亀尋問

 一匹だけ菱立枠じゃないのはなぁぜなぁぜ(古)? キーホルダー=小物の中の小物とはいえ、これだけ集まると結構見栄えがします。

 ちなみにこちら残骸さん。もったいないので捨てません。

 今後は効率的にこさえるために、テンプレートで切り取る所を決めてからやることにしようそうしよう。あ、冬至に結ぶ予定のペンダント紐は、金糸とコットンヤーンとの二本取りでの鎖結びに決めました。実は、国会市図書館のデジコレで、ダウンロード可能な昭和の手芸本を漁っていて、たまたま同じ結び方を紹介したものを発見して、欣喜雀躍。我々は孤独にあらず。鎖結びは指だけで結ぶ方が手っ取り早いということをもっと知ってほしい。勢いづいて、テープを使って仮止めして結ぶ手法を駆逐したいもんです。

※いっきゅうさんも二つ目昇進かー。

何を迷っていたんでしょうか

 そもそも冬場にめかし込んで外出する機会なんてそうそうないんだから、好き勝手に防寒メインの実用的なものを編めばいいのに――と開き直って、いつたん編物の手を休め、成人式の記念品の作成に着手しました。考えあぐねて損した気分。緊急亀鼎談無事開催。布は何とか確保に成功。

 鹿島市に納品するものは「本金&二色以上の糸色」という縛りがあるため、その時々で織りたいものしか織らない私は、毎年必要な布をかき集めるのに苦労すんだわ。

 確かしおりとか厚紙が足りないはずなので、7日に持って行った時に不足分を買って仕上げます。ちゃんと封入前に清掃を兼ねて綿棒で消毒もするでー。

※鈎針編みにしても棒針編みにしても、編み機にしても、魔法の一本針にしても、ストレッチ編みにしても、凝った模様を手際よく編んで綺麗に作品を作れる人を、心の底から尊敬します。編物に関して私が人並みに凝ることが出来るのなんて、なんせ肩くらいのもんだからよう。まあ、現時点ではピケ編み(編める)と昇龍(怪しい)とストレッチ編みの基礎編み四種(かなり怪しい)くらいが関の山とはいえ、私には鹿島錦とマクラメという二大誤魔化しスキルがありますので、あの手この手で何とか着たままそこらに出るくらいなら問題ないレベルのウェアを編めるようになりたいです。亀励まし希望。

※二人=対談で、三人=鼎談(ていだん)やで。鼎は訓読みすると「かなえ」。古代中国で使われていた三本足の煮炊き用の道具。

ロングスヌード完成の助

 幅10cm、長さ3.5mほど編んで、ロングスヌード無事完成。途中相も変わらず引き抜きすぎて目が減っておりましたが、気づいて増し目して誤魔化した次第。面倒くさいし糸も要るので、今後は自分の分に関してはネックウォーマー派を貫きます。ネッウォーマーを二枚重ねでつけた方が、多分邪魔にもならないし、同じくらい暖かい。

 次は苦手な昇竜を練習。せめてバルキーや帆波など、基本的な編み方はマスターしたいところ。編物に関しては基礎知識が足りないにも程があるため、何度本を読んでも内容が全然自分の中に入ってきません。辛い。

 桝の立枠も織り始め。一番最初に葵を入れてみましたが、「違う、これじゃない」ということで軌道修正。今度藤色や薄藤を買わねば。

※スヌードの余り糸で試し編みをしていて、唐突に理解しました。なるほど、ライトインってそういうことか。ぐう簡単。ありがとうセレンディピティ。

※手持ちの糸はどれも純毛なので、どんなに短くても捨てずに保管しておいて、後でフェルト化して遊ぶ予定。

※どうでもいいですが、今日、初めて、一日で三回の明晰夢体験をいたしました。最初の一回目しかきちんと制御できませんでしたけどね。祝。

カードケースを先に作った

 カードが二枚しか入らないわりに、自己主張の激しいペンダントになるでよ。許してクリシュナムルティ。展示用なので今回は繊細かつ安いチャームを使いましたが、がっつり接着できるものでないと首から掛けた時に恐ろしいことになりそうな気がします。次に作る時に要検討。

 裏地にはサイズ調整を間違えた水色の本革を使用。角度によっては上の方からこんにちは。もっとも、この手のこだわりは、さらにその上に貼り付けたカード入れが合皮なので意味ないかも。今回はスマホケースに貼り付けるタイプのものを。試作ということもあり、いずれ本側製に取替えます。印鑑入れより実用的なので、友達に配るのはこれにしようと今決めた。

 後は懐中時計を使ったペンダント。もう面倒なのでコードは結ばずバチカンのついたパーツを貼るだけにしようかな。

※チャームより錦のペンダントを貼り付けた方が良かったかもと反省。

マクラメ合わんかった

 チャームを付けた上に猫のナスカンを使うということで、ごちゃごちゃしすぎて、石のビーズもマクラメも致命的なほどに合いませんでしたので、シンプルに丸カンでつないだ次第。キーホルダーを二つということで出品予定リストを提出しているため

(´_ゝ`)「これどちらかというとペンダ……」
(‘ω’)ノ「キーホルダーです」

で通します。でも丸カンが貧弱すぎていいとこバッグチャームなんだわ。しかもイルカの方は六年前の布。びびる。これでもごちゃごちゃしている気がするので、エイブル入りする前に、ナスカンもシンプルなものに替えるかも。

 それぞれ必死こいて銅板を嵌めていますが、中糸では単色が限界。しかも一部剥離して浮いております。クラフトマルチの方を使えば良かった。

コーンを棄てちまったもんでよう

 149番の黄丹を挿してみました。ただいまやっちまった感にさいなまれております。(多分)江戸紫と(おそらく)さくらと順繰りで……と考えていましたけど、江戸紫→さくら→黄丹→さくら→江戸紫みたいに、さくらで挟まないと色がきつすぎますね。どちらかというと白漆向きの配色。青系の着色銀では無謀すぎたかも。生成りで囲んでいるのがせめてもの救い。しかも写真だとミスが目立って悲しい。直に観ると気づかない通し間違いを、写真経由だとすぐ気づけるのは、反射光に惑乱されがちな鹿島錦あるあるです。なお、多分とかおそらくと書いているのは、色番号が書かれたコーンをぽいっと処分したせいです。残り少ない余り糸だったもんでよう。

 この後16段は一色が続くので気が楽。肩がチクチクするので今夜はこれでおしまい。早く上達したいのはやまやまながら。

※光の加減で間違えているように見えるところもあるので、笑わんように。やっぱり毎日コンスタントに織らないと、上達には程遠い。

お子らすまん

 28日に明倫小学校のお子らが鹿島錦教室の見学に見えるということで、記念品作り。肩の痛みがなければ、破竹の勢いで今の織りに平織りを入れて提出物用の本金に入る所ですが、今それをやっても多分痛みが長引くだけでしょうから、今年はどうにかこうにか手持ちの布でやりくりすることにいたします。まあ……色替えして織った手持ちの本金でストラップサイズなら十数個は作れるから、今年までは大丈夫かな。本当はもっと凝ったものをあげたいんですけどね。布がなくてごめんよ。

 28日は早めに出て、ストラップと文化祭用の提出物――無料製作体験用の布とか――を届けてから仕事に戻ります。A先生に鹿島錦シールも返さねば。

※ノルマ用の本金は花メインで織りたい。見た目が可愛いし、もらった時何か嬉しくないですか? 花の部分を段ごとに四色くらいでカラフルに織って、周りを淡い緑か白で囲めば、見栄えもするし仕立てもしやすかろう。

※私が当初抱いていた「ストラップは古いかも」という感覚は、完全にマヒしてしまいました。つかもう、もらった人が、用途に応じて、ストラップパーツをバチカンやナスカンに付け替えたりすれば済む話ではないのかな。

修正完了

 修正過程で一つ気づきを得ることが出来ました。放置せずに取り組んでよかった。

 竹ひごや細いヘラは何本あっても困らない気がする。はやく魚用の串を買って削らないとと思いつつ、修正作業敢行。

 若干乱れましたけど、無事修正出来ました。+3段織れたで。意外性を楽しみたいので、次はあえて普段なら組み合わせないであろうオレンジを挿してみます。かなり冒険的な配色になりそうな予感。

日課を見なおし

 蓄積疲労が如何ともしがたいので、しばらく踏み台昇降の時間を20分余りに変更。空いた時間で毎日合谷を温めながらのプチ瞑想を15分間。オムロンは、こちらもしばらくふくらはぎを刺激してダルダルさんからの解放を目指します。肩はしばらく安静にするよ。

 睡眠が取れるようになってきたのと、先日の修正前の図案で拾うリハビリが出来たので、ペースが上がってまいりました。模様が出てくると織りやすくなる。

 今夜はこれからふわふわマジコでガチガチの背中のいたわったあとに、合谷に再度お灸をしつつプチ瞑想に取り組み、下半身のストレッチを済ませてから寝ます。

SAKURAS帰り

 いくらか人出も落ち着いているであろうと考えて、午後二時過ぎに行ってまいりましたが、とんでもなかった。鹿島の人よ少しは落ち着きんさい引きこもりんさいと言わんばかりの大勢の人がいて、衝撃のズンドコ。

 エントランスを通って間もないところにしつらえられた鹿島錦の販売ブースは、予想より品数が多く、名刺入れ、袱紗、ストラップ、アクセサリーなどから、非売品の木目込みや舞扇入れなどまで並べてあり、目の保養になりました。やはりたまには他人様の錦を見て反省したり感心したりせんとといかんですね。一人でちまちま織っていると煮詰まってしまう。今月は教室には行けませんが、来月は必ず行こう。

 当番の会員さんは、研究科のベテラン勢ばかり六人出ていらしたのですけど、私と同じグループのはずのIさんを目にして「?」となった次第。聞くところによると、体調不良その他でメンバーが足りず手伝いにきたーとのことでした。やはりいろいろありますねえ。お疲れさまでした。

 一部だけですが許可も取らずに写真撮影。大きい方の辰の木目込み、鱗は青海波でした。いろんな方が興味を持ってくださったようで、私が写真を撮っている時もとある女性の方が「綺麗ですねー」とおっしゃってくださってほっこり。ええ綺麗なんですよ私以外の錦はと返したかった。一度自分を追い詰めてみたかった。

※駐車場の誘導係は点数を付けるとしたら30点。もうちょっと対応を考えてほしいところ。なお誘導係にいろいろ訊いている私の車の後ろからクラクションを鳴らして無理やり追い越したおっちゃん、あんたはマイナス5,000点。はらたいらに賭けても取り戻せないレベル。わしゃだらだらと世間話をしていたわけではないんよ。

※文化祭のストラップ作り体験用の材料ですが、木曜教室にも割り当てがあるそうです。基礎織の最中や直後の方を除き、3cm四方の本金の布と、ストラップ用金具としおりなどが必要とのこと。後でまた教室の方で説明があると思います。うろ覚えすぎてLINEに流せず(´・ω・`)