12月の鹿島錦初心者教室

2022年12月の鹿島錦保存会初心者教室は

①12/15 午前中
②12/22 午前中

の開催を予定しています。

※鹿島錦保存会も展示販売を行う鹿島市特産品まつりは12/8と9。祐徳稲荷神社のお火たきに合わせて参集殿において開催されます。なお12/8は14:00~22:00、12/9は9:00~14:00とのことです。 ←終了

無事提出

 木曜教室の日。本当は織り台を持っていくつもりだったんですけれど、急遽スタッフが一人休みまして、ストラップを提出してからトンボ帰りする羽目に。

 今年は無事に検品通りました。14個持持参し、12個出して、残り二つは県の社協のチャリティバザー用に寄付。

 エイブルをおいとました後は、消耗品を買って、職場に戻る前にたらふく館に立ち寄り、いつも遠方から種や球根やお菓子を送ってくれる友達へのお礼の品をチョイス。お手頃価格で地域色の濃厚なものを選んだ次第。この間出したコンパクトミラーと伯父の畑のミカンも送るでー。

 佐農生の作った「飲むぶどう酢」、自分の分も買えばよかったかなあ。まあいつでも行けますけどね――って、よくよく読んだら数量限定品だった。売り切れる前に買っとこう。

河童ブギウギで誤魔化す所存

 明日提出のストラップの仕上がりを確認していたんですが、うーん、いくつか怪しいかな。最近とみに視力が低下して、よく見えない。とりあえず検品してもらって、ダメだったらまた作り直す予定。

 さて、美空ひばりさんのデビュー曲が「河童ブギウギ」という曲だというのは皆さんご存じの通りでしょう。演歌界の大御所北島三郎さんの漫才師時代の芸名が「ゲルピンちん太ぽん太」だったことも、ネットの普及した今なら一般常識なわけですよ。ちなみにさぶちゃんはぽん太の方。それにしても安易に口に出すのもはばかられるほどひどい名前。

 河童ブギウギで検索して初めて知ったんですが、昨年クラウドファンディングで、「河童ブギウギを踊る」というものがあったそうです。

 河童ブギウギ♪ やー!!

 ブギの女王と言えば笠置先生。今では放送に乗せられない歌詞もあるんですよね。昔日本在住外国人ののど自慢の番組があって、白人のおっちゃんがかっぽう着姿で歌っていてかなりの衝撃を受けた記憶があります。その時初めて買い物ブギという曲があることを知りました。

https://www.youtube.com/watch?v=swxcdT7mJWw

 ハーモニカの音色もすてきですね。

ジャーナリストにうんざりする

 いまだに「いじめ」という犯罪性を希釈する言葉を何の疑問も抱かずに日々使い続けているという点で、この国のジャーナリズムにはあきれ果てるしかない。虐待や暴行という、現実に即した表現をなぜ出来ないのか。「〇〇ハラ」という造語を次々に作り嬉々として用い、基本となる虐待の五分類には目もくれない。虐待が家族内でしか発生しないと思い込んでいるんでしょうか。わけがわからん。

・身体的虐待
・心理的虐待
・性的虐待
・経済的虐待
・ネグレクト

――の五分類が基本ですからね、あくまでも。

「児童間虐待防止法」も制定せいと、三十年以上地味に訴えておりますけど、耳を傾けてくれる人はほとんどいない。

 無知と想像力の欠如と軽率さから生まれる「マイクロアグレッション」にも気を付けたいところ。下に貼り付けているのは在独山口県人のクリスティーナさんの動画ですが、これだけ日本語が流暢なんだから「あー日本育ちなんだな」って思わなきゃダメ。まあ中にはがっつりアメリカ育ちでありながらネイティブレベルで喋れるニコラス・エドワーズさんみたいなレアケースもありはしますけど。

 マイクロアグレッションは日常いたるところで見受けられます。例えば公にせずにしんどい不妊治療をしている人に、何も考えずに「赤ちゃんまだ?」なんて訊いてみたり。要は配慮に欠ける言動ってことなので、私も可能な限り気を付けているつもり。

錦をかぶせたい案件

 ウミガメ型海上都市らしいです。まだコンセプトの段階らしいのですが、何なのでしょう、この錦を貼れと言わんばかりの造型。

https://www.designboom.com/technology/colosseum-pierpaolo-lazzarini-pangeos-terayacht-floating-city-11-11-2022/

 緊急亀会議開催。

 ところで、「何か図案と実際の織りが違う気がするなー」と訝しく感じつつもそのまま進めておりまして。先ほど確認したところ、糸を一本かけ忘れていたことが判明。目が似ている別の段と混同していました。

 もともとの図案はこれ。

 実際の織りはこう。何だこのわかりづらい間違い探し。

 緊急亀対策会議開催。

 よっしゃあ。

漫才だけで62年

 いとしこいし先生、私が関西にいた時はまだご存命でいらしたので、よくテレビで拝見していました。今ではすっかり動画派ながら、当時はまだよくテレビを観ていたんですよ。今見ても品が良くて面白い。軽妙なやり取りがたまらん。糸を掛けるとYoutubeを観たり落語を聴いたりしながら織れるから心底楽しい。本当はいけないんでしょうけどね。著しく飽きっぽい性格のため、多分一生拾う作業を楽しめないような気がします。これはもうどうしようもないですね。織り始め、模様が出てくるまでは拾うのも楽しいんですが、三十段くらい織ると、そこから先はどんどん辛くなる。拾って織るのが最善、糸掛けして織るのは次善――それは重々承知していますが、拾うのにうんざりして辞めるより多分まし。

※ここしばらくの怒涛の動画貼り付けで皆様うすうす感づいていらっしゃるかもしれません(嘘。ばればれ)、織るときに限らず、暇さえあればYoutubeを観ております。実は中高年には珍しいと言われる倍速再生肯定派。なぜって、時間の節約になるから。通常再生するものと、倍速再生するものと、はっきり区別しながら活用しております。

※おぼろげながら記憶している忍者キャプター。全身タイツの上にメッシュのタイツを重ねて、さらにレオタード着てる? まあレオタードは昔は男性用の衣装だったそうですけど、その装いは激しく気になる。

https://www.youtube.com/watch?v=vOM8uI6sR5w

※忍者つながり。こんなの子どもの頃に観たらうなされるに相違ない。なお私はアニメ版ハットリくん世代です。ニンニン。

https://www.youtube.com/watch?v=b-JYB92C-NI

※赤影は再放送で(時々)観ていました。だからなんでメッシュ。鎖帷子のイメージなんでしょうけど、網て。

※毎日検索していますが、佐賀錦動画は相変わらず古い物ばかり。この間のKBCのものが最新です。こちらの動画も相当古いんですよ。姪も高校時代にこれと同じ佐賀錦の実習をしたはずなんですが、将来織ったりするのかなあ。あの子の性格だとやらなさそうな気がする。幼い頃の癇癪はとにかくひどかった。

織りながら観る予定の動画

 今回はドキュメンタリー縛り。錦の方は、糸を掛けてから気楽にどんどん織れています。やはり私の場合は積極的に糸掛けをした方がよさそう。以前書いたように、織ることそれ自体を目的とするか、あるいは素材を確保するための手段とするかの差なのでしょう。自分が後者であるためか、これまで錦に魅せられて織り始めた人たちの意欲的な姿勢に対して、ある種の劣等感を抱いていたのですが、会の中に私のような明後日の方を向いた織り手が数人いても別に良いような気がしてきた。皆が皆錦に理想を求めてかっちりしすぎると、多分新しく始めようとする人が躊躇しますよね。まあ、上から引っ張っては上げられないけど、下で踏み台にはなれるぞと、そういう解釈で。

 本を読む時間を確保するのは難しいですが、動画や音声で知識を補填することはできるから、今後も頻繁に糸を掛けて動画視聴や音楽系のサブスクリプションを利用しながら織ります。貼り付けた動画、今週中に全部観られるかなあ。

そうだ、グリーンマンを呼べばいいんだ

 三分半しか尺がないのに主題歌に一分使うってどういうこと。十数年前に友達に紹介してもらって以来、三年に一度は観ています、グリーンマン。

 コンプライアンスのコの字も無かった時代の子ども向け番組。

 後で織りながら観る動画。

 無駄にいい声VIENCE。倍速再生しても聴きやすい。

一段掛け直して織り直し

 目が悪いせいで織れているのか織れていないのかさっぱりわからない。そろそろ老眼鏡が要るかなあ。35割&糸下2目なので、えらく目が詰まっているように見えます。まあ、木目込みには合いそうな印象。遠目だと鹿子っぽいですね。

※雀々師匠の手水廻し。初めて聴きましたけど、やはり枝雀師匠の影響が濃厚ですね。こういう突き抜けた滑稽噺って大好き。

※毎年恒例、ネモフィラの種を蒔きました。大好きな花なので、無事に育ってほしい。ストックは初挑戦。こちらも無事に育て。

早速白一色で織り始めました

 正確には白ではなく生成り。試しに一模様織ってみましたが、銀と白の組み合わせのため糸の具合が全然わからない――にも関わらず、一段糸掛けを間違えているようで(またかい)、明らかな違和感を覚えて歯ぎしりしているところ。

 春の展示までに作る予定でいるのはこのタイプのテディベア。本体はシロクマをイメージして生成りの糸で織りますが、リボンの部分は「幸福の黄色いリボン」にあやかって黄色にしたい&飾りとしてビジューを貼りたいので、いったん解いて、目の確認を兼ねて黄色系の糸でしばらく織ります。多分掛け間違えていたとしても一本だけのはず。

 実は人形の田辺さん、カスタマーサービスが著しく充実しているんですよ。問い合わせにもすぐ答えてくださって、対応も親切そのもの。有難い限り。