ヘアゴム完成

 今日はペンダントとヘアゴム作り。「一応ヘアゴムですよ」と主張するために適当にゴムを括り付けております。毎回何かしらやらかしておりますが、トリコロールの方はシェルをペンチで広げすぎて、プレスしなくてもすぽっと嵌まってしまいました。悲しい。嵌まるのはいいんだけど外れることもままあるため、接着剤で固定。昔の織りだし銀だしいいやということで、ビジューパーツで遊んでいます。

 本金の方はもったいないからパーツは貼らず。ココ・シャネルの精神で。

※ビジューを貼る角度を90度間違えた(´・ω・`) もう乾いてしまったので、足を取ってから貼り付けタイプのゴムを接着して対応します。スイングするパーツの付いたヘアゴムがあれば面白いかなと思っただけで、実用性は一切考慮していないので悪しからず。

篠笛は遠音に聴けと申します

 By 鯉沼廣行。私の錦も是非遠目にご覧ください。小さいけど。顔を近づけたら毒針が飛ぶ仕掛けを施してみましたので、お目がつぶれますとあらかじめ釘を刺しておきます。

 釘どころか尖った部分が指に刺さったり、蝶番を逆に嵌めたり、なかなか布の位置が定まらなかったり、模様合わせを前後逆にしてしまったり、さらには曲面が災いして模様合わせ自体が無意味だったりしましたが、なんとか眼鏡ケースが二つ完成。わしはもう疲れた。

 いずれも単色織りですが、下はちょっと図案をいじったせいで織りが気に入らず、上は余り糸を使いきりたかっただけなので色が気に入らず。やはりパステルカラーよのう。

 作業自体はシンプルなのに、錦の厚みもあり、意外に作りづらかったので、せめて五つは作らないと仕上がりに満足できない気がします。インナーもいびつになってしまったため、ある程度貼ってから周囲をカットして、出来るだけ内側に布を入れないようにしないといけないかも。包みボタンと同じで。

※誰が使うねんとか言われそう。わしや。難癖付ける人に言わしてくれ。セーター編みてえ。

※お薬手帳ケースはパスカラさんやで。最後に作るで。

ぶりっ子女と自称サバサバ女は

 まったく逆の存在というわけではなくて、精神の核はだいたい同じ。過剰に自意識を発露しつつ「私がここにおりますよー」とアピールするという部分では。だいたい本当にサバサバした人は自分のことをサバサバしているなんて多分言わないでしょうし、「中身は実はおっさんなのー」とか言う女に限って「外もじゃね?」と難癖付けられると途端に怒髪天を衝くという不思議に、我々メンズは翻弄されっぱなしです。いや、私がその手のことを口にしたわけじゃないからね、断っておくけど。

 まあ世間様からは人畜無害と思われがちな私でも、はっきり口には出さないとはいえ、その手のことを考えはするわけですよ。ドキをムネムネさせながら。実は先ほど湯江まで出かけてコスモス・ダイソー・エレナとまわって買い物をしてきたわけですけれど、コスモスで不思議なカップルに会ったんよ。どちらも五十代から六十代でいい歳なのに、女の方がやたらと派手なワンピースで、真っ赤なポロシャツの男にべったりくっついて甘える感じで、「シャルドネのやつぅ、シャルドネのやつぅ」と申しておりまして。鹿島錦保存会にはいないタイプ。脊髄反射でイラっとして「お前は水道水飲んどけ」と心中毒づいた次第。お子ならともかく、犬猫以外甘えは許さんということで。まあブリブリ女とサバサバ女に騙される男は少なくないんですがね。なんでそこまで騙されると呆れるくらいには、性善説万歳で解釈しているケースもしばしば。他人事だから放っておけですかそうですか。

 世の中ままならぬ。

※コスモスで、店を出て車に向かって歩くまでに、何かがアスファルトの上に落ちる音がしたため確認したら、アクアオーラのビーズが消毒ボトルから外れていました。よもやこんなところが切れるとはと思う箇所。午後から結び直します。ボトルカバーは端切れで充分やったで。毎日持ち歩いて一年ちょっとで交換するのがベストかも。今の端切れ(真ん中と上側)は、この間から織っているものと同じ図案になります。同じ中糸でも、40割と35割だと印象がかなり違う。

ハサミがない

 ティッシュもない。仕方なく繊細な手芸用ハサミで両面テープをカットしたり、いろんなところにボンドを垂らして「あぁぁぁぁああ」とわめきながらも、二つ完成。

 一個目、浮き綾の鹿子なんですけど、まあいいでしょう。検品は合格すると思う。多分。私この配色好きなんだわ。結構前に織ったやつですね。

 二個目は……ほんのりずれているような。織りもちょっと乱れているので、もしかしたら別の布で貼り直すかも。

 今回の提出物、ノルマは4個とのこと。2個をタクシー会社に差し上げて、2個は会で保管して配ったり配ったり配ったり配ったり配ったり配ったりするそうです。明日また別の布で作ります。両面テープのカット用に、テフロン加工されたハサミを買ってこないと。

こんなところからムスカリさん

 何がどうしてここから咲いたのかさっぱりわからない。雑草だと思い込んでいたのに。春になったら抜こうと予定していたのに。あやうく悲劇に見舞われるとこやったわ。さすがに球根から咲く花はたくましい。

 私も球根植物並みにたくましくならないといけない(ただしすぐ腐れやがるアネモネは除く)と思って、蝶の試作。成功か失敗かとひざ詰めで問い詰められたら「失敗です」としおしおのぱーにならないといけないくらいの出来ですが、作っている途中で「こうすればええんや」とひらめいたので、次に作る時は多分もっと綺麗に出来るはず。試作って大事やね。大事すぎてドキがムネムネするやね。実は見た目より布が要るので、糸掛けした時でないともったいなくて作れませんけどね。厚みが出る問題に関しては、細糸ならある程度相殺できるかも。

 この蝶、最初はかんざしにしようと考えていましたが、パーツとのバランスが悪すぎるためペンダントにすることに。アクアオーラのビーズが合いそう。使った布に関しては、これは初めての経験だったんですが、どう頑張っても押さえられなくて、段と段の間に隙間が空いてしまっているので、あまり使いたくなかったり。でも他に使えそうな布がなかったため致し方なし。思えばこの頃から肩に力が入っていなかったのかもしれない。綾織りの折り紙がもっと綺麗に出来るようになっら、蝶アクセ作りまくるで。枯れ木も山の賑わいならぬ、小物も展示の賑わいやで。

 ここしばらく編物と楽器の練習にはまっていたことに関しては、徐々に落ち着きつつあります。コンサ―ティーナさんに関しては完全にお暇願いました。インテリアグッズとして余生を過ごしてもらいます。なお、私の脳の仕様だと、どれだけチューニングに心を砕いても、弦の多さゆえかヴィオリラ&大正琴の音を雑音として捉えてしまうようなので、一弦から三弦を取っ払って四弦を二本張るという我流の構成に。CとG、あるいはDとGかGとGでチューニングして様子見。後はのんびり弦探し。ギター弦とかハープ弦とかいろいろ試してみたい。本当はピックではなく指で爪弾きたいんよ。

 編物も、今編んでいる母用のゆったりまっすぐベストを編み終えたら、多分しばらく落ち着きます。時間が無さすぎて鹿島錦がおろそかになっているため、次からはウェアは引き揃えでかぎ針編み、小物はストレッチ編みにして時間を捻出するようにしたいところ。

 これからACBに行って、展示用によさそうなものがないか見繕ってきます。ディスプレイ用の台が欲しい。

※最近Youtubeでやたらと将軍の動画を薦められるんですけど、ポリコレとは無縁だからこそ大変な評判になっているという分析に失笑。マジョリティの偏見や思い込みというフィルターを除外して、マイノリティの文化を過不足なく正しく表現するというのが本来のポリコレの趣旨なのだから、正しいポリコレを徹底したからこそ評判になっているだけなんですけどね。あとね、時代劇の描写が歴史的に正しいとは限らないんやで。これまでのアメリカ目線の勘違い丸出しの描き方と比べて、はるかに時代劇として正しい演出がされているのは認めますが、時代劇には時代劇の様式性があり、現実の歴史と比較した場合、簡略化されたり美化されたり、演出過多の部分も案外ある。水戸黄門にまさかの巻き台の佐賀錦が出てくるのと同じ。そのあたりをはき違えて解説してはいけません。

現状通販で買える唯一の窓口

 となっておりますかしまいろONLINE。皆大好きkasimamenのページに、新しい製品が追加された模様です。楽天にある鹿島錦はふるさと納税の分やでー。

 私が個人的にツボった製品二つの画像をかっぱらってまいりましたので紹介いたします。欲しいよう。銀を薬品で処理した変わり経紙の一種かな……。図案は多分「紗綾型綸子」だと思いますが、間違っていても責任は取らんでよ。

 パステルカラー(*´Д`)ハァハァ

※自分で作ったソフト金の名刺入れをわざと泉に落として「あなたが落としたのはこの本金の見目麗しい名刺入れですか? それとも最高級とされるプラチナの名刺入れですか?」と質問してくる女神に麻酔銃を即座に打ち込んで両方ゲットしたら、多分よろしおすえ。

何を迷っていたんでしょうか

 そもそも冬場にめかし込んで外出する機会なんてそうそうないんだから、好き勝手に防寒メインの実用的なものを編めばいいのに――と開き直って、いつたん編物の手を休め、成人式の記念品の作成に着手しました。考えあぐねて損した気分。緊急亀鼎談無事開催。布は何とか確保に成功。

 鹿島市に納品するものは「本金&二色以上の糸色」という縛りがあるため、その時々で織りたいものしか織らない私は、毎年必要な布をかき集めるのに苦労すんだわ。

 確かしおりとか厚紙が足りないはずなので、7日に持って行った時に不足分を買って仕上げます。ちゃんと封入前に清掃を兼ねて綿棒で消毒もするでー。

※鈎針編みにしても棒針編みにしても、編み機にしても、魔法の一本針にしても、ストレッチ編みにしても、凝った模様を手際よく編んで綺麗に作品を作れる人を、心の底から尊敬します。編物に関して私が人並みに凝ることが出来るのなんて、なんせ肩くらいのもんだからよう。まあ、現時点ではピケ編み(編める)と昇龍(怪しい)とストレッチ編みの基礎編み四種(かなり怪しい)くらいが関の山とはいえ、私には鹿島錦とマクラメという二大誤魔化しスキルがありますので、あの手この手で何とか着たままそこらに出るくらいなら問題ないレベルのウェアを編めるようになりたいです。亀励まし希望。

※二人=対談で、三人=鼎談(ていだん)やで。鼎は訓読みすると「かなえ」。古代中国で使われていた三本足の煮炊き用の道具。

カードケースを先に作った

 カードが二枚しか入らないわりに、自己主張の激しいペンダントになるでよ。許してクリシュナムルティ。展示用なので今回は繊細かつ安いチャームを使いましたが、がっつり接着できるものでないと首から掛けた時に恐ろしいことになりそうな気がします。次に作る時に要検討。

 裏地にはサイズ調整を間違えた水色の本革を使用。角度によっては上の方からこんにちは。もっとも、この手のこだわりは、さらにその上に貼り付けたカード入れが合皮なので意味ないかも。今回はスマホケースに貼り付けるタイプのものを。試作ということもあり、いずれ本側製に取替えます。印鑑入れより実用的なので、友達に配るのはこれにしようと今決めた。

 後は懐中時計を使ったペンダント。もう面倒なのでコードは結ばずバチカンのついたパーツを貼るだけにしようかな。

※チャームより錦のペンダントを貼り付けた方が良かったかもと反省。

マクラメ合わんかった

 チャームを付けた上に猫のナスカンを使うということで、ごちゃごちゃしすぎて、石のビーズもマクラメも致命的なほどに合いませんでしたので、シンプルに丸カンでつないだ次第。キーホルダーを二つということで出品予定リストを提出しているため

(´_ゝ`)「これどちらかというとペンダ……」
(‘ω’)ノ「キーホルダーです」

で通します。でも丸カンが貧弱すぎていいとこバッグチャームなんだわ。しかもイルカの方は六年前の布。びびる。これでもごちゃごちゃしている気がするので、エイブル入りする前に、ナスカンもシンプルなものに替えるかも。

 それぞれ必死こいて銅板を嵌めていますが、中糸では単色が限界。しかも一部剥離して浮いております。クラフトマルチの方を使えば良かった。

ヘラが持てない

 正確には「持てるけど腕が怠くて拾えない」。そういうわけで、今日は織らずにちょこちょこ細工。平織りの蝶をかんざしにしてみましたが、ちょっと地味かも。

※仮置きして写真を撮った後、貼り付ける時に蝶の向きを変えました。それだけですが落ち着いた感じ。出来れば本金で作りたかった。