イアラ―!!
ということで、毎度毎度の定期受診の前にちょっくら織ってみよう週間に突入。イアラに関しては気にしない方向で。検索も禁止。えらいことなるよ。真相を知るのはこの世に楳図かずお一人だけなのです、多分。
さてさて、昨日の時点での織りはこんな感じ。35割だと40割よりは縮みづらくて気が楽。毛利器の毛利氏によると経紙の張力を緯糸の張力が越えた場合に縮み始めるらしい。
この後挿し色を施しておりますので、基本単色一部二色という構成になります。上側のヘラは先日紹介した煤竹製の分厚い謎ヘラさん。糸掛けの時も助けられましたが、拾う時も助けられております。厚みがあるので、挿すだけで経紙を浮かせるためにヘラを起こすのと同じ状態になるわけですよ。左手フリーで楽に拾えて非常によい感じ。謎とかいってごめんよ。今はとにかく一本は持とう分厚いヘラ運動を展開したくてたまらない。
ちまちま拾って織っていると、在りし日の大先生を思い出します。お元気な時分は教室の日には必ずいらして、机に手を置いて体重を支えながら教室中を移動して全員の織りを見て声をかけておいででした。コロナ禍前の総会で 強制的に隣に座らされた時 「一年休まず教室に参加したの私だけー」とおっしゃっていたのが懐かしい。出欠状況を克明に記した手作りノートも懐かしい。