鹿島市文化祭詳報

 生粋の太良町民が何食わぬ顔で鹿島市民を装い紹介してみる。

 鹿島錦保存会展示は毎年エイブル2F音楽室。なぜなら鍵がかかるから。いつもの練習場所である3Fは鹿島美術人協会の展示だよ。人間国宝(鍋島更紗)の鈴田先生だけでなく、絵馬修復事件でネットのおもちゃになったS先生も出品されるよ。

【開催期間】
 11/2~11/4

【展示時間】

 10時~17時(4日のみ搬出作業のため16時終了)。11/2は会場であるエイブルに避難所が緊急開設されることになり、13:00~17:00の開場時間に変更になります。

【体験について】

 体験用の織り台を1台準備してあります。「ふふふ私ならきっと上手に織れる」と積極的に自己暗示をかけながら何段か織ってみてください。拾い間違えると静電気ショックを食らいます(嘘)。製作の体験はストラップ=根付。1日10名様となっておりますが、なにぶん数に限りがございますので、団体・ご家族でお越しくださる場合は、代表の方1名様に作っていただくことになります。双子ちゃんとか三つ子ちゃんとか、エイブル中に響き渡る声で喧嘩したらあかんよ。

急に思いだした

 体調がすぐれないので糸掛けも出来ず、かろうじて編物をしながら、相変わらずの動画三昧。適当にいろんなジャンルの動画を再生していたんですが、突如薦められた動画で流れてきたえんやーとっとで、二十代の頃の記憶が戻りました。諫早のアパートで独り暮らしをしていた時におやつをむさぼりながらダラダラ観ていましたね、宇宙忍者ゴームズ。当時は当然ブラウン管テレビ。29型の。録画機器はVHS。PCは持っていましたけど、家には外付けCD-Rしかなかったなあ。ゴームズというのは、いわゆるファンタスティック4です。

 日本語版スタッフはとにもかくにも遊びすぎ。大泉晃さんが懐かしくなって検索したところ、1940年版の風の又三郎の一郎役もなさっていたとか。Prime特典で観た時にそうじゃないかと思っていたんよ。

 こちら風の又三郎の時の大泉晃さんのご尊顔。ネットの海から拾ってきました。個性派喜劇俳優として活躍されていた頃しか存じ上げませんでしたので、面影はある(使い方逆)にしても「あんた誰」状態。ゆめゆめ画像をクリックしてはなりませぬ。なりませぬよ。絶対に。Youtubeに飛んだりしますので絶対だめ。だめだめだめ。Primeで観られる人はこちらでどうぞ。

 えんやーとっとはてっきり及川ヒロオさんかなあと思っていたら、まさかの由利徹先生でした。言われてみればという感じ。及川さんは世界まるごとHOWマッチの名吹替が印象的。シャーマンの声を当てていらしたんですが「火の粉をかーけてお祓いよっ、あらかけすぎちゃったわねえ」なんてめちゃくちゃなアドリブをなさってて、それがいまだに忘れられません。

 あ、数日前に鹿島錦を始めて丸七年とあいなりました。いよいよ八年目に突入した件に関しては、すっかりこってり忘れていました。内緒。

一票の重みなんてないというのは嘘

 時効だから書いてしまいます。これまではトラブル防止のため、他人事として紹介したりしていましたが、実際は私自身にかかわること。もう十年以上前、うちの町内のあるおっさんが町議選に立候補したんですよ。一応顔見知りではありましたけど、狭い道で犬を散歩させているのに運転している車を徐行しようとはしないし、ウォーキング中に遭遇して挨拶をしても一瞥するだけで無視するし、やたら感じ悪いなーと思っていたんですけれど、出馬した日は相当遠くからわざわざ満面の笑顔で近づいてきて握手を求めてきやがりまして、呆気にとられるしかなかった。私の側も作り笑顔で応対しつつも「こいつにだけは絶対投票しねえ」と憤りを覚え、意図的に他の候補者に投票したところ

 そ の お っ さ ん は 一 票 差 で 落 選 。

 びっくりしましたよ、本当。なおその時落選したのはその人一人やったで。プライドが許さなかったらしく、躍起になって選挙管理委員会に直訴していましたが、まあ、自業自得よのう。よしんば私が投票していたとしても、当選できたとは限らないしね。あくまでも小さい町の町議選であって、国政選挙とは規模が段違いですので同列には扱えないながらも、私はその時 ざまあみろと毒づきながら 投票することの大切さを心底かみしめた次第。

 今回行かんかった人も次回は行かんとあかんで。嫌いな候補者の足引っ張ったり。

※ちなみに次の町議選の時は、立候補者数が定員以下となったので、無投票とあいなりました。ちっ。

最近カット野菜ばっかり

 今夜は冷蔵庫の余り物と市販のカット野菜でささっと焼きそばなど。ここ数年はレシピを見ないで適当に作れるおかずばかり作っているので、いい加減新しく何かを覚えたいところ。でも手の込んだ料理はしたくないんだわ。今日は一日衣替えと夏物の洗濯&片付けに振り回されたし、時間がないにも程がある。

 話題を強引に変えてしまいますけど、Youtubeで自分の生活を嬉々として配信するお手盛りミニマリストの存在に、イライラしたりしませんか、皆さん。どいつもこいつも同じようなトーンで似たようなことを喋りやがるので、私は心底イライラするんだわ。「ええわ、一人いれば」とか思う。いっそ集団生活して徹底的に相互監視してその様子をモニタリングしてくれ。使用しているBGMまで同じだったりするし。だいたいミニマリストを気取りたいなら浅薄な承認欲求もまるごと棄てればいいんですよ。Youtubeとかで発信しちゃいけません。あと災害に備えて食料はじめ必要なものの備蓄くらいはしておかないと困るで。すでにしているならすまん。わしが悪かった。

 基本的に「本物のミニマリストになりたいので撮影機材も編集用のPCもすべて棄てます」と宣言して更新停止をする人以外は認めません。認めませんからね。

 蛇足ながら瀕死の動物を見つけて助けました系も鬼門。どうにも拭い難い業を感じる。あと常に自分が一番綺麗に見える角度でがっつりサムネ撮影をする、謎の自称田舎暮らし女系Youtuber。お前ら普段は都会で普通にパリピってんだろうと、斜に構えて受け止めております。いっそ自称港区女子の方がすがすがしい。虚飾の方向性としては。

良きオーナメントが出来そうな予感

 もうすぐクリスマス。すぐじゃないけどすぐと言い張りたいお年頃。間に挟んだカステラ一番迷惑千万なハロウィンさんのことはガン無視の方向で。そういえば大浦の方にもご鍾馗さん(うろ覚え)という、中学生以下の子どもが各家庭を訪問して「よかおときのばんですー」と厄払いをする代わりにお菓子やお金をもらうすてきイベントがあります。仮装はしていないけど、何かしらもらう気満々で大きい袋を抱えて回ってくるお子らが「やったーこのお菓子私の大好物―」ってきゃっきゃきゃっきゃ喜ぶ姿は本当可愛い。「あげるね。あーげた」と渡す瞬間にお菓子を頭上に掲げてからかいたいくらい可愛い。

 これに錦を貼れば素晴らしいクリスマスオーナメントが出来そうな予感。

 まあハロウィンにも敬意を表して、二週間限定配信の毒婦シリーズでも観ましょうそうしましょう。動画のコメント欄には、いささか不穏な発言をする人たちが集まっているようですので、お気をつけて。なんでわざわざ人目に付くところに下ネタ投稿をぶち込むのか、意味がわからん。人込みでタックルしてくる人たちと同じ精神構造なんでしょうか。

そうかとうとう黒船来たか

 時代的には鹿島錦が次世代に引き継がれつつある頃でしょうか、黒船来航。毎日の踏み台昇降のお供、まんが日本史も残すところ4話のみとなりました。

 黒船と聞くとこれを思い出す。ぱんけえぇぇき。私が初めて聴いたのは音声のみバージョンでした。

我慢できなかったもんでよう

 結局編物をしながら妖怪大戦争を視聴。当然1968年版ですよ。とりあえず終盤にメリー・ポピンズみたいになる油すましの見た目はほとんど柳亭左龍師匠であるということと、妖怪も嬉しい時はきゃっきゃうふふでスキップするという二つの点を理解しておけば、一筋縄ではいかない人生、いろんなことがはかどるんだと思います。

 こちら油すまし師匠――のはずなんですが、この動画の時はまだお若いから油すまし度は六割減。悲しい。それにしてもなんで左龍師匠の動画って少ないんでしょう。

 水木しげる大先生の漫画版は、どちらかというと林家彦いち師匠。

おおお

 鹿島市文化祭における鹿島錦保存会の展示に関して緊急に連絡をもらって、その内容におののくおぐらさん。

 うちの地域猫のおぐらさん、本当に可愛くないですか? 名前の由来は何度も書いている通り、魅惑のグラデーションボディやで。ネズミ捕りも上手やで。

 ワンコの方は高齢になって食欲が落ちてきて困っていたのですけど、鶏ガラスープを薄く溶かしたお湯でドライフードをふやかして食べさせたら、勢いよく食べてくれました。安堵。

※おぐらさんもびっくり、二週間限定公開の「妖怪大戦争」。実は私もまだ未試聴。今夜糸を掛けながら観ます。なお江戸を舞台にした話は大好きですが、素晴らしい時代だとは毛ほども思いません。とにかく人権侵害がひどすぎる。佐賀&宮崎を代表する妖怪のひょうすべさんも御出演とのこと。

やはり刑務作業なんよねえ

 無期懲役囚の出所後の生活に関しての記事を読んでいてふと思った件。

 我々シャバの人間は、自分で材料を買って自分で教えてもらえるところを探して仕事や家事の合間に練習してと、汲々としながら錦を織るのに取り組んでいますが、麓刑務所だと、材料費は無料でしかも他に掃除他必要最低限のこと以外にやることはなく衣食住を保証されて織り放題。織るのに集中できるという点だけを取り上げてこの上もなくうらやましいと受け止める人もいるかもしれないけど、そこはやはり刑務作業。空調もない中、暑かろうが寒かろうが、よほど体調が悪くない限りはどんなに嫌でも決められた時間織らないといけないし、織りそっちのけで会話に夢中になることも許されない。

 シンプルに上達すること、それから布として仕上げること以外に織る上での喜びも楽しみもないわけですから、そりゃなまなかな姿勢では臨めんわな。