私何歳に見える?

――と親しくもない相手に訊かれた場合に備え、「興味ねえわ、そもそも」と脊髄反射で思っても口には出さず、歯を食いしばって「年相応」と返答出来るくらいの処世術を身に着けたいと考えてその傍らで、相変わらず編み物をする日々を送っています。他人の歳より編んだ段数を数える方が先決。ただし楽しい気持ちはとうの昔に雲散霧消し、今は今冬に備えんとひたすら実利を追う始末。母のベストは先週の日曜深夜に無事完成いたしました。喜んで着ているようですが、そろそろ時期外れよのう。梅雨前くらいまでは着られるかな。薄手の服の上からならば。

 来年用のセーターを編みつつ、明日は久しぶりに鹿島錦に時間を割く予定。

※雨男とか雨女を自称する連中にもうんざり。妖怪かよ。