何かがかちっとはまりそう

 何のことだかわからないでしょう。いいんです、私だけがわかれば。

 もう明日は14日だし、今年は無理かなあと半ばあきらめていたことがあるのですが、何か間に合いそうな気になってきた。もうちょっと思考をまとめないと。

 他に必要なのはカフェインブースト。

※ほんのちょっとだけ進んだでー。

その昔宝石箱というアイスがありまして

 ピンク・レディーという二人組のアイドルがCMに出演していたとのことじゃった。めでたしめでたし。ところでケイちゃん歯知覚過敏なんでしょうか。

 そこはかとなく何かに似ているシリーズ、今回はこの宝石箱でした。あくまでも主観。アイスの方は、小学校低学年の時に、出先で入った焼き肉屋で一度食べたような気がする。フレーバー付きの氷に相当する鹿子の部分がどうしても経紙が乱れがちなんですよね。上手になったら鹿子の周囲にも別の色を挿したいかな。花菱の花弁をぼかすようにして色を入れたいのですけど、今は技術が追い付かず。慙愧に堪えんよわしゃ。

ぶりっ子女と自称サバサバ女は

 まったく逆の存在というわけではなくて、精神の核はだいたい同じ。過剰に自意識を発露しつつ「私がここにおりますよー」とアピールするという部分では。だいたい本当にサバサバした人は自分のことをサバサバしているなんて多分言わないでしょうし、「中身は実はおっさんなのー」とか言う女に限って「外もじゃね?」と難癖付けられると途端に怒髪天を衝くという不思議に、我々メンズは翻弄されっぱなしです。いや、私がその手のことを口にしたわけじゃないからね、断っておくけど。

 まあ世間様からは人畜無害と思われがちな私でも、はっきり口には出さないとはいえ、その手のことを考えはするわけですよ。ドキをムネムネさせながら。実は先ほど湯江まで出かけてコスモス・ダイソー・エレナとまわって買い物をしてきたわけですけれど、コスモスで不思議なカップルに会ったんよ。どちらも五十代から六十代でいい歳なのに、女の方がやたらと派手なワンピースで、真っ赤なポロシャツの男にべったりくっついて甘える感じで、「シャルドネのやつぅ、シャルドネのやつぅ」と申しておりまして。鹿島錦保存会にはいないタイプ。脊髄反射でイラっとして「お前は水道水飲んどけ」と心中毒づいた次第。お子ならともかく、犬猫以外甘えは許さんということで。まあブリブリ女とサバサバ女に騙される男は少なくないんですがね。なんでそこまで騙されると呆れるくらいには、性善説万歳で解釈しているケースもしばしば。他人事だから放っておけですかそうですか。

 世の中ままならぬ。

※コスモスで、店を出て車に向かって歩くまでに、何かがアスファルトの上に落ちる音がしたため確認したら、アクアオーラのビーズが消毒ボトルから外れていました。よもやこんなところが切れるとはと思う箇所。午後から結び直します。ボトルカバーは端切れで充分やったで。毎日持ち歩いて一年ちょっとで交換するのがベストかも。今の端切れ(真ん中と上側)は、この間から織っているものと同じ図案になります。同じ中糸でも、40割と35割だと印象がかなり違う。

糸掛け終了

 余り糸を使って4cmほど織り出しを済ませたら、鹿子市松に入ります。最初の平の部分では縮まないので、模様に入った後、いろいろと慎重に。今回も練習用にしようかな。とにかく古い経紙なので、箔が剥離しやすい。「帯はもうちょっと練習した方がいいと思いますぅ」と切々と訴えて、この銀の後でより新しい銀と着色銀を織ってレッツら木目込み。単色ばかりだと色替えの手順を忘れそうで怖い。ある程度織って糸を外したら、簡単な模様を色を替えて織ります。 

強制終了しました

 終わりの方、平織りを長めに入れる予定だったんですが、どうにも綺麗に抑えることが出来ずぐちゃぐちゃになってしまいました。ちょっと織りが雑すぎる気がするので、気を取り直して今日から一ヵ月銀を織り、来月盆前から次の教室の間まで、同じ色の着色銀を織ってみます。帯に入る前に、まだまだ自分の至らない点を確認しないといけません。いろんな伏兵が見つかりそうな予感。

 今日織り終えた分は、仕立ての練習に使う予定。これはこれで贅沢かも。

映画三本分織るぞー言うてましたけれど

 昼食後、はるばるギリシャから御足労くださった眠りの神ヒュプノス様をお出迎えするのに忙しくってよう。まあ平たく書けば疲れて寝ていたわけです。買い物にも出たし。犬の散歩もあるし。何この言い訳祭り。

 一応四十段以上は織れました。今夜は早めに寝ます。

 それと、今日織っていてちょっとした発見がありました。今の織り、どうにも汚く見えて仕方ないんですけど、次に同じ模様を織る時は、もっと綺麗に織れるかもしれない。多分両脇を引っ張らなくても、今回よりは縮まなくなると思います。

 現状こんな感じ。中糸のもこもこ感も相まって、押さえの甘いところが目立ちます。傍目にはまったく進んでいないようにしか見えませんかそうですか。経紙の上端がようやく表に出ましたので、残り30cmほどで織り終わりなんですわ。掛けた糸を外したら鹿子を織るつもりでしたが、平織りも要るのを忘れていました。

※色漆ではなく蒸着銀に着色してもらったものです。銀なので本金より織り心地が硬い。

嫌な予感がする

 仕事のために11月の祝祭日を調べていて、文化の日が連休になっていることを知りました。確か前回連休になった時は、文化祭の日程が延びて、通常3日間だけ開催される鹿島市の文化祭が、都合5日間になったような。まあ働き方改革などの影響もあるから、その時と同等には扱えないかもしれませんが、何かしら嫌な予感をひしひしと感じます。プリンプリン物語のカセイジンなみに。ボンボンの髪の毛って白カビみたいだったよね。私は今年文化祭の担当なので、搬出と搬入以外にも、最低一日は実演や小物づくりの手ほどきのために出なきゃいけねえんだわ。レセプトの準備もあるのによう。辛い。実はその伝説の5日間開催だった時も担当で出たんだわ。あの頃は大先生がまだご健在でした。起立性低血圧でいらしたんでしょう、しょっちゅう支えていた想い出。

 懸案の織りの方はどんどん進んでいます。しかーし、進行に比例してどんどん縮んでいます。やれやれ。縮み過ぎてもうこれ以上は縮まなくなった状態。使える面積は充分あるため、木目込みを作るのに問題はないのですけど、これまた辛い。中央部分に関してはいつも一切縮まないのが謎。単純にゆとりが足りないだけなら、中央から縮みそうなもんじゃないですか。端の方から縮む理由を教えて巧い人。

 私の場合、普段は右の縮みが激しくて、左にどんどん詰まってくるのですが、今回は両側ほぼ平均的。これはある意味上達なのか。花菱をこれでもかと並べた図案のため、縮み具合が如実にわかります。とにかく今はひたすら織ってコツをつかむしかない。←これまでがサボりすぎ

 反対側からは「ボクモナカマニイレテクダサイ」とそこはかとなく自己主張をしつつ、上端さんいらっしゃい。祝。さすが短い経紙。短いって言ってもこれが引き箔のスタンダードサイズですからね。越前屋さんや、特注しない場合の経紙の長さは通常これ。鹿島錦の場合は特注のため、常に長さが3尺3寸ほどなんだわ。

百八段織ってみて気付いた

 図案の選択を間違っとる。わしは一体どうすればええんじゃ――と嘆きつつも、今さら無かったことにはできないので、このまま進めることに。今織っているのは花菱と立湧と桝を組み合わせた図案なんですが、糸と経紙が同系色過ぎて、アウトラインが判然とせず、花菱を立て続けに拾い間違えているようにしか見えない。まあ、織っている間は微妙でも、仕立てたら見栄えが良くなるということはままあることなので、今はぢっと我慢の子。咳も一向に治らずしんどいため、今日はこの辺で。

まあ、いけるかな

 一模様十八段を織ってみました。なんとなくこのまま無難に織れそうな予感。掛けた糸を使えなくなったら3-1の鹿子→流水と、簡単な図案のコンボで乗り切る所存。色のせいで著しくわかりづらいですが、とりあえず掛けた目を信じます。掛けている途中でミスを見つけ、糸を外さず目の修正を敢行したなんてここだけの話。また新たなる小技を会得してしまった。

 織りの傍ら、エイブルまで出かけて、春風亭一之輔独演会のチケットをゲット。ちなみに私の整理番号は最後尾の73番。よもや朝から並んでまで買っているとは思わないもんでよう。もちろん「このにわか落語ファンどもめが!!」とは思ったりしないよ。大人だから。列の前の方には、知り合いの顔もちらほら。なおグループの代表として一人で何枚も買われた方が相当いらっしゃるので、おそらく現時点で二百枚以上は売れていると思います。

 私の直前の方が熟考されるタイプで、相当待たされ、エイブルの方も申し訳なさそうにしていらっしゃいましたが、鹿島錦保存会から分裂したサークル綾のマダム勢が、織り台片手に音楽室入りされるのを眺めていたりした私は、別にイライラもせず。やはり主力はマダム勢よのうと、そんなことを考えていた次第。

 一階席は、先行販売分はあらかた埋まっていたので、とりあえず二階の一番トイレに行きやすそうな席を秒で指定。落語会の座席指定では一切悩まないタイプです。どうせカミシモ切るんだから、正面にこだわる必要ないんだわ。

 一之輔師匠の落語は、コロナ禍前に佐世保で拝見した一朝師匠との親子会以来。あの時は鰻の幇間などでした。