地震発生当時は、今は取り壊された京都のアパートに住んでいたのですが、まだ外が暗い時分に経験したことのない大きな揺れで慌てて飛び起きたのを覚えています。布団の横に据えていたクローゼットがガタガタと揺れて、今にも倒れそうだったので、必死で押さえて。
しばらくは新幹線も不通になったため、実家に帰れたのはだいぶ経過してから。復旧後に乗車して、神戸を通る時に窓外を眺めると、家宅が倒壊して、がれきを撤去したのでしょう、いくつも空き地が出来ていて、いったいどれだけの被害に遭われたのかと考えると辛くなり、直視することならままなりませんでした。
あの日から四半世紀以上も経過してしまったという事実が、まず信じられない。亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。