いろいろ検索したところ

 大正琴でコード(風)に弾きたい場合は、開放弦をDとGに調弦すればいいのだとか。弦を一本張り替えて太いものにして、一五一会みたいに1オクターブ違いで二本ずつにしても問題ないんでしょうか。ただでえさえろくすっぽわかっていないコードが、いよいよまるきりわからないまま終わりそうな気もしますが、あくまでも趣味の一環なので、別にいいか。そもそもが笛っ子ですもの。単音楽器の人ですもの。

 余談ですが、キーを外してヌーディーにした大正琴、フレット上で指を移動するという動きに、一向に慣れません。移動の幅が大きすぎる。これが笛の仲間なら、固定した場所で指を上げたり下げたりするだけで済むのに。直接フレットを押さえていると指が疲れて編物や鹿島錦どころではないため、今のヌーディー大正琴は秘匿して、キーが壊れていないヴィオリラの弦を張り替えて、指の負担を軽減しつつ、擦弦撥弦どちらにも対応できるようにした方がいいのかも。なおキーカバー(正式名称は「天板」だとか)はショッピングモール内の託児所レベルに奔放に出来るフリースペースなので、鹿島錦も貼り放題。風の噂では楽器を改造しましたという記事を上げると「あなたには音楽を楽しむ資格はない!!」と楽器ポリスが出動するそうですが、この部分での多少のやんちゃは音には影響しないはずなので、温かい目で見守ってほしい。

 

 鹿島錦といえば、春の作品展の搬入日になっている19日までに、文化祭で作ったのと同じ、ICカードなどが2枚だけ入るタイプのカード入れをいくつか作る気でおります。今回はそれとか、くるみボタンを使った小物類でお茶を濁す所存。毎年似たようなことを書いている気がしますが、もともと大物作りは性格的に向いていないし、さらには技術もねえんだわ。皆が皆大物ばかり作ったら展示スペースの確保もてぇへんなもんでよう。お前のお茶は濁りまくりで毎年到底飲めやしねえと苦情が来そう。去年はそれでもテレビや新聞で撮影してもらったんですけどね。今後も鹿島錦保存会に関しては、枯れ木も山の賑わいという言葉を座右の銘にして続けていきます。船頭多くして舟山に上るって諺があるではないですか。上手な人やエキスパートは、特に初心者教室には二、三人いればいいような気がする。

 カード入れは、せっかくの鹿島錦製ということで、ペンダントになるチャームを貼り付けて、リールコードだったり首掛けにする気満々。肉球が可愛かったので肉球チャーム注文してみたで。しっかり接着できるサイズにしました。肉球部分がぷにぷにしていたらなおいいのですが、ソフトレジンとかならいけるのか。