「手抜き」発言について

 優先すべきは織り台の準備ということで、織り台入れをこさえる前に引っ張り紙を貼る準備。

 ところで、我が家の昨日の夕食はひつまぶしだったのですけど、昼間は私も母も片づけ物をしていて時間が無かったため、汁物にちょっとお高めのインスタント味噌汁&かきたま汁を使ったのですよ。そうしたら父から即「手抜き」と言われまして、脊髄反射でむかっ腹立った次第。

 そもそもお前が家の中を散らかしまくるから我々が水際作戦で――という家庭の事情はさておき、この「手抜き」発言をする側って、本当、何も考えていないみたいで、それに関して憤るやらあきれるやら。誰だって時間がない時とか疲れて料理したくない時とかあるじゃないですか。作れば作ったで味がどうこう言われ、市販の素材を使えば「手抜き」と言われ。こういう場合どう対処するのが正解かといったら 射殺 無視するしかないのが腹立たしい。言われる側として言う側に断言しますが、即座に離婚を切り出されても仕方のない暴言だからね、「手抜き」は。うちの場合は言う側が親だから離婚は出来ませんが、とりあえずラキソベロン盛らせろくらいの気持ちにはなります。トイレで己の言動を悔いるがいい。

 それにしても、場が和むと思って口に出しているなら逆効果。ほどよく湿った鼻の穴でアジサイの差し芽を育てて、梅雨時に綺麗に咲かせてくれた方がよほど和む。