相島正彦さんの作品に心打たれる

 平成6年に鬼籍に入られた、佐賀錦の相島正彦さんの作品の写真を図書館から借りた本で拝見して、ああ、これだけ織れるようになるのに、私の場合は果たしてどれだけ時間がかかるのだろうと、ため息をついた次第。

 私が京都からこちらに戻ってきたのが、平成12年。その時点ですでに亡くなられてはいたのですけど、もし、時間だけはたっぷりあったその時期に鹿島錦を始めていたら、今、どれだけ上達しているかわからないなあと、そんな益体もないことを考えつつ。

 そういえば、昨日母とACBに出かけて、例の絹糸を再度購入したのですけど、結構数が減っていました。タティングレースをやる人が買われたのかな。残念。

※平成7年没という情報は間違いだそうです。本の中に正誤表が貼り付けてありました。

帯締め? ノンノン、それは羽織紐

 織り始めて四年目とはとうてい思われない、ゆとり入れすぎ流水ぼこぼこ事件のショックからようやく立ち直り、改めて桝を織っているところ。今回はゆとりを前より少なめにしたらかなりフラットになりはしましたが、また経紙が中央に寄り始めたので、抑える力が強すぎるのが原因と見極め、打ち込みに使うへらを細いものに変えました。

 一昨年の文化祭の時にIさんから頂いた手作りの二本の長いヘラのうち細い方で抑えてみたら、いい感じ。3-3の綾織の時は細いヘラ、平織りと平織り交じりの3-1の時は大ベラと、使い分けることに。自分では優しく抑えているつもりなんですけど、やはりどこか力んでいるんでしょうね。

 まだまだ問題はいくつも残っていますが、次は、織っているうちにどうしても右側が上がって左側が下がって斜めになってしまうのを何とかしないといけない。

 佐賀錦からの刺客説が濃厚なIさん(ややこしいですが、ヘラをくださったIさんとは別の方)、私より始めたのが遅いのに、あっという間に追い抜かれてしまった理由をつらつら考えてみました。才能の差というのももちろんあるんでしょうが、それ以上に、疑問に感じた部分をゆるがせにしないできちんとその都度質問して確認するコミュ力の高さとか、限られた時間で真摯に織り台に向かう姿勢とか、いろいろな変数が介在することで、技術が磨かれているんでしょうね。

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 エイブルと祐徳博物館の展示を観てきました。来月末にはギャラリートークも開催されるらしいです。やはりエイブルの方には、大先生の作品がいくつも展示してありました。私が見たことがないくらい大きな台もあり、先生、あのコンパクトな体で……と感心したり驚いたり。

 でも一番驚いたのは、羽織紐を「帯締め」として解説してあったところかな。エイブルさん( ゚Д゚)。アンケートで軽く突っ込んでおきましたから、そのうち修正されるかも。

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 刺客と書いて「しきゃく」と読む人がいることを知り、ずっと「しかく」と呼んできた私は、驚いて検索。結果、「しかく」も「しきゃく」も間違いだと知りました。「せきかく(せっかく)」が正しい読み方なのだそうです。おー、アンビリバボーミステーイク。でも普通「しかく」って読むよね。


落語部頑張りましたよ(=゚ω゚)ノ

 エイブルや佐世保かっちぇて落語会に三三師匠がいらっしゃるのは、果たしていつになるのでしょうね。そんなことを考えながら、今日は祐徳博物館の展示準備に行ってまいりました。三三師匠推しで鹿島錦保存会落語部部長のMさんと一緒に頑張りました――なんて書いてしまうと、落語部だけですべて担ったような文脈になってしまいますが、もちろん用事がある人を除き、会員総出でえんやこらさと、気を張って準備してまいりましたよ。

 展示準備が終了した後、一人で写真を撮ったのは、こちらに来ることが出来ない遠方の友人に見せるため。無許可でがっつり全員分撮影させてもらいました。申し訳ない。後日、つつじを見物がてら、より高画質の写真を撮影しなければ。断っておきますが、「鹿島錦の分だけ」ということで、博物館から許可はいただいております。会員以外が無許可で展示品を撮影をするのは、御法度です。見つかり次第、鹿島市公認キャラクターのかし丸くんの手により、無慈悲に市中引き回しの刑に処されます(嘘)。

 かし丸くん、やることがエグい。関係ないけど、むつごろうポーチが可愛い。

 なお、今年、大先生の出品が少ないのは、おそらく、エイブルの床の間コーナーと展示期間が重なるためだと思われます。

 そういえば、4月25日に開催予定だった、佐世保かっちぇて落語会は、中止になったそうです。悲しい。早く安心して落語を聴ける日々が戻ってほしいところです。

※エイブルで公演された方に渡される(ことがある)鹿島錦の記念品、なんでも係の方が駅や祐徳博物館に出かけて、その都度購入されているとか。噺家さんに差し上げる記念品に関しては、是非我が落語部で作らせてもらいたいと思うことしきり。

マクラメの勉強

 今日の搬入では、先日作った笛袋の件でとんだ羞恥プレイが展開されました。先生……あまり見ないでくださいってお願いしたのに先生……。

 気を取り直して、マクラメの勉強。マクラメを使って豪華な錦と天然石のペンダントを作りたいです。自分ではつけられないくらいにゴージャスなものを。実は今年は博物館の担当なのですが、常設展示として提供できそうなものがないので困っています。さりとて、当番になっている以上、他の方に迷惑をかけることになるし、自分だけ出さないわけにもいかない。今ある生地で作れるものを考えたら、やはりペンダントなのですが、普通のペンダントなど誰も求めていないと思うので、直径7cmのシェルを使って、マクラメペンダント作りを目指します。

 マクラメで画像検索をするたびに思うのですが、何をどう結んだらこんな風になるの?

 ここまですごいものは作れなくても、そこそこ見栄えがするものを作って展示出来たらなあと夢想しつつ、今まで集めた本やYoutubeで勉強開始。あくまでも鹿島錦のためですよ。仕立てについても勉強しないと、羞恥プレイが辛すぎる。