大正琴は1日30分まで

 最近いろんなところで目にする機会が増えた睡眠負債。慢性的な睡眠不足は脳機能を低下させる上、一日二日長めに寝るくらいでは相殺できないとのことなので、今夜からせめて11時30分には床に就くことを目標に掲げます。ストレッチ7セットで49分になるから、50分と考えて逆算すると10時40分には自室に戻らないといけない。夕食後に犬の散歩をして、落語一本分の踏み台昇降を済ませて入浴まで終えるのが毎日だいたい9時頃ということで、休憩やトイレにトータル10分、残り1時間30分程度を分割して、編み物やマクラメや楽器の練習や鹿島錦などに充てていきます。なんぼなんでももう織らんとさすがにやばい。師走に亀会議が開催できない。基本的亀権は無視できませんからね。本当大事。そもそもの集中力に限界があるので、ローテーションを組んでそれぞれ30分ずつ取り組むのがベストかも。

 そんなことより大正琴、正しくはヴィオリラですが、ナルダンの第四弦を上から三番目のペグ(っていうの?)に巻き付け、開放弦でG3に合わせて一本弦で弾くという方法に落ち着きました。これまで試した中では、もっとも音が安定していて安らかな気持ちになれます。時間がないのに弦を何本も調律なんてしていられねえ。本当はナイロン弦の方が音色が好みなんですけど、キーで押さえるとどうしても刺激であっという間に劣化するでしょうから、ぢっと我慢の子であったと将来全宇宙の生命に無条件かつ絶対的に賞賛されるよう、素直に大正琴用の弦を使います。実は一弦琴として知られている須磨琴にも憧れていた時期があったんですよ、ここだけの話。今一弦琴気分で楽しんでいます。ちなみに大本教が各種儀礼に使う八雲琴は二弦琴。

 そういえば、大正琴の場合「絃」と書くのが正しいらしいですが、ヴィオリラの生産をしていたYAMAHAの公式サイトも弦表記なので、表記警察にはそのあたりを斟酌してもらいたい。指摘してきたら使い切る一歩手前のマヨネーズかけるよ。「ばふっ」て音とともにマヨ飛沫を飛ばすよ。←その後どこも弦表記なのを確認。どういうこと?

※柱を立てて音階を調整するのが箏。指で押さえて音階を作るのが琴らしい。こちらも表記警察の警ら対象となっているようなので、使い分け推奨。