脱Youtube

 何度か殿堂入りしたboketeはとうの昔に卒業したでー。

 久しぶりに久石譲のアルバムを聴きながら、ヒモトレ(たすきがけ)をして織ったら、思ったよりも織れました。やはり織る時は動画より音だけの方がいいかもしれない。もちろん無音の方が集中できるんですが、音がないと自分の錦がすこぶる汚く見えてよう。幾分集中力が削がれる方が気にならない。やはりプライムデーには、液晶画面のないタイプのスマートスピーカーを新しく買おうっと。

 そういうわけで、明日以降の織りのために、Amazon Music Unlimitedに復帰。つってもEcoh一台分の契約からアップグレードしただけ。

※マクラメは逆にYoutubeの方がはかどる。なんぞ。

※こっからどんどん進む(予定)。いたるところに浮き出ているぼこぼこさんは後で修正します。

今日は何とか40段ほど

 肩の痛みがひどくなり途中で断念。毎日同じ場所が痛いのではなく、日によって痛む場所が違うのと、痛みの出方も変化するため、織れる日と織れない日があります。短い経紙なのにまだ半分以上残っているってどういうこと。

なんかいけそう

 先の網代の影響で、真ん中がちょっと目詰まりしておりますけど、痛バッグに入れるのには問題ないかもしれない。印鑑入れにするか、痛バッグに封入するか、あるいはがま口タイプの扇子入れにするか。出来れば経紙のグラデーションを活かせるように、幅広に取りたいところ。

 下手くそさんなので両岸はそれぞれ四目使っています。アップにすると粗が目立つ。最初からこの図案を織っていればよかったと後悔中。配色は替えずにボーダーをランダムにしていく予定。

糸を掛けるか思案中

 しばらくは楽しく織れていた網代さんですが、どうも 飽 き た ような気がします。色が単調だからかなあ。やはり私の場合は色をかっちり決めるというのは向いていない気がする。じゃあ何が向いてんだって話ですけど、気の向くままにランダムに入れていくのが一番楽しいかも。スタトレづいていたこともあり、数日放置しております。一応20cm以上は織っているので、何も作れないということはないんですが、さて、今のうちに撤退して糸を掛けて何か別の模様を織るか、それとももうしばらく辛抱してこれを織るか、思案のしどころ。やっぱり押さえても入らない部分があって、そこも気になる。

 右側に寄った皺はちょっとした手違い。

たけのこの里の方が健康的だと( ゚Д゚)

 よろしい。鹿島錦保存会全権大使の権をもって実在を許可する。なんでも一箱あたりの脂質も糖質も総カロリーも、たけのこさんの方がきのこさんより少ないのだそうです。ちなみに神戸の友達の場合はどうもアポロ派みたい。とんだ伏兵が出てきやがった。私も昔はチョコベビーにはまっていましたけどね。

 くだらないことを書いているばかりではなく、蔵書のスキャンをしたり作品を作ったりしておりますよ。なお筆立て――この表現昭和すぎ――も完成しました。ただ、布の断ち方のせいで、上の部分が入らず。無理に入れると全体に皺が広がり、何度微調整しても無理だったので、いっそこうしてしまえてぶった切る羽目に。嗚呼。端の片側をもう片方の上に乗せるのではなく、両側を引っ張ってくっつける処理の仕方をすればあるいは幸せになれたのかもしれませんが、今さらそんなことをいったところで後の祭り。もう一つあるから、そちらで試したいのはやまやまながら、今度は布がない。無念。

 そんな消化不良の筆立てさんも何かおっしゃりたいそうです。御静聴をお願い申し上げます。

 そっちか。

 大先生はきっときのこ派に違いない。あ、筆立ての天地が逆だった。白い方が下です。

 Seriaで買ったものなので、見た目がちょっとビンb(自粛)。

きのこたけのこ論争に終止符を打つ試み

 友人は「断然たけのこの里。皆美味しいって言う」と言い張るのですけれど、私はきのこ派なんですよね。図太いポッキーと言われようと知ったことではない。

 ただねえ、きのこの山は実在するお菓子ですけど、たけのこの里は、たけのこ派の脳内にしかない空想上のお菓子ですからね。

 先日古経紙で織った平織り製の蝶さんがきのこたけのこ論争に一言おっしゃりたいそうですので、皆さん傾聴をお願いいたします。

 ルマンドも好き。

※まあ……空想上のお菓子であるたけのこの里も嫌いではない。百歩譲って実在したとしても、たけのこの里はきのこの山を通り抜けないと辿りつけないわけですよ。「きのこの山のその奥に たけのこの里があったとさ」ってCMをやっていたじゃあないですか、四十年位前に。どちらが上かは自明の理。

※平織りを織り紙にする場合の裏の処理は、スティックタイプの裁ほう上手が最強でした。表に響かないし、簡単に薄く塗り広げられる。この蝶はペンダントパーツにします。

※絶賛リバウンド傾向にあるので、多もう一生きのこもたけのこも食べられないかもしれない。最近踏み台昇降の時間が短すぎるかも。飽きちまってよう。

明日は筆立てを作ろう

 封入にはまっております。いろんなものに錦を入れたいお年頃。むき出しと違って織った布が汚れないし、しかも後から外して仕立て直せて二度お得。こんなことばっかり考えるから織りが上達しないんでしょうね。たくさん織って早く(すでに遅い)上手になりたいという願望はありますが、あいにく時間がない。月曜日はまた運転手。長らくケアマネの仕事をしていない母の場合、実務未経験扱いになって、講習期間が増えるらしく、都合10日の受講になります。うち2日はコロナ感染のため一人だけオンラインでの受講でした。今月中に後3日間佐賀市内に連れて行かないといけないんですよ。嗚呼。

 僻地こいこい逃げ網代さんはこんな感じ。この配色は結構好き。鹿島錦保存会の現会員のうち、しばしばパステル系の配色で織るのって、私くらいかなあ。皆さん結構シックな感じです。平織りベースの模様で単色のため、岸の部分が乱れるのが甚だしく嫌。仕立てには使わないからいいにしても。

 

 平と綾が混ざった模様だと、平の目の抵抗が強くて、綾の部分が押さえられず、隙間が空きがち。結構力を入れて押さえベラで「んぎぎきぎ」とやるのですけど、やはり無理。もっとも今回の場合はグラデーションを入れた経紙のため、色の変化がわかりやすくなって、かえって奏功。青系のぼかし糸がないため試せませんけど、経紙でぼかして緯糸でぼかしてと、Wぼかしを試みるのも一興かと。

 バッグへの封入分が織れたら、次は沙綾型か3-3の網代。次に教室に参加できるのは4月の予定ですから、それまでにこの網代を30cm以上は織りたい。織り逃げしたい。参加直前に次の模様に入って「え? いつもこんな感じで3-3を拾って織っていますけど?」としらばっくれたい。ラスト数センチになったら、鹿子市松を何段か織ってもいいかな。武士の情けで。

※「基礎織の時に苦労させられたのでこの網代の図案は見たくもない」という人もいました。私の場合は逆にこの模様に救われたので、織る頻度が高め。つくづく基礎織の時の印象って大事。

※もともと近視と乱視が混ざっているのですが、最近遠視も加わってきてけっこうしんどい。クリップ式の老眼鏡を買おうかな。実は裸眼より眼鏡の重ね掛けをした方が、手元がはっきり見えて織りやすい。ただ、面倒なので普段は裸眼で織っています。

お久しぶぅりぃねー♪

 二色で織るなんてぇー♪

 しかも拾ってということで、疲労が臨界点を迎えて、脳内に封印していたメモリー・オブ・ザ・昭和がダダ漏れ。とどまれ昭和。ルミ子フォーエバー。

 二日続けて佐賀市内まで運転して疲れているのに、義務感に突き動かされて鹿子市松を二色で織りはじめまして、途中入る1-1の色替えにイライラ。油断すると通してはいけない色が通ってしまう。解くまでには至っていませんが、糸を戻すこと数回。しばらく織れば慣れて気が楽になると思います。途中で投げ出さないようにしないと、いくら織っても上達しない。

 縦のラインが出るように同じ場所を同じ色にします。友達と自分用に何かを作りたいのですけど、グラデーションを活かせるようなものがいいなあ。

 今回は糸を掛けずにいろんな模様を織りたいので、焦らず進めます。次の本金は一つの模様を長く織りたいので掛けます。

※「お久しぶりね」がわからない平成生まれのために、親切心を最大限に発揮して貼り付けておきます。

※ぶーりーねー。

https://www.maruichi.com/osakana/zukan/buri/post-19.php より

強制撤収

 気持ちよく平織りを織っていたのですが、いきなり中央が乱れはじめて「(‘ω’)?」となり、もしや……と織り台を裏返してみて、おージーザス。モーゼが割った紅海ばりに経紙が割れてはがれていました。

 こちら乱れた中央部さん。

 引っ張り紙の見た目は問題ないように見えたのですけど

①三層構造になっている(らしい)障子紙の一番上の層が剥離
②さらに罫紙のいたんだところから横方向に破れる

――といった感じなのだろうと推測。対策として

①引っ張り紙にあらかじめでんぷん糊などを染み込ませ、剥離防止を図る
②張りの調整をする時は、貼り付け部分が巻き取られた側により負担がかかるような調整をする&無理して張り過ぎない。

 なお、今回古経紙を織ってよかったなと思う点は、一巻分の絹糸でどれだけ織れるかを体感できたところかなあ。あと、途中で切る羽目になったとはいえ、そこそこ平織りの生地が確保できたから御の字。

 残りの経紙は端の方だけを切り取って処分。残した部分はサンプルとして保管しておき、次回引箔屋さんに経紙をお願いするときに再現してもらえないか打診する予定。

※変わり経紙の魅力を最大限に引き出したいなら、3-1の図案を裏で織る以外ないのではと思うのですけど、それだと自分の織りという気がしないのもまた確か。

※先に本金を織ってから着色銀を織ろうかと思案していましたが、対策が確定する前にお高い本金を織るのはリスクしかないということで、当初の予定通り着色銀を織ることに。四倍強い障子紙を使った引っ張り紙、剥離さえしなければ何の問題もなかったんですけどね。