鹿島錦の話ではなく、麻糸の話。鎖結びで全部結ぼうと思って始めましたけど、ペンダントコードにするには固いかなということで、解いて四本に切って、結びの練習がてら四つ編みに。
三つ編みの方が早いし柔らかいので、次に結ぶ時はそうします……。
祐徳博物館に専用の電話回線がないのはなぜだろうと不思議がりながら、伝統的地場産品(正しい読みは「さんぴん」? 「さんひん」?)のシールを買いたくて祐徳稲荷神社に電話しましたが、あいにく担当者不在とのことで、連絡が取れませんでした。辛い。春の展示の時に買い足しておこうと思っていたのに、がっつり忘れていたわけですよ、私は。基本的にこの手のことを忘れるなんて私の人生ではありえないんだけどね、本当。
成人式の記念品の製作に関しては、今年はスルーしたくてたまらないお年頃でしたが、知らぬ間に一人最低15個というノルマを課せられておりました。「布がないです作戦」は今年は使えんかったよ。この間織ったものがあるから。
仕方ねえ腹を据えて作る準備をするかということで、受診の前に買い物がてら鹿島まで出かけてA先生のお宅に伺って、材料を調達。恒例のカメさん軍団、去年より高くなっていたようで「値上がりしたとよー」と言われつつ支払い。去年は単価いくらでしたっけ。覚えてないや。わしがこの手のことを忘れることなどありえんのにようと思いつつ、予備まで含め20個買うてきたで。
そんなことより、今日はかかりつけ医を受診し、ついでにインフルのワクチン接種をしてきたわけですが、そういえば最近医療センターに行っていないな、11月何日が受診だっけと、念のためにと保険証入れの中に入れっぱなしの予約票を確認してびっくり。直近の予約日が2024年10月22日になっとる。ありえん。わしがこの手のことを以下略といきり立ちながら、再予約のために電話。何か知らんけど昭和のドラマに出てくるステレオタイプな飲み屋のねーちゃんレベルの蓮っ葉な話し方の人が、予約変更の手続きをしてくれたよ。
前々から作った小物を商品として出せと言われていますが、面倒くさいんよねえ。売る前提ならオーソドックスな資材で作るーゆーねん。売る気が皆無のため、シールも正直買いたくないんですけど、貼らなきゃだめかなあ、やはり。手作りシールとか無理?
私にこそ発布してほしい。破ったら一週間編物お預けとか罰則を作って強制してほしい。昨日は「今日こそは早く寝るぞー」ということで、入浴後すぐに寝室に向かったのですけど、「ちょっとだけゲームしようかな」と、GooglePlayで課金せずに済むお手軽パズルゲームをインストール。30分もやれば飽きるだろうと思って始めたわけですが、気づけば3時間以上がすぐ経過。辛い。
ゲームは本当やばいです。心底ゲームが好きでゲームだけやって生きていきたいという人でない限りは、手を出さない方が賢明かもしれない。私は別にゲームが無くても全然困らない派ですが、それでも始めると時間を忘れて熱中してしまう。魔物か。
いい加減しっかり寝ないと体がしんどいということで、今夜はデパス先生の力を借りたいと思います。最近ストレッチを入念に行っても、以前のような熟睡感が得られなくて困る。昔はしっかりストレッチをやって目を閉じると、一瞬で眠りに入って目を開けたら朝だったりしたのに。あの頃の熟睡をもう一度。
とりあえずデパス先生の筋弛緩作用と精神安定作用のお力を一日だけ借りて、すっきり出来るかテスト。依存性が強い薬なので、常飲はノンノン。デパスを出してほしいと病院で押し問答をする高齢者とかたまにいるんだわ。
※HSP診断テストを試してみたよ。世の中とかく生き辛い。
何かすごい評判がいいらしいですよ。私の中でプラオカといえば、長いことZinのZiniでしたが、浮気してみようかな。孔位置が慣れ親しんだティアーモ式ではないのがネックですが、まあ、現状遊びで時々鳴らす程度なので問題なし。でも形はZiniの方が好き。フォーカリンクのプラオカって、片岡鶴太郎系ヨガ講師みたいじゃないですか、見た目が。首筋をぐいーんと伸ばしているように見える。
それにしても、いつも思うんですが、なんでプラオカにはSFとかSGはなくて、ACかSCばかりなの? わしはプラのSFが欲しいんじゃ。是が非でも欲しいんじゃ。そういえばダルレにはBCがありましたね。あれは軽くて良い。
それはそれとして、昨日見た高橋竹山師、尺八や横笛も堪能でいらしたそうな。修験者が演奏していたという「動物と友達になれる曲」の披露もありました。何それすごいと興味津々。
※旅行の時に観覧し、現金十数万とチケットの入った財布をポーチごと会場に忘れ、後で取りに戻ってスタッフの人に失笑され相当恥ずかしい思いをしてから、博多オカリナフェスティバルには行っていません。思い出すだけで辛い……。
あれはそう、私がいたいけで純真な子どもだった頃、母が料理からお菓子からカクテルから網羅した料理本を買ってまいりまして、ウキウキしながら作ってもらいたいものに鉛筆で丸を付けたのに、待てど暮らせど完成品は出てこないという経験をいたしました。昭和56年あたりの話。業を煮やして「この本作るために買うたとやろー。ただ読むためじゃなかやろー」と訴えたら「お母さんはただ読むために買うたとよー」と言われて、衝撃を受けた想い出。「仕方ねえ。自分で作るか」と小学三年の時に奮起して、初めてレシピを片手に全工程を一人で作業して作ったのが、プレーンなアイスボックスクッキーでした。余談ながら鹿島錦を織り始めたり、編物に取り組み始めた時も、こんな感じやったで。求めても得られないなら自分で作るしかねえという発想は、結構な原動力と相成ります。
両親共働きとはいえ、僻地住まいなもので、さすがに核家族ではありませんでしたが、父を生んだのが四十過ぎで、その当時すでに八十代に差し掛かっていた祖母には無理だと思ったんだわ、正直。枇杷の木にするする登って実をもぐ程度には元気でしたけど、さすがにねえ。あの人休みの日は畑かお寺かしゃっば釣りに行っていましたからね。横文字にも弱かったし。本を片手にザ・昭和の手作りお菓子の筆頭であるババロアとか、ほぐした缶詰ミカンを混ぜ込んだカスタードクリームを使ったクレープなんかもこさえたで。カスタードクリーム作りは実験みたいで面白かった。「クリスマスにおすすめ」とか書かれていたコーヒーエッグノックは、ひたすら卵をかき混ぜるのに手が疲れて、一度しか作らなかった。
動画内で言及されていますけど、田舎だと材料がなかなか手に入らなくて、作られるものも自然と限られたわけですが、「これを代わりに入れてみよう」と試行錯誤できたおかげで、応用力が養われたような気がする。