もうちょっと書きますと

 光の旅人 K-PAX続き。精神科に入院している患者たちの方がプロートに関する真実をより的確に見抜き、本来状況を見極めるべき立場であるはずの医師たちは、知識や常識が堅固なフィルターとなって邪魔をしてしまうせいで見抜けずじまい、結果翻弄されてしまうところがシニカル。それと、ピーター・ゲレッティ他が演じる患者達がこぞって「K-PAXに連れて行って」と懇願するくらいには、地球という星は彼らにとっては生きづらいんだなあと切なくなってしまったことも、書き加えておきます。

 ちなみに、Amazonで星一つのレビューをしている御仁によると「眠くなる」のだとか。

 まあ……ねえ……。