さようならコンサーティーナさん

 年明けからしばらくは練習を続けていたイングリッシュ・クロマティック・コンサーティーナさんですが、ある時「きいいぃ」となることがあって、それ以来封印しております。練習しなくなってからの期間の方がすっかり長くなってしまった。それにしてもあの音の配列は何とかならんのか。代わりに(ならないけど)良質なキンダーハープのリトル・ミンストレルさんに心地よい響きのナイロン弦を張ろうと思って、リラ用弦を注文。上達したら改造てるるさんに進もう。

 今回も例によって例のごとく中華なフレグランスの漂うとある人民共和国から船便で送られるようで、届くまでに半月以上かかります。またぞろグレーの袋に無造作に詰められて送られるんでしょうね。品物はナイロン弦なので、繊細な電子機器ほど心配する必要はないにしても、張ってチューニングする過程で切れたらどうしようと、16ビートで恐怖のズンドコですよもう。

 ちなみに最近の箏の弦はナイロンならぬテトロンも多いらしいよ。琴=絃の下に柱を据えないもの、箏=絃の下に柱を据えるものなので、ゆめゆめ混同なさいませんように。綾と浮き綾以上に違うでー。

問題の本質がわかっていない問題

 読んでもいない本を批判するのは、本来の私の主義に反するのですけど、発達障害を動物キャラとして説明した本について一言だけ書かせてほしい。

 あのさ、「あなたも動物、私も動物」なら何の問題もないわけですよ。例えば自分たちをチンチラにするとかマーモットにするとかハダカデバネズミにするとか。我も人なり彼も人なり、もしくは我も獣なり彼も獣なりにすればここまで炎上しなかったのではないか説に一票。

 関係者は猛省を。蛇足ながら、私を動物に例える時は深海生物きってのゆるキャラことメンダコさんにしてほしい。以上。

※メンダコの木目込み来いやー。

糸掛け進まない問題

 速織り用の糸掛けが遅々として進みません。ここは踏ん張ってパパとして進めねばということで取り組んでいます。もしかしたら通し間違いをしてしまうのは糸の掛け方が雑だからではないだろうかということで、普段より慎重に掛けているわけですけど、今日も一本掛け終えて、マステの裏にボンドを塗って押さえていた時に、糸端が変なところからボンジュール(‘ω’)ノ。放置しておけばよかったんですが、どうにも気になってアデュー(´・ω・`)と返しながらハサミでカットしたら、おージーザス。切らなくていいところまで切ってしまって、今夜の努力がすべて水泡に帰しやがりました。辛い。

 明日の鹿島錦保存会初心者教室では、糸の交換会があるそうですね。私は行けませんのでせめて心の中で交換いたします。何をとか訊かない。

無効化……だとぅ……

 二年程通販生活を利用していなかったせいか、IDとパスワードが無効化されていました。Firefoxと相性が悪いんだろうと思いますが、何度も再登録を突っぱねられてイライラ。広告ブロックのアドインを停止したりして無事購入までこぎつけられて一安心。

 今回はへたってきたメディカル枕とそのカバー(もちろんブルー。お得意様限定カラーやで)、それから腰痛予防にいいらしい薄型マットレスと大盤振る舞い。睡眠環境が改善することを祈りつつ。

銀粘土も製造元変わってたんや

 全然知りませんでした。造形が得意な人に頼んで、手持ちの銅板のサイズに合わせていろんなモールドを作ってもらって、銀粘土を焼成し純銀のパーツを……と考えているので――多分実行には移さない――安定供給求む。

 江戸時代に大量の銀を流出させなければと、それだけが悔やまれる。私がやったわけではないにしても。

※万博やるなら全国の工芸品を紹介するパビリオンも作ってほしかった。前回の大阪の時は大先生の財布がお目見えしたよ。ちなみに私が直近で行ったのはつくば万博。もう四十年くらい前という事実に直面し恐怖のズンドコ。

ちょこちょこおかしいのはですね

 最近前にもまして変換がおかしかったり文脈が乱れたりしているのは

A 眼鏡を掛けずに打鍵している
B キーボードの不調

 のどちらか。更新はノートPCからだったりデスクトップからだったりするのですけど、ノートのキーボードがちょっと怪しいんだわ。果たして接触不良なのか、想定外の入力をしてくれやがる。

 まさかSSDよりキーボードの方に早く不具合が出るとは思わなんだ。

 中身は問題ないので、いよいよとなったら外付けキーボードを使います。

まず隗より始めよ

 鎌倉市議が身に着ける議員バッジに、当地の伝統工芸の鎌倉彫りが採用されたとのことです。素晴らしい。鹿島市議も何かしらの鹿島錦グッズを……と夢想。何がええじゃろ。ピアス? 全員強制的に鼻ピアス?

 捕らぬ狸の皮算用で考えてみる。

※ちょっと待ってこのカニの材料欲しい。

ちなみに私は地域に貢献してません

 町内の消防団にインドネシア国籍の方が自発的に入団されたという新聞記事を読んで驚愕しているところです。偉い。立派。聖人君子みたい。私はことここに至るまで、誘われもしなかったし、自分から入団を志願したこともないというのに。

 まあ二十代前半の頃は関西に住んでいたという事情もあるとはいえ、多分ね、私が消火活動に取り組んだら余計に燃えると思われているに相違ない。私同様、どう考えてもその手の活動に向いていないと思われる友達も誘われなかったらしいので、多分そういうことなのでしょう。今入団したとしても、いろいろやらかして、多分真っ先に助けられる側に回る気がする。

 それにしても今日昼頃の豪雨はすごかった。雷+猛烈な雨+霰ですよ。なお直径5mm以上を雹というそうだよ。

※とある詐欺サイトの画像が気になります。もし自動的に鹿島錦関連サイトをクロールして説明文を取り込んでいるとしたら、多分わしのせいではないかと恐怖のズンドコ。そもそもこの織りは鹿島錦じゃねえ。

入会直後にいろいろとお世話になったFさん、お元気そうで何より

※gooブログが11月で廃止になるそうな。時代よのう

わしはもう疲れた

 いろんなことに疲れております。長らく封印している放浪癖がうずくうずく。

 何も目的もなく遠くに行きたい。知らない町をさまよいたい。

 そんなジェリー藤尾みたいなことを考えております。

言葉は同じはずなのに

 なんでしょう、この通じなさ加減。何の話って、ぼかしの話。私の中では「ぼかす」というのは、グラデーションを利用してある色から別の色への境界を曖昧にすることであって、その色の彩度や明度は問わないのですけど、鹿島錦で使う「ぼかす」は、色相環上で近い色に段階的に移行することを言うみたいで、そのあたりの齟齬のせいで話が通じずに悲しい想いをするわけですよ。私が。前者の感覚で「ぼかしてある」と口にすると、後者の理解で「ぼかしてないよー」とか言われる。悲しい。

 同じ言葉でも人によって自身の中に構築している概念が違うことなんてままあるので、特段に珍しい体験をしているというわけではないのですけど、たまに「通れ!! 話!!」と念じたくなる時がある。

 そもそも色相環が何を意味するのかわからない人はこちらをどうぞ。生まれつき配色のセンスのある人って、この手のことを本能的かつ感覚的に捉えているよね。