糸掛けの前に試作

 画像検索で名前が判明。ありがとうgoogleレンズ。先日の教室でAさんからいただいた手芸作品です。「ハーダンガー」というロボットアニメみたいな名前。御親戚の方が製作されているらしいのですけど、防水加工できんかねーという話がありまして、紙用のラミネートフィルムだと多分汚くなるので、昭和のテーブルクロス風に塩化ビニルで包む作戦でいこうと思ってダイソーを物色。本当はシート状の物がよかったのですけど見つからず、かろうじて買えた軟質カードケースに封入したのがこちら。

 Youtubeでよく縫わないバッグの材料になっているあれです。熱で加工しやすくなるし、融点ギリギリをせめれば固着するので、170度前後になるであろうと予想して購入した中古の550円@ACB諫早店のヘアアイロンで挟んで熱処理しました。多分衣類用のアイロンの方が早い。設定は中温がよろしかろう。あるいはあて布をして高温か。ガス化にはくれぐれもご注意を。フリーハンドで切っているため縁がガタガタなのはご愛敬。固定してからローラーカッターとかで切ればもっと綺麗に処理できるはず。角もかどまるくんを使うのが理想かな。

 防水という点に関しては、多分液体に長時間浸すような極端な使い方をしない限りは、これで充分かと。花瓶敷きにもよさそうですね。汚れても拭く程度で洗いまではすまい。作り方を確認したら面倒くさいと脊髄反射で声に出たくらい手が込んでいるステキ手芸です、ハーダンガー。ちなみにこれ、レースではなく刺繍だそうです。

 せっかくなので、Aさんに見せてから、木目込みテディベアの下に敷きます。

※鹿島錦&塩ビでも何か出来そうな気が、そこはかとなくしてきた。とりあえず錦の花瓶敷でも作ろうか。レジンやラミネートフィルム、カボションなどは錦が死ぬ感じがしますが、これだと大丈夫かも。糸を押さえつけないのがいいですね。軟質カードケースに関して調べてみたらA1サイズまでありました。

※仕事用に使っているトートバッグが結構へたっております。買い替えを検討していたところですので、人生初の痛バッグを買って錦を入れてみます。推しとか別におらんでよう。よさそうなら作品展と文化祭に出した後普段使いにします。