電化製品注意

 今日は休みをもらって友人と外出。本当は食事をしにいく予定だったんですけど、このご時世、新型コロナに感染してはシャレにならないということで、紀伊国屋で本を買うくらいで済ませました。ちなみに子どものころからの図書室フレンドなり。年越し用のモチ米も渡したでよ。代わりに羊羹もろたよ。嬉しや。

 相も変わらず二人で「今年は映画館に一度も行かなかった」「来年50になるけどどうしよう」などと他愛もない話をしながら帰路につき、自室に入ってヒーターを点けたところ、何やら漂う妙な匂い。あきらかに何か焦げ臭いんですが、不安になって発熱部分を確認しても特に何もない。その後点けたり消したりを繰り返し、特に問題ないのかな? と一時間程度異臭を気にしながら使っていたのですが、本格的に臭くなってきたため、慌てて電源を切って、「ハロゲンヒーター 異臭」で検索。

 ヒットしたサイトのほとんどに「ほこりや汚れが燃える時の匂いなので放っておけば大丈夫」と書いてありましたが、そんな大人しい匂いではない。絶対違うとしつこく読んで見つけた記事の中に「コードが熱でやられていた」という記述を見つけ、もしや……と、見えないところに置いたヒーターの電源供給に使っていた延長コードを確認したら、おー、ジーザス――

 ヒーター以外は電源を入れていなかったのですけど、どうも過電流みたい。

 気をつけましょうね、皆さん。皆さんというか私。この場合私限定。普段と違う匂いがしたら延長コード周りも要確認。今度は過電流対策の施されたコードを買います。「でも、お高いんでしょう?」なんて言ってはいられない。安全第一。

 火事に至らなくて本当に良かった。この寒空に着のみ着のまま焼けだされたらたまらん。おそらく私の持っているものの中で一番燃えやすいであろう古い経紙の束を近くに吊るしていなかったのも幸い。

※もしかしたら新型コロナに感染して嗅覚が鈍っていたら、気づかずじまいだったかもしれない。感覚って大事ですね。

※さらに調べて、タコ足配線をしていなくても、コードを踏んだり引っかけて引っ張ったりすると、電線が部分的に切断されたり、絶縁が毀損して、過電流を引き起こすことがあると知る。踏んでいました。しょっちゅう踏んでいました。すまんかった。

※ひいいいいい。

※絶対踏まないようにしないと。

※これもちょっと怖い。亜麻仁油には特に注意。