情報豆乳

 違った。投入。

 昨日図書館から借りてきた本を眺めていて、昨夜私が試した編み方以外にも底の作り方があるのを発見。こっちの方が安定しそうと思いながら、さらに別の本をひもといてみたら、おージーザス、編まずに籠的なものを作る方法が載っておりました。これは時間の節約になりそうとしばし小躍り。私は鹿島錦を貼る土台を自分で作りたいだけで、別に販売用の籠を多数作成したいわけではないですから、渡りに船。

 手法としては既知の物でしたが、「あ、これもそういえば使えるんだ」と、新たな解釈を得ることが出来ました。終わりよければすべてよし。障子紙も無駄にならない。早速明日から下準備に入ります。

 まあ、いずれは自分で編んで本格的な籠を作りたいという思いはありますが、今は鹿島錦を中心に据えたいわけですよ。生前の大先生に、「あなたも多分織りにはまったら寝食忘れるタイプよー」と言われたのですけど、それが結構なくびきとなっております。いい意味で。大先生の近くにずっと座っていたのでわかるのですが、大先生の場合、保存会の会員を、「遊び半分で織っている(ように見える)人」と「錦に情熱を注げることが出来る人」という区分で眺めておいでのようでした。ただしこれは巧拙とは無縁の分け方。技術的には未熟でも、錦に真摯に取り組んでいる人の方がお好きなご様子でしたね。

※ちなみに「私(大先生のこと)以外にも寝食忘れるタイプの人がいるのよー」とあげられていたのが、鹿島錦初心者練習日記のy-chiさんと、昨年退会されたFさんでした。考えてみたらお二方とも自分の図案をがんがん描くタイプ。他にはムードメーカーのOさんのことも相当お気に入りだったんですよねえ。大先生の理想の「皆で楽しく錦を織る」を地でいく方なので。

※大先生とA先生の各種漫才が忘れられない(´;ω;`)

※その技法というのは、まあ早い話が張り子なんですけど、すでにさまざまな形の張り子のバッグがある(by コシェルドゥ様)ことからも、素人レベルでもいろんな楽しみ方が可能なのではないかと。アレルギー体質ということもあり、さすがに漆にまでは手が出せないので、いつものなんちゃって系のやり方でごー。

 ごー(‘ω’)ノ。