今日は来客も電話もなく、午前中に配布書類を作って以降「暇ー」と思っておりましたら、なんと勤労感謝の日だそうで。祝祭日関係ない仕事をしていると、感覚がマヒしていけない。そういえば25日は5回目のワクチン接種。明日一日仕事をすれば三連休です。ただし副作用で寝込む前提。
ところで、先ほどとある検索をしたついでに千代の富士に関する記事を読んでいて思い出しました。高校時代にまことしやかにささやかれた、「杉光先生、千代の富士に似ている説」。「用務のおじさん、お笑い漫画道場の司会者に似ている説」とともに、私の中ではそっくりさん説の金字塔。
今ではすっかりネットのおもちゃ(の残骸)と化してしまった杉光先生ですが、この件に関しては、多分「修復」という形での依頼は受けていらっしゃらないのでは――と、文化財修復を学ぶために美大入りしたくせに専門課程に進む前に中退した私なんぞは思うわけです。「あんたちょっと色のうっさめてきたけん塗り直してくれんね」的な会話が交わされたのではないかと推察。そもそも現物は市の文化財にも指定されていないわけで。江戸時代後期の奉納ということで、古い物ではあったようですが、どれだけ文化的価値があったかまでは不明。でもうちの町も、かつて素封家の住んでいた古いステキな洋館を、修復もせず朽ちるままにしておいたし、行政の盲点になった可能性もあるのかな。
もっとも、絵馬の武者の顔の向きを変えた理由については謎。先生、なんで? こちらもそういう依頼があったのかな。まあ私も祐徳博物館に展示されている筥迫を蛍光色の釣り糸で修復されたら怒るとは思いますが、とりあえずはまあ恩師ということで、twitterでこの件に関して取り付く島もないことを書いていた人たちに関しては、軒並みブロックをすることで対処。
※今から大学に行って文化財修復の勉強をきちんとしようかなあと思わないこともない。
※なんだかんだ書いていますが、私が依頼者なら洋画が専門の杉光先生には頼まないかな。画風が違いすぎるのを知っているから。悪口ちゃうよ。
※古代中国の豚土器が可愛すぎ。なお十二支の「亥」は、本来イノシシではなく豚のこと。十二支という概念が伝来した当時、日本には豚がいなかったため、代わりにイノシシを当てたそうです。