考え方が甘ぇんだよ

 表題のように罵られても仕方ないとは自分でも思いますけれど、幼き日より「離島や雪国に住んでみたい」という願いを抱き続けております。でも雪かきや自分一人での台風対策は面倒だから絶対いや。←こういうとこ

 両親を見送った後であれば、全国どこに移住してもいいかなあ。ただ、基本的に田舎&僻地指向の強い人間のため、九州以外だと熊の心配をせにゃならぬ。熊には遭遇したくはないですが、蛍の時期には蛍を観たいし、人知れず桜を愛でる場所も確保したい。飼えるなら犬も飼いたい。静かに錦を織ったり鶴を焼いたりしながら余生を過ごしたい。そういうことを考えると、時々のんびり旅行する程度で、やはり地元に残るのが一番なのかもしれない。

 話は変わりますが、以前うちの町内から鹿島錦保存会に参加されていた方のことを個人的に調べてみたのですが、その方が在籍当時に居住されていた行政区に何十年も住んでいる友人のご両親でも、ご存じなかった模様。転勤族という話も聞いていますから、そのあたりもあるのでしょう。煮詰まり。お手上げ。降参するしかない。もっとも同じ苗字の方は存じております。おそらくご親戚。機会があれば確認してみたい。

 新しい人が入会したと思ったら、なじみの人が退会。今後少子化に拍車がかかることを想定すると、鹿島錦保存会も、会員数を維持することすら今以上に難しくなるのは必須。学生時代に課外活動や部活動で錦を織った人たちが、Uターン就職するなど、いずれ何らかの形で「鹿島錦」を始めてくれないかなあと夢想するばかりです。特にメンズ。ええんやで先輩風吹かせても。展示の準備その他で積極的に働いてくれさえすれば。わしはもうちかれたびー。腰ももう砕けたびー。

※過去にかかわった五島出身者は二人。どちらも「五島には絶対戻らん!!」と断言していました。別の離島出身者は特に嫌がってまではいなかったかな。ほんの一時期、しかも偶然かかわっただけですけど、三人とも元気でいてくれることを願います。

※離島に移住するとしたら、伊王島か屋久島、対馬、五島、平戸あたりかなあ。まあ平戸や伊王島は、橋でつながるなんちゃって離島ですよね、今では。佐賀の離島は唐津の方に集中しているので、県南部のこちらからだと、縁遠いイメージ。