に入ってきません。辛い。

桝の立枠も織り始め。一番最初に葵を入れてみましたが、「違う、これじゃない」ということで軌道修正。今度藤色や薄藤を買わねば。

※スヌードの余り糸で試し編みをしていて、唐突に理解しました。なるほど、ライトインってそういうことか。ぐう簡単。ありがとうセレンディピティ。
※手持ちの糸はどれも純毛なので、どんなに短くても捨てずに保管しておいて、後でフェルト化して遊ぶ予定。
※どうでもいいですが、今日、初めて、一日で三回の明晰夢体験をいたしました。最初の一回目しかきちんと制御できませんでしたけどね。祝。
びゅーりぃあんざぁびぃぃぃぃでお馴染み、美女と野獣を題材にしたミュージカル落語が鹿島に来ます。朗報。少なくとも私にとっては大朗報。なんせトトロの演出「木が避けてる」の元ネタとなったと思しきジャン・コクトー版以来のびゅーりぃあんざぁびぃぃぃぃ好き人間なもので。
12/9にはSAKURASで小朝師匠の独演会がありますが、2/11にエイブルに降臨される三遊亭究斗師匠は、劇団四季を退団された後小朝師匠の門下に入られ、その後圓丈師匠のところに移籍されたというレアキャラ。昨年エイブルにいらした市馬師匠にも引けを取らない朗々とした歌いっぷりが見事ですよ。さすが元劇団四季。パンフのあらましを読んだ限りでは、かなり改変されているみたいですが、そのあたりまで含めて、生歌と生演奏を楽しみましょうぞ。
※ちなみに来月の小朝師匠の公演よりチケット安いでー。ちなみに白鳥師匠の弟弟子やで。
※人権問題にも敏感。
――する予定でしたが何でわし二台目のスマートスピーカー買うたんや。まあポイントを大盤振る舞いして実質0円でしたけど。とりあえず防音室に置いて、錦を織ったりマクラメをする時のBGM再生&タイマーおよびアラームとかにして使う予定。いちいち他の機器を手動操作するのが面倒なので。ちなみにセール価格は1,980円。ラベンダーのEcho Popでパステルん坊将軍的には大満足。
さすがに自宅で一人でいる時は、機械に「アレクサ」と話しかけるのも、平気になりました。恥ずかしかったら多分北部九州弁であれだよを意味する「あれくさん」でも通じるよ。以前同様にセールで買ったEcho Show5は、年がら年中使い倒しております。体調が悪くて寝込んでいる時に音声だけで操作できるのは助かる。
掛ける目を間違えていた糸を一本外しました。まあ、全体のうち六段くらいだから、自分で拾います。目も単純ですし。
実は昨日から織り始めたのですが、糸色が何か違うような気がして二度解きました。今夜から改めて。織り始めて七年目に入ったし、自分なりの錦を追求したいのであれば、もっと色で遊ばないといけないかも。他の人の意見なんて知ったこっちゃありません。木目込みだって、緑のクマがあってもいいし、真紅のうさぎがいてもよい。今回はパステル系の糸でグラデーションを入れていこう。
※干支にはほとんど興味がないにしても、まあ、一揃えは作っておきたいところ。一応土台に関しては、虎と兎を確保しています。あまびえちゃんは、いじれば酉だと言い張れなくはないかもしれない。くちばし効果なり。それにしてもつくづく思うのですが、別に辰年に申と子の木目込みを展示してもよくないですか? 縁起がいい組み合わせだし。寅・午・戌、巳・酉・丑、亥・卯・未も同様に。
※桝の立枠、前に白金砂子で織ったことがあるみたい。糸は今様色。それで図案集の中に入れていたのか。包みボタンにしたものは、今職場でマグネットとして余生を過ごしております。
