開封の儀

 新しい古い経紙が届きましたので、昼休みに運動もせんと早速開封。綺麗な変わり経紙が多くて得した気分。もともと使われていた方は、砂子系がお好きだったのかな。強めに張ればそのまま織れそうなものもあれば、癖が強くついたものもありましたが、切れ端などを使って、水にさらして重りをつけて乾かしたらどれだけ癖が取れるかなど、いろいろ実験できそうです。紛金やソフト金、紛銀などは、何の迷いもなく平織りして裏地に出来るからよかった。

 以下、興味をひかれたものの写真です。白金砂子や黒金砂子、白漆、黒漆など、すでに持っているものは割愛。

①洋向、と書いてありました。そういう名前なんだろうか。ラメが入っていてキラキラしていて綺麗。癖も弱めですぐにでも織れそう。一押し。これだけでも購入代&送料の元が取れそう。

②薄いレインボーに細かい砂子というような感じ。こちらもすぐ織れそう。

③ちょっと癖が強めですが、茶系(銅系)の砂子。

④薬品で焼いたように仕上げた砂子系。

⑤一瞬青貝かと思いましたが、グラデーションを入れてありますね。神秘的。

⑥山本リンダ系。緋毛氈に見立てて何か作りたい。

⑦幅が狭いのと写真が判りづらいのがあれですが、銀(洋銀?)にホログラム風の加工がされています。綺麗ですが使いどころが難しそう。ペンダント向きかも。光の関係で黒っぽく写っていますが、実物ははるかに銀ですよ。

⑧銀にピンクと書いてありました。ほんのりピンクの着色をした後スプレーしたような印象。

⑨あ、これ⑤と一緒だ。黒漆に加工したような感じでした。

⑩そこはかとなく豊臣秀吉系(わかりますかね、言いたいこと)。

⑪これも幅が狭くて癖が強いのが口惜しい。ラベンダー系です。意地でも癖を伸ばして織って、ペンダントか何かを作ってみたい。

⑫からまっていたので解くのに難儀しました。青貝を明るくしたような感じ。

 ざっと整理してみた。癖を綺麗に伸ばす方法が見つかればいいなあ。水道水に浸してから干すと、もしかしたら水垢が付くかもしれませんね。