転売すげえ

 古いものながら丁寧に織られた三つ折りの抱えバッグを1,600円で売る人もいれば、この間までかしまいろオンラインに出ていた27,500円の念誦入れを20,000円で売る人も――

 世は無常よのう。織り手の手元を離れた以上致し方ないとはいえ。多分記念にもらったり、イベントのくじで当たったりしたものだと思いますけど。

※佐賀錦さんも転売や古売からは逃れられず。それはそれとして、ラクマに出品されているらしいこちらの商品、経紙の色合いが面白すぎやしませんか。割も30割くらいに見える。

自分用メモ

 ブクマしとけって話ですが。「縫わずに」という部分に相も変わらず過剰な反応を見せております。わしはいつになったらミシンが扱えるようになるんじゃ。箱から出して設置しただけですでに何ヵ月も経過したなんて、とても公言出来ない。

ほんのり鹿島錦

 人間国宝の鈴田先生の元を真野響子さんが訪れるという、それぞれのファンの方には眼福物の企画の記事に遭遇。元記事は婦人画報の2014年4月号らしいよ。

https://www.fujingaho.jp/lifestyle/kimono/a60574012/manokyoko-kimonoisan-vol27-suzutashigeto-240504

 あいにく私は有料会員ではないため詳細は不明ですが、無料部分だけでも興味深い。

「下駄箱まで遠くなるもんでよう」ということで、生徒は誰も通らない鹿島高校の正門=通称赤門のところで持たれている抱えバッグが、鹿島錦だそうです。

 山椒は小粒でピリリと辛いと申しますが、山椒どころではなくスコヴィル値20万~45万の暴君ハバネロだった大先生の物かなあ。先生のことだからヨシノ節を発動されて「あなたにあげるー」とかおっしゃってそう。あくまでも想像ですけどね。

この口金も欲しい

 なんですかこのレリーフのひしめき具合は。押すな押すなとどれだけ言っても私のツボを押してくる。しかーし、一点もので本来の商品はすでに販売が終了。ガチのアンティークだそうだよ。今検索して出てくるのは詐欺サイトですのでご注意を。ゆめゆめ購入されませんように。この類のアンティーク系の雑貨屋巡りに関しては兵庫の友達が詳しいので、いつか兵庫に行った時に、「案内せよ」と無理強いをして、関西のお店を漁ってまいります。

 minneとかcreemaとかも念のため確認。これもよさそう。こちらは画像に販売サイトのリンクを張っています。この手の商品は、やはり工場に直接受注されるらしいですね。出回らんはずや。

 ※お久しぶりのメタル朱肉も発見。印鑑入れを作る人は要ブクマ。

この口金欲しい

 高いけど。楽天で13,464円でした。アフィリエイトではありませんが、画像に販売サイトのリンクを貼っておきます。ビーズバッグ用口金のデザインって、結構凝っているんですね。本来糸を通すための穴は、鹿島錦の場合は要らないので、ラインストーンを貼り付けて遊びたい。←構造的に無理でした。

蛇腹口金だとぅ。私に何の断りもなく蛇腹口金だとぅ。

※口金探しの旅は続く。

痛バッグ撤収

 連日ブリストルスケール4~5が続くお年頃ながら、なんとか茶話会(っていうのか)までクリアした次第。感染性胃腸炎ではないので、お腹が痛いとか嘔吐とかは一切ないんですよねえ。大腸癌なら体重変動がもっと激しいはずだし、血も出ていないということで――

 のっけから尾籠な話で申し訳ない。例年と違って「祐徳さんには言うとかんよー」を合言葉に開催されていた鹿島錦保存会春の作品展、本日無事終了と相成りました。私は正午を回ってすぐ入館いたしましが、廊下のところで佐賀大学の石井先生とすれ違い( ゚Д゚)となったりして。袖すりあうも他生の縁ということで愛が芽生え神前で式をあげ、奥の院への新婚旅行まで済ませてきましたなんてことは当然なし。後から話を聴いた限りでは、午前中に学生さん達を連れて見学にいらしたとのことでした。バイトのシフトは大丈夫でしたでしょうか、学生さん。しかもせっかくの休みにねえ。私はてっきり祐徳稲荷に観光にいらした方が立ち寄られたのだとばかり思い込んで応対しておりましたが、若い方あらかた学生さんやってんね。高齢者ホイホイの鹿島錦展にしては珍しいと思いました。

 実演担当の皆さんが昼食に出られた後は、しばらく一人で留守番をしながら記録写真を撮影。デジカメを充電してこなかったのでバッテリーが不安でしたけど、とりあえず全作品を激写。一時前には非番の会員も三々五々集まり、二時には撤収作業開始。その後誰のかわからない着信音――iphoneのデフォルトのマリンバみたいな音――に心乱されながらも恒例のお祓い。そういえばその時に気付いたんですけど、お祓いを受ける人が座るエリアの四隅に、落語「百川」でおなじみ四神旗で、結界が設けてありませんでした? 祐徳稲荷のものは剣というよりL字型の矛みたいなもので、向かって右に玄武、向かって左に青龍が置いてありましたので、多分後方に朱雀と白虎があったのではないかと勝手な推察。配置がちょっと謎ながら。

 お祓いの後の茶話会は、普段なら椅子の席ですが、あいにく先客がいらしたとのことで、二階の和室になりました。私が入会してからは初めてかな。お茶の数を数え間違えたり、慌てて椅子を借りたりと、プチハプニング続きではありましたが、無事に終了し人心地ついているところです。紗綾の会の井手先生も昨日いらしてくださったとのこと。いろいろと心づくし頂戴したようで、篤く御礼申し上げます。

 次の大きな展示は鹿島市文化祭。何か新しい物を作って展示できるといいのですけど。

※15年前のtwitterで言うところの「昼休みなう」。最終日の実演は、そもそもは全会員総出だったのですけど、コロナ禍以降は当番会員のみになっています。今日は諸事情あって多めの人数。どんな事情かは教えてあげない。

※百川をご存じない? え? ご存じない? 百川を? 細部まで演出にこだわる圓生師匠のかっちりした百川の方が、他の師匠方より面白いような。

三歳の天ぷらでした

 違う、山菜。何という変換をするのか、私のIMEは。三歳を揚げちゃいけません。とんだ猟奇ブログになってしまう。一体全体何がって、夕食のおかずの話ね。結構前に買っておいたレトルトのカレーを使いきりたかったので、当初はそれにしようと予定していたんですけど、残念ながら予定変更。レトルトさんは明日に回そう。とんかつを揚げてカツカレーにするのもいいかもしれない。ちなみにとんかつは衣をつけ終えたものを買ってきて揚げるか、あるいはすでに揚げたものを買う派です。三人しかいないのにいちいちパン粉買って卵といてちまちま揚げてなんかいられねえ。

 なぜおかずが山菜の天ぷらになったかというと、実は朝から両親が山菜取りに出かけておりまして。何しろ携帯電話が通じない山間部で採取していたものですから連絡が取れず、昼前になっても戻らないので、すわ崖から落ちたか川で滑ったかと案じ、「食事も喉を通らねえ」と呟きつつお手製卵サンドをほおばり、鹿島錦を織っていたら、12:30過ぎだったかな、大量のツワブキとそこそこのタラノメを持って帰ってきたわけですよ。その後彼らもサンドイッチを食べ、したたか「疲れたー」と猛烈にアピール。小休止してから母が大量のフキの佃煮を作る傍ら、山菜と、お芋と、一昨日親戚の家からおすそ分けしてもらった結構な量のアスパラの一部を天ぷらにしたという顛末。

 とんかつやコロッケはある程度時間が経っても大丈夫だし、何なら買って済ませても何の問題ないと思いますが、天ぷらはやはり揚げたてに限る。自分で揚げる時は、片栗粉を多めに入れてサクサク感を楽しみます。

古き良き時代なんてものはない

 あるのは古くて懐かしい時代。だいたい差別や虐待が蔓延していた昭和を「良い」なんて言えるのは、自分が加害者側の視点しかもちえていないからだと気づくべきではないか――という愚痴は愚痴として、最近はドキュメンタリー系動画にはまっております。しかーし、アイルランドの「トゥアム孤児院」の動画とか、怖すぎてまだ観られない。

※ほー。

エッグサンド食いてえ

 というわけでせっせとゆで卵を作っている最中です。昼食用だよ。朝は軽くトーストで済ませたよ。

 ストレッチ3セット以上やらない作戦はさっそく功を奏しております。一昨日はブリストルスケール4~5に該当する例の尾籠なアレのせいで中途覚醒せざるを得ませんでしたが、昨日から今朝にかけては一度も覚醒せずに済みました。あ、でもどんな夢を見たか忘れとる。夢を見たのは覚えているのに。

 茹でている間にこんなん見つけた。辛い。

※無事茹で上がり、ビニール袋の中に卵とマヨネーズ他調味料を入れてひたすらもみもみ。後で袋の端を切り取っておパンパンに絞り出します。

仕事は大変

 疲弊しております。なぜ自分が一切かかわっていない他人のミスで謝らないといけないのか、釈然としない(◞‸◟) 

 塞翁が馬ではないにしても、もろもろのストレスの反動で、怒涛のように織れています。単色とはいえ、二色で(編物の傍らたまに)織っていた時の数ヶ月分を三日で織るとは、我ながら何事かと思うたわ。若干ミスもあるんですけれど、とにかく成人式の記念品用の布@模様三種類くらいを、せめて来年の分までは確保しておきたいし、そのためには今織っている模様に、出来るだけ早く区切りを付けたい。目標は経紙の端が織り台の上端に届くまで。その後は記念品用の模様を織る予定。早く進めないと、木目込みも念願のメンズ帯も作れない。元気なうちに、生成りベースでパステルカラーの飛び模様を入れたメンズ帯を仕立てたいんよね。誰も持っていないような。売ってあっても誰も買わないような。長尺の経紙は、A先生から譲っていただいたものがあるので、それを使います。

 全段色替えするとやはり億劫になるので、今後は何を織るにしても、うまい具合に単色の段を確保したいところ。こういうこと書いているからダメなのでしょう、多分。

※アテックスの温灸器続報。後から買ったプレートタイプは使い勝手が悪くてほとんど使わずじまいですが、温灸器の方はヘビロテで毎日愛用。なんせ気持ちいいもんでよう。今日も今日とて昼休みに自宅で肩に当ててほっこり。今は職場なのですが、どうも仕事に戻る前に取り出し忘れ、さらに数時間経過してしまった模様。全然気づかなかった。辛い。実績確認は無事終わったので、ちょこちょこともろもろの記録用紙を作っております。