バッグだと捉えるからバッグポリスが出動するのであって

 移動式肩掛け下げ額だと考えればすべて解決。

 ※こういうのも作りたい。

 急須……だと?


 どんぐり可愛いかも。


バッグポリス出るかな

 毎年鹿島錦の作品展示の後にはバッグポリスが出動します。曰く「錦でバッグを作る時は持ち手まで錦を使うのが正しい」とのこと。挙句には「私が教えます」と連絡が来るらしいのですが、もし私個人に連絡があったとしたら、全力でご遠慮申し上げるに相違ない。そんな自己主張の激しい人に教わろうとは思わんわけよ私も。手順を間違えただけで鞭でしばいたりされそう。

 鹿島錦に関して正しいか正しくないかなんて決められる権利と資格を有するのは、創案者の柏丘の方と並木多仲くらいだと思うのですけどね。そもそも誰なんでしょう、バッグポリス。多分上手に織られる方だとは思いますし、そういう意味では作品を拝見したいとは考えますが、それとこれとは話が別。

 痛バッグに関しては、ビニール部分にアイドルだのアニメキャラだのを封入するのが本来の使い方だそうですけど、私はアイドルとか推し系アニメとかは一切興味がないので、錦をいれる次第。まあ、アニメに関しては、観なくはないんですけどね。かつて佐賀錦とクヌートがコラボしたヴィンランド・サガの第二シーズンは、終了後に一気見する予定。

 今回買ったのは、仕事用にも使えるA4サイズが入るトートタイプですが、展示するだけならこういうのがいいかも。

 あと、これとか。合皮しかないのは仕方ないですね。コンセプト上。

糸掛けの前に試作

 画像検索で名前が判明。ありがとうgoogleレンズ。先日の教室でAさんからいただいた手芸作品です。「ハーダンガー」というロボットアニメみたいな名前。御親戚の方が製作されているらしいのですけど、防水加工できんかねーという話がありまして、紙用のラミネートフィルムだと多分汚くなるので、昭和のテーブルクロス風に塩化ビニルで包む作戦でいこうと思ってダイソーを物色。本当はシート状の物がよかったのですけど見つからず、かろうじて買えた軟質カードケースに封入したのがこちら。

 Youtubeでよく縫わないバッグの材料になっているあれです。熱で加工しやすくなるし、融点ギリギリをせめれば固着するので、170度前後になるであろうと予想して購入した中古の550円@ACB諫早店のヘアアイロンで挟んで熱処理しました。多分衣類用のアイロンの方が早い。設定は中温がよろしかろう。あるいはあて布をして高温か。ガス化にはくれぐれもご注意を。フリーハンドで切っているため縁がガタガタなのはご愛敬。固定してからローラーカッターとかで切ればもっと綺麗に処理できるはず。角もかどまるくんを使うのが理想かな。

 防水という点に関しては、多分液体に長時間浸すような極端な使い方をしない限りは、これで充分かと。花瓶敷きにもよさそうですね。汚れても拭く程度で洗いまではすまい。作り方を確認したら面倒くさいと脊髄反射で声に出たくらい手が込んでいるステキ手芸です、ハーダンガー。ちなみにこれ、レースではなく刺繍だそうです。

 せっかくなので、Aさんに見せてから、木目込みテディベアの下に敷きます。

※鹿島錦&塩ビでも何か出来そうな気が、そこはかとなくしてきた。とりあえず錦の花瓶敷でも作ろうか。レジンやラミネートフィルム、カボションなどは錦が死ぬ感じがしますが、これだと大丈夫かも。糸を押さえつけないのがいいですね。軟質カードケースに関して調べてみたらA1サイズまでありました。

※仕事用に使っているトートバッグが結構へたっております。買い替えを検討していたところですので、人生初の痛バッグを買って錦を入れてみます。推しとか別におらんでよう。よさそうなら作品展と文化祭に出した後普段使いにします。

木目込みは無事完成

 無事かどうかは議論の余地がありますし、「完成」も自称ですのであしからず。

 織り始める前に確認しておきたかった、金糸を撚れるかどうかですが、無事に撚れました。かせを解く方が難儀しました。試しにソフト金を使ってみたのですけど、メタリック系の樹脂糸と大差ない見た目で、すごくプラスチッキー。肌触りはいいかも。

 輪の作り目から、一結び・鎖結び・一結び・左右結び・タッチング結び。結ぶ過程で金属がけば立つようになるので、首にあたるペンダント紐にするには、三つ編みとかが無難みたい。鎖結びはかなり固い。フレームも結べなくはないかなあ。ただこの太さで果たしてバチカンまで結べるかどうか。今回六本を撚っていますので、水引とか飾り結びの方が似合いそうな風合い。もしかしたら三本撚りだともうちょっと繊細になるかも。まだ搬入の日まで時間があるので、いろいろ試してみます。

※自分で作ってみて、木目込み系の作品に関する認識が改まりました。結構布要るんね……。

使い捨て……られない

 明治の宅配ヨーグルトを十年以上食べ続けています。おかげで容器がたまる一方。ひところは苗を育てるのに使っていましたけど、いちいち水抜き穴を開けるのが面倒なので、最近はリサイクル用の紙ごみに混ぜて捨てています。容器に紙と書いてあるからなんですけど、本当にリサイクルされているかは疑問。だって、樹脂加工してありますからね。

 あまりに溜まるものだから、この間からひっくり返して高台皿風にして、底の側にボンドをひねり出して使っています。もともと使い捨てのつもりでいたのに、加工のおかげで翌日固まったボンドをぺりっと一度に剥がせるのが妙に気持ちよくて、何度も繰り返し使う羽目に。

 今日で木目込みはとりあえず棚上げ。明日から織りに戻ります。合間にマクラメで鹿島錦の包みボタンを使ったペンダント作り。

※余り錦を円錐の発泡スチロールに木目込んだら、錦のリングホルダー出来るんじゃない?――と思って検索してみましたが、よさそうなサイズの円錐がない。上の部分だけカットしても下がもったいないですし。

勢いあまって

 テディさんの足がもげてしまった。アンガーマネジメントの講習を受けたばかりの私は怒りも慌てもしませんよ。全然布が入らないなとイライラしていたところ(←アンガー( *´艸`))なので、取れてくれてかえって好都合。最後の布を張ってから本体に接着することにしました。

 真の木目込み上級者は、切り取ったり貼り直したり、新たに何か付け加えたりして、自由に土台を変化させて作るらしいですよ。木目込み教室にも通いたいなあ。もっと上手になりたい。

※先日の教室で「最初はもっと簡単かとから作るとよー」と言われたことに今さら納得。そういえば簡単バージョンの小さい毬も買っていたっけ。

木目込みに熱中しすぎて

 オカリナにもまったく手が伸びませんでした。目の前に置いているにも関わらず。やはり私は織るより仕立てる派なのだなと、改めて実感した次第。

 シロクマ改め黄色いベストを着たシロクマ系テディベアの製作も今が佳境。残すは靴の部分だけ。入れ終わってから全体を確認し、ほつれを整えつつごまかして、とどめとばかりに目を貼ります。作りながら気づいたり反省したりしたことまとめ。

  1. 土台の切り込みを信用してそのまま使うと痛い目を見る。本来ちりめんなどの薄手の布で仕立てる前提で切り込みを入れてあるため、鹿島錦で作る場合は布の厚みが干渉して入らない場合も少なくない。特に三辺以上が交差する場所や耳・鼻などはデザインナイフで切り込みを深く入れる。
  2. 要裏地処理。手慣れた人はすばやく作業できるので問題ないと思うが、私のような初心者の場合、布の位置を調整するだけでどんどんほつれがひどくなり、結果その部分が使えなくなってしまった。布が足りなくなった原因の一つ。あらかじめスポンジに少量のボンドを含ませて、表に響かないように注意しながら布の裏側をトントンと叩くようにして薄く広げて、ほつれ防止のための下処理を行ってから作業すること。
  3. 布を確保するために広い所や前面から入れていったため、細かい部分の作業が大変になった。手のかかる細かいところを先に入れた方が、仕上がりがすっきりするはず。

 今夜には完成までこぎつけるでしょうが、博物館での作品展に出すので、写真は載せません。

※単色織りのほつれ止めに関しては、スティック状の裁ほう上手が最強かもしれない。

ノルマの問題?

 某公的機関の情報入力がすべてオンライン化したとのこと。アカウントを取得する必要があったので、厚生労働省のサイトから直接取得してその旨伝えたところ「こちらで手続きするので――」という返事が速攻できました。

 ネットを始めて30年近く、「特に問題なくID登録できてそのまま先に進めそうだったのになんでじゃ」とぷんすかしながら、再取得のために新しいメアドを設定。

 多分――達成率の問題なんでしょう。

 知らんがなと叫びたいけどぢっと我慢の子。代わりにここで吐き出す。

さて、仕切り直し

 私の人生には仕切り直さないといけないことが山ほどあったりするなんて内緒。

 まず木目込みの件。楽しみながらやっています。「木目込み、一回は試してみたいけど、実用的じゃないし……」と及び腰だった過去の自分に、すべての小宇宙を注ぎ込んだホーロドニー・スメルチを食らわせたい。肩にかなり負担がかかるし、昨晩は力み過ぎて作業中に腕がつったりしましたが、初めてにしては順調かも。昨夜は延々やりました。ただ、素直に入ってくれない部分とかもあるので、そこが大変。先にナイフで削っておけばよかったと、後悔もしたりして。布も思った以上に必要で、全身白のシロクマバージョンで作る予定だったのを変更して、黄色いベストを着せることにしました。「こんな僕にもステキなベストを!!」と、土台のクマさんもワクをムネムネさせて大喜びです。←現実逃避

 それから、引っ張り紙の件。期待をこめて購入した多用途ボンド、ポリエチレンと紙だと接着力が弱くなる場合があるとのことで、実際思ったほどの強度は出ず。素材の相性が悪すぎました。仕方なくでんぷん糊を塗って剥離防止のための補強。乾くとバリバリになるかと不安でしたが、全然そんなことないですね。塗る前とほとんど変わらない。作業をしていて思いました。もしかしたら普通の障子紙にでんぷん糊かこんにゃく糊を吸わせて補強した方が早かったのではないかと。

 週末の作業ですが、先に木目込みを完成させてから着色銀を貼ります。今度はいろんな模様を織って印鑑入れを作りたいので、拾って織ります。

 まあ、引っ張り紙に関しては、次の貼り替えまで十年くらいあるので、その間に考えます。

※紛金の金糸が届いたので、撚り器で撚ってマクラメが出来るかも確認しないと。図書館の本も読まないと(◞‸◟)

※動画研修は残り一本。木目込みしながら視聴しましたごめんなさい。でも内容は完全に把握できましたよ。ちょくちょく手を休めては画面に見入りましたから。

手の込んだ手芸作品があったのですよ

 Aさんが持参していらした御親戚の方が制作された手芸作品。どうしたわけだか名前を憶えていないせいで――ヒント・加齢――検索のしようがないのですが、「ラミネートしてコースターとかにならんかなー」と訊かれて、調べてみました。

 布専用のラミネートフィルムを使えばあるいは――と最初考えたましたが、多分フラットな布でないと仕上がりが汚くなるかなあと考えなおし、いろいろ調べた結果、PVCフィルムで挟み、アイロンかヘアアイロンを使って作品の周りを囲むように張り合わせ、その後で不要な部分をカットするという方法が無難かなあと思いいたりました。一枚譲ってもらったので、次にお会いする時までに試さねば。塩化水素が発生しないように注意しながらやります。融点となる170度以下が理想みたい。市販の刺繍用アクリルコースターだと高いですからねえ。かさばるし、サイズの融通も利かない。

※ちなみにこちらを参考にしました。

※全然関係ないですが、これ、ペンダント風にして目薬入れにしてもいいかもしれない。花粉で目がかゆいもんでよう。