乱れは無視

 印鑑入れや名刺入れ、包みボタンの裏地を十分取れる幅で織れているため、経紙の一番端が裏返っても、先日切れたところから垂直方向に延々乱れが整わなくても、無視して織り進めています。本当はもっと丁寧に取り組むべきなのでしょうが、秋までに着色銀と本金を織らないといけないから、ここで足踏みするわけにもいかず。「平織り飽きた」は乗り越えました。ただ、色は替えて遊ぶかな。順調に織れば、一週間から十日程度で、平織りに関しては一枚織りあげられそう。古経紙の矯正時間を含めて、二週間前後で織るのが理想かも。裏地ですからね。表地ほどは時間がかけられない。

 平坦な平織りだけでカルトナージュを試みるのも面白そう。古いとはいえ、材料がふんだんにあると、やれることが増える。

※「織り終わり」は、この場合、掛けた糸が上がらなくなった時。その時点で織り終わりにするのが、私の中での古経紙で織る時のルール。レアな変わり経紙はその限りにあらず。